11月23日開催　深谷ねぎを贈る新習慣の参加ガイド

深谷ねぎを贈る新習慣「深谷ねぎらいの日」が目指すもの

埼玉県深谷市は、ねぎの産地としての特性を生かし、勤労感謝の日の11月23日を「深谷ねぎらいの日」として定着させる取り組みを2018年から実施しています。プレスリリース（発表日：2025年11月6日 15時00分）によれば、本施策は市の魅力度向上と深谷ねぎの消費拡大を目的としており、市内さまざまな団体や事業者と連携しながら展開されています。

取り組みは単なる販売促進にとどまらず、「ねぎらい」の語呂合わせを活かした文化づくりを目指しています。具体的には参加型の体験事業、出前授業、飲食店や直売所との連携、イベントでの配布・販売など多面的に展開されており、地域内外に深谷ねぎの魅力を伝えるための仕掛けが複数用意されています。

開始年

2018年

目的

市の魅力度向上、深谷ねぎの消費拡大、地域資源を活かした新習慣の定着

累計参加実績（主な数値）

参加型『ねぎ束』作り体験の累計参加者は1,000人を突破。出前授業の参加児童は5,500人を超える（2025年時点）。

関連ウェブ

深谷市公式ページ（関連ページ）

11月23日に行われる主要プログラムと当日の参加方法

勤労感謝の日当日、深谷テラスパークを中心に複数のイベントが実施されます。中心的なプログラムは『ねぎ束』作り体験と、深谷グルメフェスSPECIAL DAYです。いずれも会場は埼玉県深谷市花園114の深谷テラスパーク内で行われます。

当日は体験や配布、販売の枠がそれぞれ設定されているため、事前の案内と当日の受付ルールを確認のうえ参加する必要があります。以下に、主要プログラムの日時・場所・参加方法を詳細に整理します。

『ねぎ束』作り体験の詳細

『ねぎ束』作り体験は、体験参加者に対して自ら制作した『ねぎ束』を無料配布する形式で行われます。会場は深谷テラスパーク管理棟前で、参加して制作した『ねぎ束』を持ち帰り大切な人へ贈ることができます。

実施概要は次のとおりです。数量は各回先着200名、参加はお一人様1束までとなっています。時間は1回目が11時30分から、2回目が14時30分からの2回開催です。制作の補助には深谷市ジュニアリーダー（中学生ボランティア）が協力します。

• 場所：深谷テラスパーク管理棟前（埼玉県深谷市花園114）
• 数量：各回先着200名（お一人様1束）
• 時間：1回目 11:30〜、2回目 14:30〜
• 協力：深谷市ジュニアリーダー（中学生ボランティア）

深谷グルメフェスSPECIAL DAYの内容

深谷グルメフェスSPECIAL DAYは同じく深谷テラスパーク円形広場で11月23日に開催されます。テーマは「深谷ブロッコリー」と「深谷ねぎ」で、旬の始まりに合わせたスペシャルイベントが展開されます。

イベントでは「深谷カルソッツ体験」のほか、キッチンカーや屋台によるグルメ出店が行われます。詳細情報や追加の案内は深谷テラスパークの告知ページで確認できます（https://fukaya-terracepark.jp/news/1847）。

• 場所：深谷テラスパーク円形広場（埼玉県深谷市花園114）
• 日時：2025年11月23日（日・祝）
• 主な内容：深谷カルソッツ体験、キッチンカー・屋台出店　ほか
• 告知URL：https://fukaya-terracepark.jp/news/1847

市内スーパー・農産物直売所での『ねぎ束』販売

会場での体験だけでなく、花束のようにラッピングした『ねぎ束』は市内のスーパーや直売所でも販売されます。対象はスーパーや小売店舗など20店が予定されています。

協力店舗の一部は次のとおりです。具体的な販売開始日や在庫状況は各店により異なりますので、購入を検討する場合は事前に問い合わせるとよいでしょう。

• イトーヨーカ堂アリオ深谷店
• とんとん市場
• 食品館ハーズ
• 道の駅おかべ
• JA花園 農産物直売所
• JAふかや 川本農産物直売所
• 農産物直売センター　他（計20店）

関連イベント・出前授業・市外での配布など、年間を通した取り組み

『深谷ねぎらいの日』に関連する事業は11月23日当日の催しに留まらず、前後期間や別会場でのイベントとして多数用意されています。出前授業や学生による販売、飲食店での提供、季節イベントや全国での配布など、多角的に深谷ねぎの認知と消費を促進しています。

以下に各事業の詳細を記載します。日程や場所、対象などは公表情報に基づいています。

出前授業『ねぎらいの日授業』

深谷市職員が市内全19小学校を対象に出前授業を実施しています。実施期間は2025年10月20日から11月12日までで、内容はねぎらいレターの制作やねぎ束作りなど、ねぎを通じた食育・地域理解を目的とした授業です。

対象は市内公立小学校全19校で、これまでの取り組みを通じて参加児童は累計5,500人を超えています。授業の実施により、児童がねぎを育てる体験や販売体験に結びつくケースもあります。

小学生による『ねぎ束』販売

児童が学校農園で育てた深谷ねぎを使って『ねぎ束』を制作し、直接販売する取り組みが予定されています。具体的には11月8日（土）10時から、第20回深谷市産業祭の会場である深谷市役所レンガコリドー（埼玉県深谷市仲町11-1）にて、深谷市立豊里小学校の児童が販売を行います。

この取り組みは収穫から販売までのプロセスを学ぶ学習機会として位置づけられており、地域と学校が連携する実践例です。

飲食店での提供、ねぎ風呂、フェア、グランプリ、ねぎまつり

飲食店では深谷ねぎを活かした各店自慢の料理が提供されます。提供期間は深谷ねぎの旬に合わせ、2月下旬までを目安に市内17店で展開されます。具体的な店舗情報は各店の案内を確認する必要があります。

温浴施設では毎年恒例の『深谷ねぎ風呂』が実施されます。2025年は11月22日（土）から24日（月・休）までの3日間、埼玉県熊谷市の「おふろcaféハレニワの湯」で開催されます。詳細は施設の公式サイトで確認できます（https://ofurocafe-hareniwanoyu.com/）。

また、道の駅おかべでは11月19日（水）から24日（月・休）にかけて『深谷ねぎらいフェア』が開催され、カルソッツ（ねぎ焼き）などの提供が行われます。カルソッツの実施は23日と24日です（https://www.michinoeki-okabe.jp/）。

年末以降もイベントは続きます。第15回深谷ねぎグランプリは12月6日・7日、13日・14日に道の駅おかべで実施され、内容は深谷ねぎのつかみどりやカルソッツ、ねぎバランス選手権、ストラックアウトなど多彩です。さらに、毎年1月最終日曜日に開催される『深谷ねぎまつり』は2026年1月25日に瀧宮神社（埼玉県深谷市西島5丁目6-1）で予定されています（https://www.negimatsuri.com/）。

市外での『ねぎ束』配布

深谷市は市外でのPR・配布も行っています。2025年の予定では埼玉県内のそごう大宮店（さいたま市）で11月22日（土）に、東京都内の浅草オレンジ通りクリスマスフェア（台東区）で12月20日（土）に『ねぎ束』配布が実施されます。これにより首都圏における認知拡大を図っています。

市外配布の実施により、深谷ねぎの魅力を地域外の消費者に直接伝える機会が確保されます。各イベントの詳細は主催者の案内を確認してください。

主なイベントと日程の一覧表

ここまで記載した多数の事業を整理して、主要イベントの日時・場所・概要を表形式でまとめます。この記事の内容を簡潔に把握するための一覧表です。

以上が、深谷市が発表した『深谷ねぎらいの日』に関する一連の事業内容です。イベント日時や参加条件、配布・販売数の上限、協力団体・協力店の情報は公表資料に基づいて記載しています。詳細や最新情報は深谷市の案内や各実施主体のウェブサイトで確認してください。