11/21開幕 RETHAEL展「皮から革へ」淡路で職人技を体感

皮から革へ展

開催期間:11月21日〜12月17日

皮から革へ展
行けば何が体験できるの?
RETHAELの全ラインナップを手に取れるほか、原皮からタンニングまでの工程写真や作業風景、革サンプルで質感や温度、素材の来歴を直接体感できます。
スタッフに会える日はある?
RETHAELスタッフは会期初日の2025年11月21日と翌22日に在廊予定。会場は淡路島のHIRAMATSUGUMIで開館は火・水・金・土の11:00〜17:00です。

RETHAELと中嶋皮革工業所:素材が語る歴史と技術

レザーバッグブランドRETHAEL(レサエル)が、2025年11月21日から12月17日まで、淡路島のHIRAMATSUGUMIにてエキシビジョン「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」を開催します。本展は、RETHAELの製品群を紹介するだけでなく、革が「皮」から「革」へと変わる工程、その背景にある職人の技術や日常の気配を空間全体で伝えることを目的としています。

RETHAELが使用する革は、兵庫県たつの市に拠点を置く中嶋皮革工業所の良質な原皮から生まれたオリジナルレザーです。たつの市は温暖な気候、豊かな水と塩に恵まれ、古くから皮革産業が発展してきた産地でありながら、一般には十分に知られていない側面があります。本企画は、RETHAELとHIRAMATSUGUMIのメンバーが今夏に中嶋皮革工業所を訪ねたことを契機に立ち上がりました。

「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」レザーバッグブランド RETHAEL、エキシビジョンをHIRAMATSUGUMIにて開催 画像 2

訪問を機に見えたもの

現場で目にしたのは、原皮が職人の手によって時間をかけて鞣され、しなやかで表情豊かな革へと変わっていく過程でした。その過程には物理的な工程だけでなく、日々の営みとして蓄積された技術が深く関わっていることが伝わってきます。

本展はその「目に見える変化」と「目には見えない気配」の両方を伝える試みです。写真や作業風景の記録、サンプル展示を通して、来場者が皮革の背後にある地域性や手仕事の蓄積を体感できる構成になります。

「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」レザーバッグブランド RETHAEL、エキシビジョンをHIRAMATSUGUMIにて開催 画像 3

展示の構成:触れて、確かめる革の世界

展示はRETHAELの全ラインナップを手に取れる形で紹介します。実際に触れることで、革の質感や温度、気配を直接感じられる設計です。RETHAEL製品としては、SHOULDER M、TABLET CASE M、POUCH、CARD CASEなどが並びます。

さらに、革が「皮」から「革」へ変わる工程を伝えるコーナーを設け、鞣しや仕上げに関するプロセスの説明、作業風景の写真展示(中嶋皮革工業所_作業風景)を通じて、素材の来歴と作り手の手仕事を可視化します。

「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」レザーバッグブランド RETHAEL、エキシビジョンをHIRAMATSUGUMIにて開催 画像 4

展示の見どころと体験要素

  • RETHAELの全ラインナップを実際に手に取って確認できる販売・展示
  • 原皮からタンニングまでのプロセスを示す写真と資料展示
  • 革の質感や温度を体感できるサンプル配置
  • 作業の気配を伝える空間設計(素材そのもののにおいや質感を尊重した配置)

展示にあたっては、日常に寄り添う“革”の奥にある命の営みと技術の積み重ねを伝えることを重視しています。単なる商品の展示にとどまらず、来場者が素材の背景を理解できる場を目指します。

「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」レザーバッグブランド RETHAEL、エキシビジョンをHIRAMATSUGUMIにて開催 画像 5

開催概要と来場に際しての情報

本展の正式名称はFrom Skin to Leather ― 皮から革へ ―です。会期は2025年11月21日(金)から12月17日(水)まで、時間は11:00〜17:00の開催となります。会場はHIRAMATSUGUMIの2Fギャラリーで、住所は兵庫県洲本市中川原町555です。

開館日は火・水・金・土の週4日で、これにより地域の生活リズムや会場の運営形態に合わせたスケジュールになっています。なお、RETHAELスタッフの在廊予定日は初日の11月21日(金)と翌11月22日(土)です。

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来場前に知っておきたいポイント

会期
2025年11月21日(金)〜12月17日(水)
開館時間
11:00〜17:00
オープン日
火・水・金・土
会場
HIRAMATSUGUMI 2Fギャラリー(兵庫県洲本市中川原町555)
在廊日
RETHAELスタッフ:11月21日(金)、11月22日(土)

会場のHIRAMATSUGUMIは、淡路島を拠点に活動する建築設計事務所が運営する複合空間です。元牛舎を改装した建物にギャラリー、カフェ、スタジオが併設され、土地の暮らしに寄り添ったものづくりや文化を紹介しています。ギャラリーでは淡路島ゆかりの作品や生活道具を取り扱っており、今回の展示もその文脈の中で行われます。

「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」レザーバッグブランド RETHAEL、エキシビジョンをHIRAMATSUGUMIにて開催 画像 7

ブランドの理念と問い合わせ先

RETHAELは素材から製造までを“all Japan made”にこだわり、革本来の素材感や風合いを生かしたシンプルで本質的な佇まいを追求しています。歴史あるレザータンナリーが手がけるオリジナルレザーは、時間とともに使い手の手に馴染み、豊かな表情を生み出すことが特徴です。

ブランド名〈RETHAEL〉には、革という素材そのものにある価値を伝え、長く寄り添う喜びを分かち合うという想いが込められています。製品についての詳細はブランドサイト(https://rethael.jp)で確認できます。

「From Skin to Leather ― 皮から革へ ―」レザーバッグブランド RETHAEL、エキシビジョンをHIRAMATSUGUMIにて開催 画像 8

会場について・問い合わせ先

HIRAMATSUGUMI(ヒラマツグミ)は建築設計事務所による運営で、淡路島での活動や改修を通じて土地の文化を紹介しています。公式情報は https://hgumi.net に掲載されています。

本展に関する問い合わせは有限会社アートニクスが窓口になっています。連絡先は以下の通りです。

  • 有限会社アートニクス 公式サイト: https://artniks.jp
  • E-mail: info@artniks.jp
  • TEL: 06-6531-7821
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展示内容の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げた展覧会の主要情報を整理したものです。展示名、会期、会場、開館日・時間、在廊予定、使用素材や関連組織、問い合わせ先などを網羅しています。来場を検討する際の参考情報としてまとめました。

項目 内容
展覧会名 From Skin to Leather ― 皮から革へ ―
会期 2025年11月21日(金)〜12月17日(水)
開館時間 11:00〜17:00
オープン日 火・水・金・土
会場 HIRAMATSUGUMI 2Fギャラリー
兵庫県洲本市中川原町555
在廊予定 RETHAELスタッフ:11月21日(金)、11月22日(土)
出展内容(主な展示物) RETHAEL全ラインナップ(例:SHOULDER M、TABLET CASE M、POUCH、CARD CASE)/中嶋皮革工業所の作業風景写真・資料/革サンプル展示
素材の出自 中嶋皮革工業所(兵庫県たつの市)の良質な原皮から作るオリジナルレザー
ブランド RETHAEL(レサエル) — all Japan made、素材感を重視
会場(運営) HIRAMATSUGUMI(淡路島の建築設計事務所運営)
問い合わせ 有限会社アートニクス
サイト: https://artniks.jp
E-mail: info@artniks.jp
TEL: 06-6531-7821
関連リンク RETHAEL: https://rethael.jp / HIRAMATSUGUMI: https://hgumi.net

本展は素材の来歴と作り手の技術を可視化する試みであり、RETHAELのものづくりを深く理解する機会となるよう設計されています。展示の構成、会期や会場情報、問い合わせ先を本文で整理しましたので、訪問の際はこの情報を参考にしてください。

参考リンク: