Nankin LOCK発売 スマホ制御×南京錠で盗難対策
ベストカレンダー編集部
2025年11月4日 18:18
Nankin LOCK発売開始
開催日:11月4日
二重防御で車両盗難に立ち向かうNankin LOCKの中身
株式会社シームレステクノロジーは、特許技術であるSecure FUSE(セキュアヒューズ)と物理的なボンネットロックを組み合わせた車両盗難防止システム「Nankin LOCK(ナンキンロック)」を、2025年11月4日(火)より同社ECサイトで発売開始しました。発表日時は2025年11月4日 12時15分です。
本製品はスマートフォンアプリによる電気的制御と、ボンネット側に設置された南京錠式の物理ロックによる二重の防御を特徴としています。Secure FUSEはエンジン始動を制御する役割を担い、ボンネットロックはヒューズボックスへの物理的アクセスを防ぎます。
防止対象となる盗難手口と動作概略
近年問題となっている手口として、リレーアタック、キーエミュレーター(通称ゲームボーイ)、CANインベーダーなどがあります。これらは車両の通信や鍵信号を悪用してエンジンを始動させるもので、既存のセキュリティのみでは対処が難しい場合があります。
Nankin LOCKは、スマートフォンのアプリからヒューズを電気的に抜き差しする信号を送ることでエンジン始動を阻止します。さらに、窃盗犯がセキュアヒューズに触れられないようにボンネット側に南京錠を設置し、ボンネット開閉を防ぐことで物理的な侵入を困難にします。
- 電気的防御:Secure FUSEによるヒューズ制御(エンジン始動の遮断)
- 物理的防御:ボンネットロックによるボンネット開閉の完全防止(頑丈な構造)
- スマホ連携:専用アプリからの操作でヒューズの抜き差し信号を送信
Secure FUSEはリレーから電源を取得する設計で、ヒューズボックス内で取り付けが完結します。そのため車両の改造や加工は原則不要です。ボンネットロックも既存のボルトを流用する取り付けで、車両本体を改造する必要はありません。
プレスリリースには製品および取り付けイメージの資料が添付されており、画像ファイルや製品イメージ(ランドクルーザー300用の取り付け時イメージなど)も用意されています。プレスリリース用PDFファイル名は「d148362-15-80cd8d2f111821604d00e28547d4aad2.pdf」です。
ラインナップと付属品、価格の詳細
Nankin LOCKは現時点で3タイプの車種別ラインナップを用意しています。いずれも価格は120,000円(税別)で、主にトヨタ車の特定車種向けに設計されています。各タイプは同梱物が基本的に共通しており、ランドクルーザー300用のみ固定用ボルト/ナットが別に含まれます。
以下に各ラインナップの製品名、仕様、価格を整理します。すべての商品は一個単位での販売となり、専用キーや予備キーなどが含まれます。
各モデルの仕様と同梱物
各モデルはNankin LOCK本体に加え、マーカーシール、エマージェンシーリモコン、専用キー×2本、予備キー×1本、落下防止用ストラップが同梱されます。ランドクルーザー300用のみ固定用ボルト/ナットが付属します。
価格はいずれのモデルも120,000円(税別)で、購入ページおよび商品ページが公開されています。商品ページURLはhttps://nankinlock.seamlesstechnology.jp/、購入ページURLはhttps://sysdes.jp/product/nankin-lock/order/です。
- トヨタ アルファード/ベルファイア40用:Nankin LOCK×1、マーカーシール、エマージェンシーリモコン、専用キー×2、予備キー×1、落下防止用ストラップ。価格 120,000円(税別)。
- トヨタ ランドクルーザー250用:Nankin LOCK×1、マーカーシール、エマージェンシーリモコン、専用キー×2、予備キー×1、落下防止用ストラップ。価格 120,000円(税別)。
- トヨタ ランドクルーザー300用:Nankin LOCK×1、マーカーシール、エマージェンシーリモコン、専用キー×2、予備キー×1、落下防止用ストラップ、固定用ボルト/ナット(このモデルのみ)。価格 120,000円(税別)。
開発背景と技術的なポイント
開発チームは近年の車両盗難ニュースを受けて強い危機感を抱き、従来のセキュリティ対策だけでは対応が難しいリレーアタックやCANインベーダーなどの巧妙な手口に対処する製品の必要性を認識しました。
結果として目指したのは「電気的かつ物理的に突破困難な二重の防御」です。特許技術であるSecure FUSEとボンネットロックを組み合わせることで、車両の改造を必要とせず、エンジン始動を確実に制御できる仕組みが確立されました。
技術的な設計詳細
Secure FUSEはヒューズボックス内で完結する設置方式を採用し、電源は車両のリレーから取得します。これにより取り付け時に大規模な配線加工や車両内部の改造を行う必要がありません。
ボンネットロックは車を破壊しない限り解除できない頑丈な構造に設計されており、既存のボルトを利用して取り付けるため車両の改造や加工は不要です。これらの設計により、窃盗犯がヒューズに触れたり、機器を操作してエンジンを始動させたりすることを物理的・電気的に困難にしています。
- Secure FUSEの特徴
- ・ヒューズボックス内で完結する取り付け設計。電源はリレーから取得。
- ・専用アプリからの信号でヒューズの抜き差し動作を実行し、エンジン始動を阻止。
- ・特許技術として登録されている点が開発の中核。
- ボンネットロックの特徴
- ・ボンネット側に南京錠を設置することでヒューズへの物理的アクセスを遮断。
- ・既存ボルトの利用により車両改造不要。
購入案内、関連資料、企業情報とまとめ
本製品の発売は2025年11月4日(火)からで、同日付のプレスリリースが公表されています。価格は各モデルとも120,000円(税別)です。商品ページおよび購入ページのURLは以下の通りです。
製品ページと購入ページのURL、プレスリリース用PDFファイル、プレスリリース内で利用されている画像素材のダウンロードが可能である旨も案内されています。問い合わせは専用のお問い合わせフォームから受け付けられます。
- 商品ページ:https://nankinlock.seamlesstechnology.jp/
- 購入ページ:https://sysdes.jp/product/nankin-lock/order/
- プレスリリース用PDF:d148362-15-80cd8d2f111821604d00e28547d4aad2.pdf
- プレスリリース内添付資料:画像ファイルおよびプレスリリース素材(PDF等)のダウンロードが可能
- お問い合わせフォーム:https://nankinlock.seamlesstechnology.jp/contact.html
これまでに同社が開発した関連製品として、運転前に飲酒を検知して車を始動させない「アルコールロック」(URL: https://lockalco.seamlesstechnology.jp/)や、車から離れると自動でエンジンをロックしスマートフォンから始動できる「GUARDOM」(URL: https://guardom.sysdes.jp/)が紹介されています。
会社概要は以下の通りです。社名は株式会社シームレステクノロジー、本社所在地は〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町1番地 シルクセンター2階、代表取締役は飯田光浩、設立は2019年10月15日で、事業内容はIoT機器やインターネットデバイスの製造販売などです。公式サイトはhttps://seamlesstechnology.jp/です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Nankin LOCK(ナンキンロック) |
| 発売開始日 | 2025年11月4日(火) |
| 発表日時 | 2025年11月4日 12時15分(プレスリリース掲載日時) |
| 価格 | 120,000円(税別) 各モデル共通 |
| 対応車種(ラインナップ) | トヨタ アルファード/ベルファイア40用、ランドクルーザー250用、ランドクルーザー300用 |
| 同梱物 | Nankin LOCK本体、マーカーシール、エマージェンシーリモコン、専用キー×2、予備キー×1、落下防止用ストラップ(ランドクルーザー300用は固定用ボルト/ナットを追加) |
| 主要技術 | 特許技術 Secure FUSE(ヒューズ制御によるエンジン始動阻止)+ボンネット側の物理南京錠によるアクセス遮断 |
| 取り付け | ヒューズボックス内で完結、電源はリレーから取得。既存ボルトを使用するため車両改造不要 |
| 販売ページ | https://nankinlock.seamlesstechnology.jp/ / https://sysdes.jp/product/nankin-lock/order/ |
| プレス資料 | d148362-15-80cd8d2f111821604d00e28547d4aad2.pdf(プレスリリース用PDF)、添付画像素材あり |
| 会社情報 | 株式会社シームレステクノロジー、〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町1番地 シルクセンター2階、代表 飯田光浩、設立 2019年10月15日、公式サイト https://seamlesstechnology.jp/ |
上表は本記事で触れた主要事項を整理したものです。製品の仕様、取り付け方法、価格、購入先、会社情報や関連製品のURLなどはそれぞれ記載の通りで、詳細は製品ページおよび提供されているプレス資料で確認できます。