11/29・30開催|網代漁港で釣りトライアル予約開始
ベストカレンダー編集部
2025年11月1日 15:13
網代漁港釣りトライアル
開催期間:11月29日〜11月30日
熱海・網代漁港 北防波堤で試験的に釣り利用を再開 — 予約は本日開始
株式会社ウミゴーが発表したプレスリリースによれば、静岡県熱海市の網代漁港北防波堤において、長年立ち入り禁止だったエリアを日時を限定して一部開放する「釣り利用トライアル」が実施されます。第一回の体験予約は発表日である2025年11月1日から、スマホアプリ『UMIGO(海釣りGO)』を通じて開始されます。
本トライアルは、地域の漁業関係者や地域団体、サービス提供事業者が役割を分担して実施するもので、運営主体やシステムサポートなどの体制も明記されています。参加は完全予約制で、事前決済が必要となるなど、運営上のルールが設定されています。
- 発表元と日時
- 株式会社ウミゴー/2025年11月1日 00:04
- 事業主体・運営・サポート
-
- 事業主体: いとう漁協網代支所(所在地: 静岡県熱海市網代、運営委員長: 菊地賢次)
- 運営: 一般社団法人あじろ家守舎(所在地: 静岡県熱海市網代、代表理事: 山崎明洋)
- システムサポート: 株式会社ウミゴー(所在地: 静岡県賀茂郡西伊豆町、代表取締役: 國村大喜)
第1回・第2回トライアルの内容と開催スケジュール
トライアルは2回に分けて実施されます。第1回は堤防での釣り利用を午前・午後の二部制で行い、第2回は釣りの後に料理体験を組み合わせた内容を予定しています。
両回ともに、拠点として旧網代小学校跡地を活用する地域交流拠点『AJIRO MUSUBI(網代むすび)』を利用できます。拠点施設には食堂やキッズスペース、魚の処理に使用できる屋外シンクが備わっており、駐車場も確保されています。
第1回:釣り利用トライアル(11月29日・30日)
開催日は2025年11月29日(土)と11月30日(日)で、予約受付は2025年11月1日(土)から開始されます。各日とも午前の部と午後の部に分かれ、1回あたりの定員は15名です。
スケジュールや料金、定員などの詳細は以下の通りです。参加にはアプリによる事前予約とカード決済が必須で、当日はスムーズに受付が行えるよう手続きが整備されています。
| 開催日 | 2025年11月29日(土)、11月30日(日) |
|---|---|
| 時間 | 午前の部 8:30〜12:30 / 午後の部 12:30〜16:30 |
| 定員 | 釣り利用 15名(午前の部/午後の部それぞれ) |
| 駐車台数 | 20台(終日/駐車は8:00〜17:00) |
| 料金 | 釣り利用 半日: 大人 1,200円/小人(小学生以下)600円、駐車 300円/台(終日) |
第1回の釣り場運用ルールと注意点
釣り場は北防波堤の内部に設けられた指定エリアで、これまで立ち入り禁止だったエリアを部分的に解放してのトライアル実施です。釣りは堤防内側の指定エリアでのみ許可され、釣り行為はすべて10メートル以内に限定されます。
ルアー釣り、ウキ釣り、チョイ投げなどの手法も10メートルの制限内であれば許可されます。安全確保と漁業・地域との共存を目的に厳格な運用ルールが設けられている点に留意が必要です。
- 申込方法
- スマホアプリ『UMIGO(海釣りGO)』からの予約とカード事前決済が必須。アプリ以外での申込は不可。
- キャンセルポリシー
- 前日までキャンセル可能。中止判断がなされた場合は前日15:00までに連絡し、利用料金を返金。
- 安全管理
- 予約申込者および運営スタッフ以外の無断立ち入りは従来通り禁止。トライアル実施日を含むすべての日程で関係者以外の入場は認められない。
AJIRO MUSUBIの設備と利用案内
旧網代小学校の利活用拠点『AJIRO MUSUBI』は今回のトライアルのベース基地として活用可能です。施設1階の『むすび食堂』では地元食材を使った食事が提供され、キッズスペースや魚の下処理・道具洗浄用の屋外シンクがあります。
捌いた魚のアラは引き取り、コンポストでの堆肥処理を計画していると明記されています。駐車場は校庭跡地に設けられており、堤防まではおよそ250mの距離があるため荷物の多い参加者はカート等の持参が推奨されています。
第2回:料理体験付き釣り利用トライアル(2026年1月24日)
第2回は『あじろ おさかなイベント(仮)〜魚を釣って、漁師めしを作って食べよう!〜』として、2026年1月24日(土)に開催予定です。釣りの後に料理体験を組み合わせ、釣った魚をその場で調理・試食する流れを想定しています。
第2回の予約開始は年末年始頃を予定しているとされ、詳細は今後の案内で確定する予定です。第1回の運用状況を踏まえて、体験プログラムの具体的な内容や募集方法が決定されます。
背景:網代の漁業歴史と立入禁止解除までの経緯
網代は古くから相模湾の豊かな海産資源に育まれ、漁業で栄えた歴史を持つ漁師町です。昭和中期には干物店が軒を連ねる『網代干物銀座』として知られ、現在も温泉地としての魅力とともに漁師町の風情を残しています。
一方、網代漁港北防波堤については、路上駐車やごみの放置などマナーの問題により2016年から立ち入り禁止が徹底されていました。2023年の一部法改正(漁港及び漁場の整備等に関する法律)や水産庁の海業振興施策を受け、釣り利用の再開に向けた検討が進み、今回のトライアル実施に至ったと説明されています。
- 2016年: 立ち入り禁止の徹底(路上駐車・ごみ問題による)
- 2023年: 法改正と海業振興の流れで再検討が開始
- 2025年: トライアルの実施決定および予約開始
申込方法、関連サービスと問い合わせ先
本トライアルは、釣り場管理サービス『海釣りGO』を活用し、予約から決済までをアプリ『UMIGO』で完結する仕組みです。利用者はアプリで空き状況を確認し、決済を済ませることで当日の受付がスムーズになります。
アプリ以外の申し込みは一切受け付けられない点、また安全管理の観点から無断の立ち入りが引き続き禁止される点に注意が必要です。悪天候等による中止の際は前日15:00までに連絡があり、利用料金は返金されます。
- トライアルサービスサイト: https://umigo.co.jp/ajiro-fishing-port/
- いとう漁業協同組合ホームページ: http://www.soitoshigyokyo.jf-net.ne.jp/
- AJIRO MUSUBI ホームページ: https://www.ajiromusubi.jp/
- アプリ『UMIGO』ホームページ: https://umigo.co.jp
- 問い合わせ先(トライアルに関するお問い合わせ)
- 一般社団法人あじろ家守舎: contact@ajiroyamorisha.or.jp
- 株式会社ウミゴー: info@umigo.co.jp
| 発表者 | 株式会社ウミゴー(発表日: 2025年11月1日 00:04) |
|---|---|
| 事業主体 | いとう漁協網代支所(運営委員長: 菊地賢次) |
| 運営 | 一般社団法人あじろ家守舎(代表理事: 山崎明洋) |
| システムサポート | 株式会社ウミゴー(代表取締役: 國村大喜) |
| 第1回開催日 | 2025年11月29日(土)、11月30日(日) |
| 第1回予約開始 | 2025年11月1日(土) |
| 第2回開催日 | 2026年1月24日(土) |
| 第2回予約開始 | 年末年始頃を予定 |
| 時間 | AM 8:30〜12:30 / PM 12:30〜16:30 |
| 定員 | 釣り利用 15名/部、駐車 20台 |
| 料金 | 釣り利用 半日: 大人 1,200円・小人 600円、駐車 300円/台 |
| 申込方法 | アプリ『UMIGO(海釣りGO)』による事前予約・カード決済のみ |
| 中止判断 | 悪天候等により中止。前日15:00までに連絡し返金対応。 |
| 拠点施設 | AJIRO MUSUBI(旧網代小学校): むすび食堂、キッズスペース、屋外シンク等 |
| 連絡先 | contact@ajiroyamorisha.or.jp / info@umigo.co.jp |
| 関連URL | https://umigo.co.jp/ajiro-fishing-port/ / https://www.ajiromusubi.jp/ / http://www.soitoshigyokyo.jf-net.ne.jp/ / https://umigo.co.jp |
本記事では網代漁港北防波堤における釣り利用トライアルの開催概要、運営体制、申込方法、施設利用や安全・運用ルール、背景となる経緯を整理して紹介しました。参加を検討する場合は、申込方法がアプリ限定である点や10メートル以内の釣り制限、駐車場位置(AJIRO MUSUBIの校庭跡地/堤防まで約250m)などの条件をあらかじめ確認してください。
参考リンク: