11月28日開催｜SGE実践セミナーで学級づくりの技術

SGE（構成的グループエンカウンター）を理論から実践へとつなぐセミナーの狙い

株式会社NIJIN（本社：東京都江東区、代表取締役：星野達郎）が運営する「中学校てらす」は、SGE（構成的グループエンカウンター）を教育現場で確実に機能させるための実践型セミナーを2025年11月28日（金）に開催します。プレスリリースは2025年11月9日13時30分に発表されました。

このセミナーは、単にSGEの知識を伝えるだけでなく、学級経営や教科指導の現場で翌日から使える「技術」としてSGEを落とし込むことを目的としています。SGEの理論的な枠組みを理解し、具体的な活動の設計と実行の方法を学ぶことで、意図的に温かい人間関係と学習への動機づけを形成する力を養います。

開催日時・形式・対象

開催日時は2025年11月28日（金）19:30から21:30まで（受付19:20）。オンライン開催（Zoom）を前提としています。参加者は定員30名の先着順で募集されます。

対象は中学校の学校経営や学級経営に関心のある教員や教育関係者、教師を志す学生のほか、学校以外の立場で教育に関わる方も歓迎されています。要件として、参加時はカメラONでの参加が推奨され、参加者同士の関わり（チャット・ブレイクアウト）を通じた体験的学びが含まれます。

プログラムと進行

当日のプログラムは、オープニングから座学と体験の組合せ、質疑応答までが予定されています。運営側は21:30前後の終了後に任意の「アフタートーク」を用意しています。

以下は当日の詳細なタイムラインです。参加者はチケット購入後にPeatix上で【イベントに参加】を押すことで当日の視聴案内が提供されます。Zoomは開始10分前から入室可能で、Zoom未経験者は早めの準備が案内されています。

1. 19:20 受付
2. 19:30 オープニング＆趣旨説明
3. 19:35 本日のテーマ『SGE』と講師紹介
4. 19:40 「SGEとは：理念・意義・理論」
5. 20:30 「教育現場での実践編（体験含む）」
6. 21:00 質疑応答・振り返り
7. 21:30前後 終了（終了後アフタートークあり）

参加申込みはPeatixのイベントページ（https://peatix.com/event/4604633）から行います。チケット購入後はPeatix上で当日のアクセス方法をご確認ください。

キャンセル規定として、一度申し込まれたチケットの変更・払戻はできない旨が明記されています。定員30名に達し次第募集を締め切るため、早めの申込が必要です。

講師と主催・運営団体の紹介

本セミナーの講師は大友秀人（おおとも ひでと）氏です。大友氏はカウンセリング心理学を専門とし、博士（心理学）を有する研究者・実践者であり、長年にわたり教育現場におけるグループエンカウンターの理論と応用を探究してきました。

講師の専門的背景や実績は、教育現場でのSGE導入と運用における信頼性を高めます。研修内では理論的基盤の提示に加えて、実際の活動を体験することで理論と実践のギャップを埋める構成が予定されています。

大友秀人（講師）プロフィール（要点）

現職

青森明の星短期大学 客員教授（2017～）

学歴・学位

北海道大学卒、筑波大学大学院修了、博士（心理学）

専門

カウンセリング心理学、グループエンカウンター（SGE）

主な著作

教育エクレシリーズ：『エンカウンターに学ぶグループ学習10のスキル』（2019）、『不登校の予防と対応』（2020）、『タブレットでふれあうエンカウンター』（2021）、『教師たちのとっておきの言葉』（2022）など

資格・役職

上級教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー、NPO日本教育カウンセラー協会（JECA）副会長、SGE委員会委員長（2022～）ほか

教職経歴等

カナダ州立レスブリッジ大学交換教授（2014）、北海商科大学教授（2009～2023）等

講師に関するさらなる情報は、所属団体のウェブサイトや既刊書籍等で確認できます。

主催は『中学校てらす』、運営法人は株式会社NIJINです。中学校てらすは「全国の中学校をHAPPYに」を目的に教育者同士の学びとネットワークを形成するサロン運営などを行っています。

主催・運営会社の情報

主催

中学校てらす（公式HP：https://www.nijin.co.jp/middleschoolterrace）

運営法人

株式会社NIJIN（所在地：東京都江東区常盤2-5-5、設立：2022年4月1日、代表：星野達郎）

事業内容

教師研修、不登校支援、起業支援、教育イベント、アフタースクールなど教育課題を仕組みから解決する11の事業

事業ビジョン

「教育から国を照らす」を旗印に、誰もが教育に希望を持てる社会を目指す。3期目の売上高予測は1億円を超える見込み。

主催・運営に関する公式情報や団体の理念は、中学校てらすの公式ページおよび株式会社NIJINのウェブサイトで確認できます。

SGEが教室にもたらす影響と研修で得られる具体的な技術

SGEは、偶然に生まれる「なんとなく良い雰囲気」ではなく、意図的に集団の在り方を作り出す方法論を提供します。本セミナーでは理念・意義・理論を説明した上で、教育現場における実践編を体験を通じて学ぶ構成です。

SGEを導入することで期待される変化には、学級崩壊の予防や規律の定着、生徒の自己肯定感と学習意欲の向上、協働的な学びを支える集団力の育成などが挙げられます。これらは、理論理解だけでなく日常の仕掛け作り（ルーティン化された活動、問いかけの工夫、フィードバックの仕組み化など）によって実現されます。

研修で学べる主な技術と期待される成果

研修は理論編と実践編に分かれ、理論編でSGEの理念と心理学的背景を理解し、実践編でワークや模擬体験を通じてそのエッセンスを日常の学級経営に落とし込みます。具体的な技術習得を重視し、翌日から実行可能な形で設計されています。

参加者同士の双方向的なやり取り（チャットやブレイクアウト）を通じて、自身の授業や学級づくりの課題を持ち寄り、SGEを用いた解決の糸口を探る時間も含まれます。研修後の振り返りと質疑応答の時間が設けられているため、実務的な疑問点の解消も期待できます。

• 学級崩壊予防と規律の定着に資する活動設計
• 自己理解と他者受容を促すファシリテーション技術
• 生徒の自己肯定感と学習意欲を高める対話の仕掛け
• 協働学習を支える集団形成のステップと評価の視点

こうした技術は、単発の「楽しい活動」に留まらない、持続的に集団の質を高めるための構造的アプローチを提供します。参加者は理論的根拠と実践スキルの両面を獲得することが想定されています。

参加手続き・運営上の重要事項と内容の整理

参加申込みはPeatixのイベントページ（https://peatix.com/event/4604633）から行います。チケット購入後、Peatix上で【イベントに参加】を押すと当日の視聴案内が届きます。Zoomの入室は開始10分前から可能です。

キャンセルは一切できない旨が明記されています。定員は30名で、他サイトとの合算で定員に達し次第締め切ります。当日はカメラONでの参加が依頼されており、深い学びを目指すための双方向的参加が前提となります。

上記表は本セミナーの主要な情報を整理したものです。本記事では、開催の目的、当日の構成、講師と主催者の背景、申込みおよび運営上の注意点までを網羅的に記載しました。参加を検討する場合はPeatixのイベントページで最新情報を確認してください。