名古屋D×ヒュンメルが手話シャツで手話普及と支援を強化

ヒュンメルパートナーデー

開催日:11月2日

ヒュンメルパートナーデー
この手話シャツってどこで買えるの?
ヒュンメル公式オンラインストアと三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店で予約販売中。予約締切は2025年11月9日で、サイズや画像は商品ページで確認できる。
寄付金は具体的にどこに使われるの?
シャツ売上の一部と選手着用分のチャリティーオークション収益はホームタウンの聴覚障がい者支援に充てられ、愛知県立名古屋聾学校など地域支援に活用される。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で実施された「ヒュンメルパートナーデー」と手話シャツの着用

2025年11月2日に行われた「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦」第7節GAME2、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下、名古屋D)対広島ドラゴンフライズの試合は、デンマーク発のスポーツブランドhummel(ヒュンメル)による「ヒュンメルパートナーデー」として開催されました。試合当日、名古屋Dの選手たちはウォーミングアップと入場時に、聴覚障がい者支援につながる特別デザインの手話シャツを着用しました。

この取り組みは、単なるデザインの採用に留まらず、視覚的に手話を紹介することで手話への理解と関心を高め、ホームタウンである名古屋地区の聴覚障がい者支援へとつなげることを目的としています。プレスリリースは株式会社エスエスケイによって2025年11月8日19時30分に配信されました。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合でヒュンメルパートナーデー開催! 画像 2

手話シャツのデザインと着用の目的

今回のチャリティーTシャツは「心の旗を振ろう」をテーマに制作され、表面にはDOLPHINSを指文字(指で表す文字)とアルファベットで表記、背面上部には名古屋Dの社会貢献プロジェクトである『ドルフィンズスマイル』をイルカと笑顔の手話で表現しています。選手の着用は試合前のウォーミングアップおよび入場時に行われ、視覚的にメッセージを発信する役割を果たしました。

選手が着用することで観客やメディアへ注目が集まり、手話というコミュニケーション手段の認知拡大につながることが期待されています。試合当日の着用に合わせ、シャツの販売とチャリティーオークションも実施され、支援資金の獲得を図りました。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合でヒュンメルパートナーデー開催! 画像 3

会場での支援連携と愛知県立名古屋聾学校の参加

ヒュンメルパートナーデーでは、寄付先の一つである愛知県立名古屋聾学校がブースを出展し、来場者に対して選手の名前を手話で紹介するイベントを行いました。生徒たちが選手の名前を指文字で示し、来場者が実演を体験することで手話への親しみを促しました。

ブースには車椅子で来場した女性や、別の聾学校に勤務する関係者らが参加し、実際に手話を学ぶ場として活用されました。来場者からは、手話が広がることへの期待や、実際に職場で耳の聞こえない方と接する経験を通じて学んだという声が寄せられ、地域と障がい当事者をつなぐ取り組みとして評価されていました。

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会場で交わされた声とその意義

会場でのヒアリングでは、ある女性が選手の名前を学んだ後に「『こんにちは』はどうするんですか?」と尋ね、手話の学びが日常の対話や機会を増やすことを示唆しました。別の女性は職場に耳の聞こえない方がいることをきっかけに手話を覚えた経験を述べ、この取り組みを肯定的に評価しました。

これらの参加者の声は、単発のイベントに留まらない実用的な価値を示しています。手話の普及や理解が進むことで、地域のインクルーシブなコミュニケーション環境が整備され、何かが必要な場面で助け合いが生まれる可能性があることが示されました。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合でヒュンメルパートナーデー開催! 画像 5

商品化、販売方法、寄付の仕組み

名古屋Dの手話シャツはチャリティーTシャツとして商品化され、選手の着用に合わせて再販が行われました。予約受付はヒュンメル公式オンラインストアおよびヒュンメル三井アウトレットパークジャズドリーム長島店で実施され、予約期間は11月9日までと設定されています。商品の詳細や予約ページはヒュンメル公式サイトの該当ページに掲載されています(https://www.hummel.co.jp/item/detail/4567)。

シャツの売上の一部と、選手着用分を対象としたチャリティーオークションの売上は、ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に活用されることが明記されています。チャリティーの対象や使途はホームタウン支援に限定され、地域の聴覚障がい者支援活動へ直接つながる仕組みです。

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販売・予約の具体的手順とリンク

予約はオンラインストアと長島店の店頭で受け付けられ、オンラインでは上記の専用ページから申し込みができます。購入希望者は締切日(11月9日)までに予約手続きを完了する必要があります。商品ページにはデザインの画像やサイズ情報、販売条件が掲載されています。

販売により発生する収益の一部は寄付へ充てられ、さらに選手着用分のチャリティーオークション収益はすべて寄付対象となるため、支援効果が最大化される仕組みとなっています。購入と寄付が直接連動することで、スポーツイベントを通じた社会貢献を具体化しています。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズとヒュンメルの背景

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、三菱電機の歴史あるバスケットボールクラブをルーツに持ち、70年以上の歴史を有します。2021年には創立100周年を迎えた三菱電機内で最も古いクラブを起源としており、チーム名には「イルカのようにコートを走り、ダイヤモンドのように光り輝く」という意味が込められています。

名古屋Dはホームタウンである名古屋地区の豊かな未来社会の実現に貢献することを掲げており、2023-24シーズンには地区優勝を初めて達成しました。2025-26シーズンからは新拠点となるIGアリーナをHOMEにプレーを行うことが予定されています。これらの背景が、地域と連携した社会貢献活動を促進する土台になっています。

ヒュンメルの歴史とブランド哲学

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は1923年に創業し、世界で初めてスタッド付きのフットボールブーツを開発したブランドとして知られます。ブランド名とロゴには、理論上は飛べないとされるマルハナバチ(hummel)を重ね合わせ、「努力と挑戦」を象徴しています。

ヒュンメルは現在、100年を超える歴史を背景に「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT(スポーツを通して世界を変える)」というビジョンを掲げ、スポーツを通じた社会的価値の創出を目指しています。今回の手話シャツおよびチャリティー活動は、そのビジョンに沿った地域連携の一例です。公式サイトは https://www.hummel.co.jp/ にて公開されています。

イベント情報と関連データの整理

以下は本プレスリリースに含まれる主要な事実を整理した表です。日付、対象、参加組織、販売方法、寄付先などの情報を網羅しています。記事本文で触れた各要素を一覧にして確認できるようにしました。

プレスリリースにはイベントの画像素材やダウンロード可能な資料が含まれている旨の案内もあり、関係者向けの追加資料が用意されていることが明記されています。

項目 内容
プレスリリース発行者 株式会社エスエスケイ
プレスリリース日時 2025年11月8日 19時30分
イベント名 ヒュンメルパートナーデー(りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 第7節 GAME2)
試合日 2025年11月2日(名古屋D vs 広島ドラゴンフライズ)
実施内容 選手のウォーミングアップおよび入場時に手話チャリティーTシャツを着用、愛知県立名古屋聾学校の生徒による指文字紹介ブース
チャリティの仕組み シャツ売上の一部と選手着用分チャリティーオークションの売上全額をホームタウンの聴覚障がい者支援に活用
販売・予約 ヒュンメル公式オンラインストア、ヒュンメル三井アウトレットパークジャズドリーム長島店(予約受付は11月9日まで)
製品ページ https://www.hummel.co.jp/item/detail/4567
参加団体 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、ヒュンメル、愛知県立名古屋聾学校
関連キーワード バスケットボール、バスケ、Bリーグ、名古屋、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、イベント、手話シャツ、聴覚障がい者支援、IGアリーナ、ヒュンメル

上表は本件に関する主要情報を整理したもので、イベントの目的、実施内容、寄付の仕組み、販売方法、参加組織、関連リンクまでを網羅しています。プレスリリースの内容を正確に反映し、地域での手話普及と聴覚障がい者支援につながる取り組みであることを示しています。

参考リンク: