11/15-16開催 メッツァでムーミン×UNHCRチャリティー

ムーミンの精神が支援に結びつく—『It’s all right now, my dear.』というメッセージ

北欧ライフスタイル体験施設メッツァビレッジ（埼玉県飯能市）を運営する株式会社メッツァと、ムーミンバレーパークを運営する株式会社ムーミン物語は、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会の協力のもと、チャリティーイベント『メッツァ・難民支援ウィークエンド2025』を2025年11月15日（土）および11月16日（日）に開催します。開催時間は両日とも10:00〜20:00と発表されています。

今回の取り組みは、ムーミンママの持つ温かさや寛容さ、愛というテーマを軸に、来園者が参加や購入を通じて間接的に難民支援へ貢献できる仕組みを整える点に特徴があります。メッツァが掲げるブランドアイデンティティ『Ethical Choice（エシカルチョイス）』の一環として、自然や人に配慮した選択を促しつつ、地域社会と国際社会をつなぐ役割を果たすことを目指します。

来園者向けの限定ノベルティとチャリティ商品—配布・販売の条件と価格

ムーミンバレーパークではキャンペーンアートを用いた限定ノベルティとチャリティグッズを用意しています。これらは2日間限定の企画で、配布や販売には日時・場所・対象条件が設けられています。

ノベルティと商品の概要は以下の通りです。配布や販売は数量限定のため、無くなり次第終了となります。

来園者プレゼント：キャンペーンアート缶バッジ

配布日と配布場所、対象についての詳細情報を記載します。配布はムーミンバレーパークの来園者に対し実施され、1名につき1つの配布となります。

• 配布日：2025年11月15日（土）、11月16日（日）
• 配布時間：10:00〜20:00
• 配布場所：ムーミンバレーパーク　はじまりの入り江エリア
• 対象者：ムーミンバレーパークに入園された方（チケットをお持ちの方、4歳以上）
• 留意点：おひとり様1つ限り。数量なくなり次第終了。

チャリティTシャツの販売

キャンペーンアートを使用したオリジナルチャリティTシャツは、両日の限定・数量限定で販売され、売上の一部は国連UNHCR協会を通じて難民支援活動に寄付されます。購入の際は在庫状況に注意が必要です。

• 販売日：2025年11月15日（土）、11月16日（日）
• サイズ展開：S、M、L、XL
• 販売価格：2,200円（税込）
• 販売場所：ムーミン谷の売店、はじまりの店
• 留意点：数量なくなり次第販売終了。

メッツァビレッジでのイベント構成—上映・展示・ワークショップ・募金ブース

メッツァビレッジでは、難民支援をテーマにした多彩な企画が用意されます。映画上映、専門家によるワークショップと講演、テントの実物展示、UNHCRの活動紹介と募金ブース、装飾としての特別こいのぼりなど、来場者が理解を深められる構成です。

以下は各プログラムの詳細です。日時や場所、参加条件、注意事項も明記しています。

1）チャリティーナイトシネマ：アキ・カウリスマキ監督『希望のかなた』

フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督による、難民をテーマにした作品の上映です。主人公は内戦で故郷シリアを離れ、妹を探してフィンランド・ヘルシンキに辿り着いた青年。差別や暴力にさらされながらも人々との出会いを経て希望を見出す物語が、人道的メッセージを伴って描かれます。

• 上映日時：2025年11月15日（土）17:00〜18:40
• 場所：マーケットホール前特設会場
• 鑑賞料：無料
• 作品情報：2017年／98分／原題：Toivon tuolla puolen／配給：ユーロスペース
• 注意事項：雨天中止。レジャーシートや折りたたみ椅子は各自で持参のこと。

2）ワークショップ＆講演会『UNHCRの難民支援と私たちにできること〜“いのちの持ちものけんさ”とともに〜』

参加者が自分自身の気づきを通じて、難民の人たちの心情に寄り添う方法を考えるためのワークショップと講演です。UNHCR協会の広報啓発担当が講師を務め、参加は無料ですが定員があります。

• 日時：2025年11月16日（日）①13:30〜14:30 ②15:30〜16:30
• 場所：クラフトビブリオテック
• 定員：各回21名（先着順）
• 参加費：無料
• 対象年齢：中高生以上推奨（小学校高学年も参加可能）
• 講師：天沼耕平（国連UNHCR協会 広報啓発事業担当）

天沼耕平の略歴：東京学芸大学教育学部卒業後、教員経験のほか児童養護施設や開発系NGO、農業法人での経験を経て2012年に国連UNHCR協会に入職。関東エリアマネージャー等を経て広報啓発事業担当を務め、2017年にはエチオピアとレバノンを訪問しています。

3）家族用難民テント『Self-Standing Family Tent』の展示

難民キャンプで使用される5人家族用テントを実物展示し、換気性や遮音、防火性、耐候性、文化性などが考慮された設計を来場者が直接確認できます。テント内には食器やソーラーランタンなどの実物展示も含まれます。

• 展示日時：11月15日（土）10:00〜19:00、11月16日（日）10:00〜17:00
• 場所：メッツァアウキオ（マーケットホール前）
• 注意事項：雨天の場合は展示が中止となる場合があります。

4）UNHCR活動紹介＆募金ブース『国連難民支援キャンペーン』

UNHCRの活動紹介や、継続的な寄付プログラム『国連難民サポーター』の案内・申込受付を行うブースです。長期化する避難生活の実情や支援の必要性が説明されます。

• 実施日時：11月15日（土）10:00〜19:00、11月16日（日）10:00〜17:00
• 場所：メッツァアウキオ（雨天時はマーケットホール軒下）

5）装飾展示『世界難民の日こいのぼり』

ミャンマー出身で自身も難民の経験を持つファッションデザイナー、渋谷ザニー氏と老舗こいのぼりメーカーの株式会社徳永こいのぼりが、UNHCR後援のもと制作した特別なこいのぼりを展示します。これは5月5日のこどもの日や世界難民の日に掲揚される作品です。

• 展示日時：11月15日（土）、11月16日（日）10:00〜日没
• 展示場所：メッツァ入口駐車場、マーケットホール前
• 注意事項：雨天中止

主催・協力組織の役割と各種情報への導線

本イベントは株式会社メッツァおよび株式会社ムーミン物語の主導のもと、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会の協力により実施されます。メッツァは『森と湖での体験を通じた心の豊かさ』を掲げ、ムーミン物語はムーミンの物語を主題としたテーマパーク事業を運営しています。

UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）は1950年設立の国連機関で、1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞しています。本部はスイス・ジュネーブにあり、130カ国以上で援助活動を展開しています。国連UNHCR協会はUNHCR駐日事務所と連携して広報・募金活動を行う公式支援窓口です。

• イベント公式情報：https://metsa-hanno.com/event/41583/
• ムーミンバレーパーク（公式サイト）：https://metsa-hanno.com/
• ムーミンバレーパーク 公式X：https://x.com/metsamvp_info
• ムーミンバレーパーク 公式Instagram：https://www.instagram.com/moominvalleypark/
• メッツァ 公式サイト：https://metsa-hanno.com/
• メッツァ 公式X：https://x.com/Metsa_Official
• メッツァ 公式Instagram：https://www.instagram.com/metsavillage/
• 国連UNHCR協会：https://www.japanforunhcr.org/

各プログラムは天候により中止や変更が生じる可能性があり、屋外企画については来場前に公式サイトや公式SNSでの最新情報の確認が推奨されます。

イベント要点の整理

ここまでに示した開催日程、実施プログラム、参加条件、協力団体の概要を表形式でまとめ、主要事項を一目で確認できるように整理します。

上の表は、開催日程や主要プログラム、寄付の仕組み、各プログラムの注意点を整理したものです。屋外企画や数量限定の配布・販売が含まれるため、参加を検討する場合は事前に公式情報を確認することが望まれます。