11月20日発売 JBL Sense Pro、耳をふさがない高音質イヤホン
ベストカレンダー編集部
2025年11月5日 18:22
JBL Sense Pro発売
開催日:11月20日
耳をふさがない新たな選択肢――JBL Sense Proの登場と販売スケジュール
ハーマンインターナショナル株式会社は、JBLブランドのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルとして「JBL Sense Pro(センス プロ)」を発表し、一般販売を2025年11月20日(木)より開始すると公表しました。発表リリースは2025年11月5日13時30分付で、同社のプレスリリースにより明らかになっています。
本製品はクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で目標達成率7,200%超えを記録した製品であり、同社は製品の一般販売開始を通じて幅広いユーザー層への提供を予定しています。なお、販売はオープン価格ですが、JBLオンラインストアの販売価格は24,200円(税込)
発売日・販売価格・流通に関する基本情報
発売日は前述の通り2025年11月20日(木)です。小売価格はオープン価格としつつ、JBLオンラインストアの参考価格が提示されています。
カラーラインナップは全5色で、内訳としてブラック、グレージュ、ブルー、パープル、ホワイトが用意されています。パープルはヨドバシカメラ限定、ホワイトはAmazon限定の流通となる点が明示されています。
- 発売日:2025年11月20日(木)
- 参考販売価格(JBLオンラインストア):24,200円(税込)
- カラー:ブラック/グレージュ/ブルー/パープル(ヨドバシカメラ限定)/ホワイト(Amazon限定)
サウンドと技術仕様――ハイレゾ、OpenSound、Auracast™対応
JBL Sense Proは、オープンイヤー構造でありながら音質面で妥協しない設計が特徴です。16.2mm径のDLC(Diamond-Like Carbon)振動板を搭載したダイナミックドライバーにより、クリアでパワフル、かつ高解像度な高音域表現を狙っています。
また、高音質Bluetooth音声コーデックLDACに対応し、Hi-Res Audio Wirelessの認証も取得しています。映画や音楽での空間表現を拡張する独自の「JBL空間サウンド」にも対応しており、自宅でもより立体的な臨場感を再現する仕様です。
音漏れへの対策と空間表現技術
オープンイヤー型の懸念事項である音漏れには、JBL独自の「OpenSoundテクノロジー」を採用。ドライバーユニットが前後に振動することで、逆位相の音波を生成し、意図的に当てることで音の拡散を抑制します。これにより周囲への配慮とユーザーのプライバシー保護を両立することを目標としています。
さらに「JBL空間サウンド」や各種コーデック(SBC、AAC、LDAC、LC3)との組合せにより、音楽と周囲の音の調和を保ちながら、明瞭で迫力のあるサウンドを提供する設計です。
- 主なオーディオ技術
- 16.2mm DLCダイナミックドライバー、LDAC対応、Hi-Res Audio Wireless認証、JBL空間サウンド、低音増強アルゴリズム
- 音漏れ対策
- OpenSoundテクノロジー(逆位相生成による拡散抑制)
装着性・通話機能・アプリ連携など実用面の設計
装着感は人間工学に基づいた独自の三次元形状イヤーフックを採用し、軽量なチタン合金製ワイヤーとリキッドシリコン素材の組合せで長時間使用でも快適に装着できる設計としています。角度調整機能は前モデル「Soundgear Sense」から継承し、最大20度の可動域でスピーカーホールの向きを微調整できます。
角度調整による音の届け方の最適化は、必要以上に音量を上げることを防ぎ、音漏れ軽減にもつながるとしています。実際の運用で低音から高音までのバランスを確保しつつ、長時間の使用による疲労を抑える構成です。
通話・センサー類と外部連携
ビームフォーミングマイクを左右合計4基搭載し、さらに骨伝導音声ピックアップセンサーを用いることで、周囲の環境音と通話者の声を判別し、声のみを集音する機能を備えています。マイク周辺は空力構造に配慮し、歩行や運動時の風切り音低減も図られています。
また、JBLのオープンイヤー型として初めてAuracast™に対応。複数台への同時伝送を可能にし、グループでの練習や移動中の複数名での視聴など、新たな利用シーンを想定しています。マルチポイント接続にも対応し、最大2台のBluetoothデバイスと同時接続が可能です。
- マイク:4基のビームフォーミングマイク+骨伝導音声ピックアップセンサー
- Auracast™対応:複数台同時伝送が可能
- マルチポイント:最大2台同時接続
実用仕様・カラーバリエーションと付帯情報
本製品は日常利用からビジネス用途まで想定され、多くの仕様も公表されています。防水防塵はイヤホン本体がIP54対応、片側の重量は約11.6g、充電ケースは約72gとなっています。バッテリーはイヤホン単体で約8時間、充電ケースと合わせると約30時間を加え最大約38時間再生が可能です。急速充電では10分で約4時間の再生が可能です。
対応機能としてはGoogle Fast Pair、Google Find Hub、Microsoft Swift Pair対応が明記されています。なお、各種商標はそれぞれの所有者に帰属します。
カラーと限定流通
カラーバリエーションは全5色。仕上げはマットコーティングで指紋が目立ちにくい質感を狙っています。充電ケースは丸みを帯びた滑らかなフォルムで手に収まりやすいデザインが特徴です。
流通に関しては、パープルがヨドバシカメラ限定、ホワイトがAmazon限定での販売となる点が明記されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | JBL Sense Pro(センス プロ) |
| タイプ | オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン |
| ユニット | 16.2mm径ダイナミックドライバー |
| 周波数特性 | 20Hz – 40kHz |
| Bluetooth | バージョン6.0(LEオーディオ、ハイレゾワイヤレス対応) |
| 対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3 |
| バッテリー | イヤホン本体約8時間+充電ケース約30時間=最大約38時間(急速充電対応) |
| 防水規格 | IP54(イヤホン本体のみ) |
| 重量 | イヤホン各約11.6g、充電ケース約72g |
| 発売日 | 2025年11月20日(木) |
| 販売価格(参考) | JBLオンラインストア 24,200円(税込)/オープン価格 |
ウインターキャンペーン、出演者の声、関連コンテンツ
JBLはウインターキャンペーン「それは音というエネルギー」を2025年11月1日(土)より開始しました。本キャンペーンでは水曜日のカンパネラの詩羽さんをブランドアンバサダーに起用し、7種のビジュアルを用いた展開を行います。
キャンペーンは店頭・デジタル広告・交通広告・屋外広告など多方面で展開され、掲載場所と期間は以下の通りです。
- 東京:2025年11月1日(土)~11月30日(日) 主要鉄道の車内広告など
- 大阪:2025年11月1日(土)~11月30日(日) 梅田LINKS Vision、主要地下鉄ビジョン広告など
- 名古屋:2025年11月1日(土)~11月13日(木) サカエチカ「大同特殊鋼 Phenix スクエア」柱巻広告
WebCMと詩羽(水曜日のカンパネラ)インタビュー
WebCMは30秒版と15秒版が用意され、タイトルはいずれも「JBL それは音というエネルギー」篇です。公開日は2025年11月1日(土)。それぞれ本編URLも公開されています(30秒版:https://youtu.be/dxNiHJm_luw、15秒版:https://youtu.be/QHsFStIiw4w)。
詩羽さんのインタビューでは、音楽が「音のエネルギー」になっていると感じる瞬間やSense Proの装着感についての感想が語られています。詩羽さんはオープンタイプについて「夜に外を散歩する際、街の音と音楽を同時に楽しめる点が良い」と述べ、Sense Proなら音漏れを気にせず周囲の音と共存して散歩を楽しめると語っています。
- 詩羽(インタビュー抜粋)
- ライブで会場が音楽にあふれたときに自分も元気になるなど、音がエネルギーに変わる経験があると回答。
- 撮影時の感想
- スチール撮影で洋服やネイル、髪型を変えたり、製品に合わせた複数のポーズが楽しかったと述べている。
関連コンテンツ:音楽ナタリー特集とSIRUPのレビュー
Sense Proの一般販売に合わせ、音楽ナタリーでは「JBL×SIRUP特集」が公開され、SIRUPがJBLのフラッグシップ3製品(Tour One M3、Tour Pro 3、Sense Pro)を私的利用の中で体験したレビューが掲載されています。特集ページURLはhttps://natalie.mu/music/pp/jbl-sirup/です。
SIRUPのプロフィールや活動歴も紹介されており、世界的なコラボや武道館公演などの実績、最新のアルバム・ツアー情報(3rdアルバム「OWARI DIARY」発表、2026年2月から4月にかけてのライブハウスツアー「TURN THE PAGE」)などが記載されています。
問い合わせ先・関連リンクとまとめ
製品やサポートに関する問い合わせ先はハーマンインターナショナル株式会社のサポート窓口に案内されています。オンラインでの購入やブランド情報は以下のリンクから確認できます。
- サポート:https://support.jbl.com/jp/ja/contact.html/
- ブランド公式サイト: https://jp.jbl.com/
- JBL楽天市場店: https://www.rakuten.ne.jp/gold/jblstore/
- JBL Yahoo!店: https://store.shopping.yahoo.co.jp/jblstore/
- JBL Amazon店: https://www.amazon.co.jp/shops/A17VFVTKAPCY61
- ウインターキャンペーン特設サイト: https://jp.jbl.com/2025Winter-Campaign/
- 音楽ナタリー特集: https://natalie.mu/music/pp/jbl-sirup/
- WebCM(30秒): https://youtu.be/dxNiHJm_luw
- WebCM(15秒): https://youtu.be/QHsFStIiw4w
以下の表に、本記事で紹介した主要な情報を整理してまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | JBL Sense Pro(センス プロ) |
| 発売日 | 2025年11月20日(木) |
| 参考価格 | JBLオンラインストア 24,200円(税込)/オープン価格 |
| カラー | ブラック、グレージュ、ブルー、パープル(ヨドバシ限定)、ホワイト(Amazon限定) |
| 主要な技術 | 16.2mm DLCドライバー、LDAC対応(Hi-Res Audio Wireless認証)、OpenSoundテクノロジー、JBL空間サウンド、Personi‑Fi 3.0、Auracast™対応 |
| バッテリー | 最大約38時間(イヤホン約8時間+ケース約30時間)、急速充電10分で約4時間再生 |
| 重量 | イヤホン片側約11.6g、充電ケース約72g |
| 防水 | IP54(イヤホン本体) |
| 特記事項 | Google Fast Pair、Google Find Hub、Microsoft Swift Pair対応。片側使用可能なデュアルコネクト。マルチポイント接続(最大2台) |
本稿では、ハーマンインターナショナルが発表したJBL Sense Proの機能、技術的特徴、発売情報、ウインターキャンペーンの展開、関連するコンテンツや問い合わせ先までを整理して紹介しました。製品の仕様・価格・提供条件は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトや販売店でご確認ください。
注記:プレスリリース中の脚注情報として、BCN AWARD 2025におけるワイヤレススピーカー部門での7年連続第1位獲得や、バッテリー・防水性能の定義、各種商標に関する帰属についてはリリース原文の注記に従うものとします。
参考リンク: