ミカエル堂、11/13〜15に1周年感謝祭 ジャリパン15万本達成

ミカエル堂1周年感謝祭

開催期間:11月13日〜11月15日

ミカエル堂1周年感謝祭
ミカエル堂っていつ再開したの?
ミカエル堂は第三者事業承継により2024年11月14日にジャリパン専門店として営業を再開しました。運営は株式会社egumicultureが引き継いでいます。
1周年イベントでは何がもらえるの?
2025年11月13日〜15日の「1周年 感謝祭」で来店してジャリパンを購入した人全員に非売品の缶バッチを配布します。配布は各日先着・上限ありです。

老舗パン店の再出発:第三者事業承継で復活したミカエル堂の歩み

1927年に創業し、長年にわたり宮崎で親しまれてきた老舗パン屋「ミカエル堂」は、2023年3月に一度閉業しました。その味を次の世代へつなぐため、第三者事業承継というかたちで再生が図られ、株式会社egumiculture(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大津 伸詠)が運営にあたっています。

プレスリリース冒頭には「事業承継から8ヶ月、ローカル発ヒット商品が次のフェーズへ加速。」との表現があり、事業承継を契機に地域のソウルフードである看板商品「ジャリパン」を核にした再出発が行われていることが強調されています。営業再開は2024年11月14日で、2025年11月14日に店舗オープン1周年を迎える旨が発表されています。

第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 2

再スタートの背景と継承の方法

ミカエル堂は伝統のレシピと製造技術を残すため、先代である三代目・都成五男氏からレシピと製造技術を直接継承しました。特に看板商品の「ジャリパン」は、世代を超えて愛される“思い出の味”として地域に定着しています。

再開にあたっては、先代の指導のもとで製法を守りつつも、事業として持続可能な形を模索。小規模な工場兼店舗での手作り生産を基本に据え、新たな販売チャネルの拡大を図ることで地域の味を次世代へつなぐ取り組みが進められています。

  • 創業:1927年
  • 一時閉業:2023年3月
  • 事業承継・営業再開:2024年11月14日(ジャリパン専門店として再出発)
第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 3

現場の実態と生産体制:手作りを守る小さな工場

現在のミカエル堂は、店と工房を兼ねた約9坪の小さな空間で稼働しています。日々の製造は20代から60代まで年齢や経験が異なる7〜8名のスタッフが担当し、手作業を中心にジャリパンを生産しています。

再開に際しては、開店前に実施したクラウドファンディングで得た資金を活用してデッキオーブンを導入するなど、設備投資も行われました。クリームの塗り方などの細部に関しては先代の奥様から直伝を受けており、味の再現に注力しています。

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製造と人員構成の詳細

製造の現場では職人の技術を守るため、個々の作業を手作業で行う体制が整えられています。日ごとの販売量に合わせて生産を調整し、店頭での焼き上げや卸販売(催事含む)への供給を続けています。

作業人数は日によって変動しますが、通常は7〜8名体制。世代と経験の幅が広いスタッフ構成が、伝統の技術伝承と製造の安定性を支えています。

工房規模
約9坪(工場兼店舗)
スタッフ
7〜8名(20代〜60代)
主な設備
クラウドファンディング資金で導入したデッキオーブン
製法の継承
三代目・都成五男氏および先代の奥様からの技術指導
第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 5

販売実績と周年イベント:数字で見る1年目の成果

営業再開から1年間の累計販売本数は153,592本に達しています。店頭販売と卸販売(催事含む)の内訳は、店頭販売が94,460本(61.5%)、卸販売が59,132本(38.5%)となっており、販路を広げつつも店頭での支持が高いことが示されています。

再開当初は卸売りについては数年後を見据えた計画でしたが、2025年5月から本格的に卸販売を開始。以降、順調に販売本数を伸ばし、8月以降は月間合計販売本数が15,000本を超えるペースとなっています。

第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 6

数値の推移と販売チャネル

以下に合計と内訳、及び重要な販売の転換点を整理します。数字はプレスリリース記載の累計値と割合に基づいています。

項目 数量/割合
累計販売本数(再開後1年) 153,592本
店頭販売 94,460本(61.5%)
卸販売(催事含む) 59,132本(38.5%)
月間販売の節目 2025年8月以降、月合計15,000本超

これらの数値から、地元の店頭需要を基盤にしつつ、卸販売や催事を通じた販路拡大により累計販売が伸びていることが読み取れます。

第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 7

1周年記念イベントと店舗情報:来店・購入による特典と実務情報

ミカエル堂の店舗オープン1周年を記念して、2025年11月13日(木)から15日(土)までの3日間に「ミカエル堂1周年 感謝祭」が開催されます。期間中に来店してジャリパンを購入した方全員に、非売品の「ミカエル堂 缶バッチ」がプレゼントされます。ただし、配布は各日とも配布上限に達し次第終了となります。

周年イベントの実施日は短期ですが、あらかじめ配布上限が設定されるため、来店時の配布状況に注意が必要です。イベントの詳細は店舗での案内に基づく運用となります。

第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 8

店舗の実務情報

店舗は宮崎市中央卸売市場の関連店舗棟内に位置し、大きな窓越しに作業の様子が見える造りが特徴です。以下は店舗の基本情報です。

  • 住所:〒880-0834 宮崎県宮崎市新別府町雀田1185 関連店舗棟
  • 営業時間:10:00〜15:00(商品がなくなり次第終了)
  • 定休日:水曜、日曜、祝日
  • 駐車場:一般開放駐車エリアを利用(詳細は施設案内参照)
  • 電話番号:0985-71-4404

営業時間は売り切れ次第終了のため、来店時間によっては早めに閉店する場合があります。駐車場は関連施設の一般開放エリアを利用する形です。

第三者事業承継で復活した「ミカエル堂」、店舗オープン1周年。ジャリパン専門店として、初年度の累計販売は15万本を突破。 画像 9

代表からのメッセージ

株式会社egumiculture 代表取締役の大津 伸詠氏は、ミカエル堂が営業を再開して無事に1周年を迎えたことに対し感謝を述べています。プレスリリースには、地域や取引先、そして日々ジャリパンを購入する顧客への感謝の言葉が記載されています。

また大津氏は、これからの一年でジャリパンを通じた新たな出会いや笑顔が生まれる取り組みを広げていきたいと述べ、地域の味を未来につなぎながら丁寧に事業を継続していく方針を示しています。

要点の整理(1年の成果と今伝えるべき情報)

以下はこの記事で取り上げた主要情報を表形式で整理したものです。数値、日付、場所、イベント要項など、プレスリリースに記載された内容を網羅しています。

項目 内容
事業主体 株式会社egumiculture(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大津 伸詠)
店舗名 ミカエル堂(ジャリパン専門店)
創業 1927年
一時閉業 2023年3月
事業承継・営業再開 2024年11月14日(事業承継後に再出発)
プレスリリース日 2025年11月6日 21:24
累計販売本数(再開後1年) 153,592本
店頭販売 94,460本(61.5%)
卸販売(催事含む) 59,132本(38.5%)
月間販売の目安 2025年8月以降、月合計販売本数が15,000本超
従業員・規模 20〜60代を含む7〜8名、工房兼店舗9坪
周年イベント 2025年11月13日〜15日「1周年 感謝祭」来店・購入者に非売品缶バッチを配布(各日配布上限あり)
店舗所在地・営業時間 〒880-0834 宮崎県宮崎市新別府町雀田1185 関連店舗棟/10:00〜15:00(なくなり次第終了)/定休日:水曜・日曜・祝日
電話番号 0985-71-4404

以上がプレスリリースに基づく主要情報の整理です。ミカエル堂は伝統的な製法を守りながら、地域内外の販路拡大によって再生の道を歩んでいます。1周年を契機に示された数値と取り組みは、地元の味を次の世代へつなぐための重要な指標となっています。