なごみが彩ったサツコレ2025AWの豪華出演レポ

サツコレ2025AW開催

開催日:11月1日

サツコレ2025AW開催
サツコレ2025AWっていつどこで開催されたの?
2025年11月1日(土)に札幌の北海道立総合体育センター(愛称:北海きたえーる)で開催。約3,470人が来場し「ICE MONSTER」テーマで約4時間半のステージが行われました。
当日の様子はどこで見られるの?
当日はライブ配信アプリ「ミクチャ」で無料配信され、X/Instagram/TikTokの公式アカウントでも一部公開。ハッシュタグ「#サツコレ」「#サツコレ25AW」で投稿が見つかります。

札幌の冬を彩った「ICE MONSTER」――サツコレ2025AW 開催レポート

2025年11月1日(土)、北海道最大級のファッションイベントSAPPORO COLLECTION 2025 AUTUMN/WINTER(略称:サツコレ2025AW)が札幌市豊平区の北海道立総合体育センター(愛称:北海きたえーる)で開催されました。会場には全国からのべ約3,470名が集まり、23回目の開催となる本イベントは、テーマ「ICE MONSTER」のもと約4時間半におよぶ充実のステージを展開しました。

今回のテーマ「ICE MONSTER」は、個性を尊重し支え合いながら自然と共に生きる「強くしなやかな在り方」を表現するものです。会場演出、ファッション、パフォーマンスを通じてその世界観が提示され、120名以上の出演者が多彩な見せ場をつくりました。

開催の基本データと配信体制

イベントは12:30開場、14:00開演というスケジュールで実施されました。会場所在地は札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号で、会場案内は公式サイト(http://www.kitayell.jp/)で確認できます。

当日の模様は、株式会社DONUTS(東京都渋谷区、代表取締役:西村啓成)が開発・運営するライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」で無料配信され、さらにX、Instagram、TikTokのサツコレ公式アカウントでもステージの一部が配信されました。SNSでは当日以降もステージ映像や出演者コメントが順次投稿される予定です。公式アカウントは以下の通りです。

ステージの構成と注目パフォーマンス

当日はオープニングアクトから始まり、1st STAGE、各ブランドのファッションステージ、メディアタイアップステージ、ショーイングやトークまで、多彩なプログラムが連続しました。約4時間半にわたり、歌唱、ダンス、ランウェイ、トークといった要素がバランスよく配されました。

オープニングからラストまでの流れは、会場の熱量を維持する演出と出演者の多様性が特徴です。以下に各パートの詳細を列挙します。

オープニングアクト(6組)

オープニングは6組のアクトでスタート。場内の注目を一気に集める構成でした。

  • :楽曲「Bloom in the Dark」を披露。力強い歌声とパフォーマンスで会場に導入を作りました。
  • かめれおん。:透明感のある歌声で「エスケープ」を歌唱。
  • ROYAL NOVICE(6人組メンズグループ):「Makuake」「ReasoN」を披露し、テクニカルなラップとダンスで会場を引き上げました。
  • ALL IN(8人組/3回連続出演):楽曲「罵罵罵」「シャバNight?」を披露。
  • Peel the Apple(7人組アイドル):「めっちゃちっちゃらぶ」「まだ君を好きでもいいですか?」の2曲で観客を魅了しました。
  • 瀬名ちひろ:「寂しい私にハイティーを」「両片想い」を歌唱し、オープニングの締めを飾りました。

1st STAGE とファッションステージ

1st STAGEは地元札幌を拠点に活動するダンスグループVAGUEが「ICE MONSTER」の世界観を具現化した鋭くしなやかなパフォーマンスで開幕しました。以降はブランド別にファッションステージが展開され、冬のトレンドや個性あふれるコーディネートが披露されました。

各ブランドステージの出演者と特徴は以下の通りです。

Darich STAGE(ファーストフェイス:なごみ)

ファーストフェイスを務めたなごみは雪景色に映えるブラックコーデで登場し、会場から大きな歓声を集めました。おさき、希空、中川紅葉、二宮沙奈、りんか、塚本恋乃葉、さくら、みゆらがミニ丈ボトムスとロングブーツを合わせた冬らしいフェミニンカジュアルを披露。ステージ内ミニフィナーレではバッグや帽子などのアイテムを客席へ投げ込みプレゼントする演出も行われました。

このステージは華やかさと来場者参加型の演出が同居し、サツコレの幕開けにふさわしい内容でした。

ASYMM STAGE

サツコレ初登場のステージで、出演はとうあ、花山瑞貴、runa、yurie、景井ひな、村瀬紗英。モノトーンをベースに鮮やかなブルーを差し色にしたコーディネートで、型にはまらない自分らしさを演出しました。

ブランドの世界観を色と形で表現し、観客に新たなスタイル提案を行いました。

merry jenny STAGE

小川奈々子(CANDY TUNE)、moeri、かのん、三浦理奈、denise、sea、本田紗来、立花琴未(CANDY TUNE)らが、リボンやフリルを多用したガーリースタイルを披露。乙女心をくすぐるファンタジックな世界観が会場を包みました。

若年層に向けた可愛らしい表現が中心のステージです。

Maison Shun Ishizawa STAGE(メンズ中心)

唯一のメンズウェア中心のステージとして、GYUTAE、アリアナさくら、miku、北里琉、sakura、西島蓮汰(OCTPATH)、元之介、marimo、平美乃理、そして北海道出身の丸山礼が登場。スカジャン、ジャージ、デニムといったカジュアルアイテムを武骨で洗練されたスタイリングで着こなし、メンズ冬ファッションの幅を提示しました。

丸山礼は北海道出身である点も会場や地元メディアにとって注目のポイントとなりました。

MC とトーク、締めのゲスト

今回のMCは北海道出身のお笑い芸人バービーと、ABEMAアナウンサーで『サツコレ2024AW』以来となる西澤由夏が務めました。バービーはモデルとしての出演経験もあり、会場の盛り上がりに合わせたトークでステージを牽引しました。

ステージのトリを務めたのはタレント・グラビアアイドルの熊田曜子。鍛え上げられたプロポーションを生かしたへそ出しスタイルで登場し、北海道の食文化について「パフェやジンギスカンも訪れて楽しんだ」といったコメントを残しました。

メディア連携、ショー以外の展示・ブースの取り組み

サツコレは単なるファッションショーにとどまらず、メディア連携や地域連携、サスティナブルな取り組みを包括的に紹介する場としても機能しました。出展ブースや連携企画が来場者の関心を高める役割を果たしました。

ここからはメディアタイアップ、ショー以外の注目コンテンツ、来場者が体験できた取り組みを詳述します。

メディアタイアップと特別ステージ

雑誌や番組とのタイアップステージも複数組まれ、モデルやタレントによるトーク、誌面告知などが行われました。

  • Zipperステージ:登場はこーくん、すみぽん(高倉菫)、蒼井羽音、おめぐ、めっちゃん、まいちん、晴斗、PINS、山口もあ。重ね着やアクセサリーまでこだわるスタイリングを披露し、トークパートでは蒼井羽音と山口もあがランウェイの感想や今後の挑戦について語りました。『Zipper』2025年秋号(2025年9月30日発売)に関する告知も行われました。
  • 『今日、好きになりました。ステージ』:恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』から長浜広奈、時田音々、永瀬さら、紗和が出演。また“けんみあ”(中村健太朗&藤田みあ)、“かなりの”(河村叶翔&相塲星音)といったカップルも登場し、等身大の“恋”と“青春”を披露しました。出演中の見どころ紹介や出演者の率直な感想がトークで共有されました。

SHOOTING ACT と音楽関連

音楽面では、2025年8月デビューのメンズグループONSENSEがデビューシングル「YUAKE」と2ndシングル「とんでって」を披露し、優しい歌声で会場を包みました。

このほか、さまざまなアーティストやグループがステージでパフォーマンスを行い、音楽とファッションの融合を図りました。

BOOTH TIME と地域・サスティナブルの取り組み

ブレイクタイムではリポーターの小俣彩織が出展ブースを紹介。北海道内の服飾・ファッションを学ぶ学生たちによるリメイク作品展示には、以下の教育機関が参加しました。

  • 学校法人谷内学園 北海道文化服装専門学校
  • 札幌ファッションデザイン専門学校 DOREME
  • 北翔大学 芸術学科 服飾美術分野

学生たちはリユース素材を再構築した衣装を出展し、「サスティナブル×ファッション」の新しい可能性を提示しました。また札幌市の「3Rチャレンジ」ブースでは、Reduce・Reuse・Recycleをテーマに古着回収やごみ減量の意識宣言ボードを設置し、アンケート回答者にはノベルティを配布するなど参加型の取り組みが行われました。

環境省ブースには、前回サツコレ2025SSで来場者から回収した古着を素材に、デザインチーム「PANDEMIXXX」が制作した大型のクマのぬいぐるみが展示されました。仕様は高さ2.3m、横幅1.5m、重さ約60kgで、衣類リサイクルの重要性を伝えるシンボルとしてフォトスポットになっていました。

その他のブース出展例

来場者が体験できた出展や提供の一例として、以下が報告されています。

  • 札幌市子ども未来局ブース:保育士・幼稚園教諭の仕事紹介や「保育士診断」、診断結果に合わせたフォトフレームでの記念撮影が体験できるコーナー。
  • 人生4カットブース:韓国発のプリント写真機による当日限定デザインのフレームでの撮影体験。ありのままの撮影を楽しむ若者に人気でした。
  • エスターフォーミュラ:口腔内で溶かすフィルムタイプのインナービューティー「GLTダイレクト」を紹介し、SNS登録やくじ引きプレゼントが行われました。
  • JAさっぽろ×donkmodel(SATSU♡VEGEプロジェクト):先着200名に札幌産旬食材を使った特製メニューを無料提供。ブースリポーター小俣沙織、モデルで管理栄養士の大野ユリエが生産者取材を行い、宮の森フランセス教会グランドシェフ貴田岡憲一氏が開発したメニューが提供されました。

出演者一覧と今後の案内

今回の出演者は歌手、ダンスグループ、モデル、アイドル、タレントなど多岐にわたり、会場に彩りを添えました。以下は本文に登場した出演者の一覧(抜粋ではなく本文の情報を網羅)です。

  • 櫻、かめれおん。、ROYAL NOVICE、ALL IN、Peel the Apple、瀬名ちひろ
  • VAGUE(ダンスグループ)
  • なごみ(Darich STAGE ファーストフェイス)、おさき、希空、中川紅葉、二宮沙奈、りんか、塚本恋乃葉、さくら、みゆ
  • とうあ、花山瑞貴、runa、yurie、景井ひな、村瀬紗英(ASYMM STAGE)
  • 小川奈々子(CANDY TUNE)、moeri、かのん、三浦理奈、denise、sea、本田紗来、立花琴未(CANDY TUNE)(merry jenny STAGE)
  • GYUTAE、アリアナさくら、miku、北里琉、sakura、西島蓮汰(OCTPATH)、元之介、marimo、平美乃理、丸山礼(Maison Shun Ishizawa STAGE)
  • バービー(MC)、西澤由夏(ABEMAアナウンサー/MC)
  • 熊田曜子(トリ)および高橋かの、恋瀬ことり(理想の少女)、かすみん、Ayana、平井こと、けーすけ、あさお、桧垣果穂(Luce Twinkle Wink☆)、足森いづみ(天空音パレード)
  • Zipperステージ:こーくん、すみぽん(高倉菫)、蒼井羽音、おめぐ、めっちゃん、まいちん、晴斗、PINS、山口もあ
  • ONSENSE(デビューグループ)
  • 『今日、好きになりました。』出演:長浜広奈、時田音々、永瀬さら、紗和、けんみあ(中村健太朗&藤田みあ)、かなりの(河村叶翔&相塲星音)

次回開催の発表も行われ、SAPPORO COLLECTION 2026 SPRING/SUMMER(サツコレ2026SS)2026年5月17日(日)に札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)で開催されることがステージ上で告知されました。チケット販売や詳細は公式サイトにて随時案内されます。

公式サイト(イベント情報・チケット等): https://sapporo-collection.jp/

メディア配信・運営情報

ライブ配信はDONUTSが運営する「ミクチャ」にて無料で配信され、運営企業情報としては株式会社DONUTS(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:西村啓成)が本配信を担当しました。リアル来場とオンライン視聴のハイブリッド体制で幅広い層へ情報が届けられました。

SNSではハッシュタグ「#サツコレ」「#サツコレ25AW」で投稿が集約されており、ステージ映像や出演者コメントが順次アップされる予定です。

要点の整理(本記事のまとめ)

以下の表は、本記事で触れたサツコレ2025AWの主要情報を整理したものです。開催概要、テーマ、来場者数、主要出演者、配信・連携情報などを一覧にまとめました。

項目 内容
イベント名 SAPPORO COLLECTION 2025 AUTUMN/WINTER(サツコレ2025AW)
開催日 2025年11月1日(土)(12:30開場 / 14:00開演)
会場 北海道立総合体育センター(愛称:北海きたえーる)
所在地:札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号
テーマ ICE MONSTER(個性を認め合い自然と共に生きる在り方の表現)
来場者数 のべ約3,470名
ステージ規模 120名以上の出演者、約4時間半のプログラム
配信 「ミクチャ」(株式会社DONUTS運営/無料配信)および公式SNS(X・Instagram・TikTok)
主な出演/登場人物 櫻、かめれおん。、ROYAL NOVICE、ALL IN、Peel the Apple、瀬名ちひろ、VAGUE、なごみ、とうあ、花山瑞貴、景井ひな、村瀬紗英、丸山礼、熊田曜子、ONSENSE、ほか多数(本文参照)
MC バービー(お笑い芸人/北海道出身)、西澤由夏(ABEMAアナウンサー)
サスティナブル/地域連携 学生リメイク展示(北海道文化服装専門学校、札幌ファッションデザイン専門学校 DOREME、北翔大学)、札幌市3Rチャレンジ、環境省×PANDEMIXXXの古着再生クマぬいぐるみ(高さ2.3m×横1.5m・約60kg)、JAさっぽろ×donkmodel(SATSU♡VEGE)等
次回開催 SAPPORO COLLECTION 2026 SPRING/SUMMER(サツコレ2026SS)
開催日:2026年5月17日(日)
会場:札幌コンベンションセンター
公式サイト https://sapporo-collection.jp/

上記は本記事で触れたサツコレ2025AWの主要事項を整理したものであり、会場で実施された各種ステージ、ブース、出演者、配信や次回案内まで本文で記載した情報を反映しています。今後のイベント動向やチケット情報は公式サイトおよび公式SNSを参照してください。

参考リンク: