11月20日開催 築100年超 上土シネマ再生セミナー
ベストカレンダー編集部
2025年11月6日 11:32
上土シネマ再生セミナー
開催日:11月20日
築100年超の映画館再生が示す「街」と「マンション管理」の新たな接点
長野県松本市の上土(あげつち)商店街で行われた映画館「上土シネマ」の再整備は、地域文化を支える施設を再生することで商店街のにぎわいを取り戻す具体的な事例として注目されている。本稿では、その再生事例を取り上げる無料ウェブセミナーの開催情報と、マンション管理の視点から読み取れるポイントを整理する。
このセミナーは、分譲マンション総合研究所「マンションみらい価値研究所」を擁する大和ライフネクスト株式会社が主催し、建物再生を通じた地域価値の再構築をテーマに、現場での取り組みを直接聞ける機会として企画された。セミナー開催に至る背景、登壇者の紹介、参加方法などの詳細を以下に網羅的に示す。
セミナー配信の基本情報と視聴参加の条件
本ウェビナーは2025年11月20日(木)16:00からオンライン(ZOOMウェビナー)で配信される。配信形式はライブ配信で、配信の収録は大和ライフネクストの情報発信プラットフォーム「赤坂プラスタ」を会場として行う予定である。
参加は無料だが視聴には「マンションみらい価値研究所」のメルマガ会員登録(入会・年会費無料)が必要である。会員限定で、後日アーカイブ動画の配信も予定されているため、当日視聴できない場合でも内容を確認する機会がある。
- 開催日時:2025年11月20日(木)16:00~
- 配信形式:オンライン(ZOOMウェビナー)
- 参加条件:「マンションみらい価値研究所」メルマガ会員限定(入会・年会費無料)
- 申込・詳細:https://www.miraikachiken.com/seminar/251023_1120seminar01
ゲストと進行役が語る「建物再生」と「街おこし」の実際
今回のセミナーのゲストは、株式会社ラージヒル代表取締役社長であり一般社団法人 上土シネマミュージアム専務理事でもある百瀬 寿祐(ももせ としひろ)氏。同氏は地域の建物再生と文化リソースを組み合わせた事業に取り組んできた実務者であり、密度ある経験に基づく事例紹介が期待される。
進行役はマンションみらい価値研究所の所長である久保 依子氏。マンション管理士、防災士の資格を有し、不動産仲介・販売、マンション管理の現場経験を経て研究所の運営に携わる人物である。進行にあたっては、マンション管理の観点から建物再生が地域にもたらす波及効果を問う構成が想定される。
百瀬 寿祐氏の経歴と取り組み
百瀬氏の経歴は、東京大学工学部卒業後の株式会社リクルート入社に始まる。その後システム部門や経営企画室での業務を経て2005年に退社、ネットマイルで新規事業開発やサイトプロデュースに携わり、2008年に株式会社ラージヒルを設立して代表取締役社長に就任した。2012年には株式会社ラージヒルソリューションズの代表取締役にも就任している。
上土シネマの再生においては、築100年超の建物の持つ歴史的価値を残しつつ、新たな活用によって地域の回遊性や文化的魅力を創出するという方針が取られている。物理的な修繕・改修の手法だけでなく、地域関係者や商店街との連携、イベント運営など複合的な施策が事例として語られる見込みである。
- 学歴
- 東京大学工学部卒業
- 主な職歴
- 株式会社リクルート(システム部門・経営企画室)→株式会社ネットマイル(新規事業開発・サイトプロデュース部長)→2008年 株式会社ラージヒル設立(代表取締役社長)→2012年 株式会社ラージヒルソリューションズ代表取締役
- 現職
- 株式会社ラージヒル 代表取締役社長 / 一般社団法人 上土シネマミュージアム 専務理事
久保 依子氏(進行役)の専門性と役割
久保氏はマンション管理士と防災士の資格を持ち、不動産会社での新築マンション販売や仲介を経験した後、大和ライフネクストに転籍してマンション管理や賃貸管理、新築管理設計などの実務を担当してきた人物である。研究所所長として、調査報告の発信とセミナー企画の運営に関わる。
著書『マンションの未来は住む人で決まる』は第15回不動産協会賞を受賞しており、マンション管理の実務と理論の接点を踏まえた視点で議論を導くことが期待される。セミナーでは質疑応答の進行やテーマ整理を担い、参加者にとっての実務的示唆を引き出す役割を果たす。
- 資格
- マンション管理士、防災士
- 経歴のポイント
- 新築マンション販売、仲介、マンションフロント担当、賃貸管理担当、新築管理設計や事業統括部門責任者などの実務経験
- 著作
- 『マンションの未来は住む人で決まる』(第15回不動産協会賞受賞)
主催組織と収録会場が担う役割
本セミナーの主催は大和ライフネクスト株式会社の「マンションみらい価値研究所」である。同研究所は2019年に設立され、マンションを取り巻く多様な課題――居住者高齢化、役員の担い手不足、建物の高経年化、修繕積立金不足など――を調査・分析するシンクタンク的な役割を担っている。
研究所は調査報告やセミナーを通じて新たな価値創造のヒントを発信しており、本セミナーもその一環として位置付けられる。メルマガ会員制度は入会・年会費無料で、登録後は研究所主催の各種セミナーに申し込むことが可能であり、マンション管理業以外の関係者も参加できる。
- マンションみらい価値研究所 設立:2019年
- 活動内容:調査報告の発信、セミナー開催、価値創造に資する提言
- メルマガ会員:入会・年会費無料。登録ページ:https://www.miraikachiken.com/mail-magazine
収録会場は大和ライフネクストが本社をリノベーションして2022年4月にオープンした情報発信プラットフォーム「赤坂プラスタ」である。同施設は大型の有観客対応スタジオとラジオブース型スタジオを備え、行政や学術界、NPOなど多様なステークホルダーの交流拠点を目指している。
セミナーの主な内容と申し込みに関する整理
セミナーは「松本城近くの閑散とした商店街で街おこし~実録!築100年の上土シネマ再生奮闘記~」をテーマに、建物再生が地域に与える影響と、マンション管理が果たし得る役割を具体的に示す構成になる予定である。登壇者は実務的な事例紹介を行い、進行役がそれをマンション管理の視点で整理する。
以下の表は本セミナーの主要事項を整理したものである。日程・参加条件・登壇者・主催等の重要事項を一目で確認できるようにまとめている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 主催 | 大和ライフネクスト株式会社(分譲マンション総合研究所「マンションみらい価値研究所」) |
| プレスリリース日 | 2025年11月6日 10:00(大和ライフネクスト株式会社 発表) |
| セミナーテーマ | 松本城近くの閑散とした商店街で街おこし~実録!築100年の上土シネマ再生奮闘記~ |
| 開催日時 | 2025年11月20日(木)16:00~ |
| 会場(配信) | オンライン(ZOOMウェビナー)。収録会場:赤坂プラスタ(大和ライフネクスト本社内) |
| 参加費 | 無料(ただし「マンションみらい価値研究所」メルマガ会員限定) |
| ゲスト | 百瀬 寿祐(株式会社ラージヒル 代表取締役社長 / 一般社団法人 上土シネマミュージアム 専務理事) |
| 進行役 | 久保 依子(マンションみらい価値研究所 所長) |
| 申込URL | https://www.miraikachiken.com/seminar/251023_1120seminar01 |
| メルマガ登録 | https://www.miraikachiken.com/mail-magazine(入会・年会費無料) |
| 会社概要(主催) | 大和ライフネクスト株式会社。代表取締役社長:齋藤 栄司。資本金:1億3,010万円。設立:1983年3月8日。本社所在地:東京都港区赤坂5-1-33。事業内容:分譲・賃貸マンション、ビル・商業施設、ホテル等の建物管理サービスほか。コーポレートサイト:https://www.daiwalifenext.co.jp/ |
上の表は本セミナーに関する主要情報をまとめたものである。申し込みやメルマガ登録はそれぞれの公式ページから行える。今回の事例は、築き上げられた地域資産をどのように現代のニーズと接続していくかという課題に対する実務的な示唆を提供する。
セミナーの参加登録やメルマガの登録に関する案内は主催の公式サイトで確認できる。記事内で示したリンク先のページには申込フォームや会員登録手続きの詳細が掲載されているため、参加を希望する場合はそちらを参照されたい。
参考リンク: