11月14日開催 石巻西高で音楽×キャンドル防災イベント
ベストカレンダー編集部
2025年11月11日 05:50
石巻西高CandleNight
開催日:11月14日
音楽とキャンドルがつなぐ記憶と防災の時間 — 「CandleNight 今夜だけは」石巻西高で開催
一般財団法人まちと人とが石巻西高等学校と協働して行うイベント「CandleNight 今夜だけは」が、2025年11月14日(金)に同校講堂(体育館)で開催されます。普段はソロや別のバンドで活動する宮城・東北のミュージシャンとキャンドルアーティストが集まり、震災の記憶を共有し、防災や復興について考える機会を、音楽とキャンドルの灯りを通して提供します。
本イベントは2017年に始まり、沿岸地域や仙台市内、中学校・高校の防災学習の場などで年1〜2回、入場無料で実施されてきました。2024年5月には宮城県七ヶ浜国際村での開催が行われ、KEITA CANDLEによるキャンドル装飾も実施されています。今回は石巻地域の学校で初めて開催される回です。
発表元と日時情報
本プレスリリースは一般財団法人まちと人とより発表され、発表日時は2025年11月10日 22時08分となっています。イベント開催日は以下の通りです。
開催日程:2025年11月14日(金)14:20〜15:00(当日の準備・リハーサルを含むスケジュールあり)
14:20からの本番に向けた当日の流れと会場情報
当日は出演者の準備とリハーサルを含め、関係者が連携して進行します。会場は石巻西高等学校の講堂(体育館)で、住所は「宮城県東松島市赤井七反谷地27」と記載されています。
参加対象は同校生徒及び教職員、地域の関係者です。入場は関係者向けとなっており、地域に暮らす人々や学校関係者が防災や震災伝承に触れる場として企画されています。
当日のタイムテーブル(予定)
- 12:30〜14:00 出演者準備、リハーサル
- 14:00〜14:20 開催挨拶、生徒によるキャンドル点火など
- 14:20〜15:00 『CandleNight 今夜だけは』ライブ本番
開演前の時間では出演者と生徒・教職員が連携してキャンドル点火などの儀式的な時間が設けられる予定です。リハーサルから本番までを通じて、出演者の演奏とキャンドルの灯りが統合された演出が行われます。
出演者とそれぞれの活動・プロフィール
今回集う出演者は、宮城県を中心に活動するボーカリスト、演奏者、キャンドルアーティストです。各メンバーは震災を経験し、地元に根差した活動を続けてきた人物が多く、演奏を通じて地域へ思いを伝える役割を担います。
下記に出演者の担当とプロフィールを詳細にまとめます。
- 中村 マサトシ(Vo, AG)
- 名取市閖上出身、名取市在住。THEYOUTHのボーカルとして2002年にメジャーデビュー。震災を機にソロ活動を開始し、ラジオDJ・ナレーターなど地元に根付いた活動を継続中。Date FM(水)(木)13:30〜「RAD~Radio All Day~」DJ、CMナレーション多数。
- 永井 健(Vo, Cho)
- 仙台市出身在住。THE LINDA!(ex.LINDA LOU)のボーカル。2009年にソロ活動を開始し、地元宮城のエンターテインメント振興に取り組む。
- アキタ ユウタ(Vo, Cho)
- 青森出身、仙台在住のシンガーソングライター。ボイストレーナーとしての活動や若い世代の育成にも尽力。映画『注文に時間がかかるカフェ-僕たちの挑戦-』(文部科学省選定作品)の主題歌を作曲。
- 畠山 有希(Vo, Cho)
- 仙台拠点のシンガーソングライター&モデル。CM出演や仙台放送『あらあらかしこ』でのリポーター出演など多方面で活動。
- 齋藤 めぐむ(Key)
- 仙台市出身在住の鍵盤奏者。多様な楽器とのセッションやサポートキーボードとして精力的に活動。仙台駅前アーケードのオルガン演奏、舞台楽曲制作、TVCM音源制作などで活躍。
- 守谷 悟(Bass)
- THE YOUTHのベーシスト。北仙台PENNY LANEのオーナーとして地元ミュージシャンを支援。
- 村上 健太(EG)
- 気仙沼市出身在住。地元でワカメ屋を営みつつ音楽活動を行い、2015年9月にユニットを結成し地元に寄り添った歌を届ける。
- ATSUSHI(Cajon / Percussion)
- 塩釜市出身。カホンを中心にドラム/パーカッションを担当し、永井健バンドなどで活動。カホンの個人レッスンや演奏サポート、レコーディングにも参加。
- KEITA CANDLE(Candle Artist)
- “Candle Atelier IROAI”代表。キャンドル制作と灯しの活動を全国的に展開し、宮城県内各地のイベントやライブでキャンドル装飾を行っている。
演目と選曲の方針
イベントは幅広い世代に親しまれるカバー曲をメインに編成されます。震災を経験したアーティストたちが「このまちで暮らし、活動してきた」視点から選曲と演奏を行い、来場者が共感しやすい楽曲構成が重視されます。
演奏は単なるライブに留まらず、キャンドルの灯りによる空間演出と組み合わせることで、防災や復興に関する記憶と希望を表現する時間となることが意図されています。
学校連携の背景と教育プログラムの役割
一般財団法人まちと人とは、石巻西高等学校の授業「総合的な探究の時間」に対する授業サポートを行っています。生徒が地域を通じて自分の興味・関心や将来について学ぶための実践的な機会が提供されており、本イベントはその一環として組み込まれています。
石巻西高等学校では生徒が自分たちのまちに関心を抱き、地域課題を当事者意識として学ぶことを重視しています。今回の防災学習に関する1日の特別企画として「CandleNight 今夜だけは」を開催することで、感性に訴える学びの場を設けています。
連動する教育プログラム
- 街ライブラリー:地域の事業所約40社が参加し、事業所の思いや取り組み、抱える課題について話を聞く機会を提供。
- 街ミッション(12月実施):生徒が地域の現場に出向き、事業所から提示される課題解決にチャレンジするフィールドワーク。
これらのプログラムは教職員との連携で運営され、生徒が地域の現場に触れることで防災や復興、地域課題に対する理解を深めることを目的としています。
担当者のメッセージ
担当者からは、震災で故郷が被災した経験を踏まえ、地域の復興や防災への思いを強く抱いてきたという経緯が述べられています。3年前に「CandleNight 今夜だけは」と関わるようになり、演奏やキャンドルに触れたことで強い感銘を受けた旨が記されています。
担当者は、石巻地域で暮らし・学ぶ高校生たちにも、馴染みのある音楽とキャンドルを通じてまちの歩みに思いを寄せ、未来に希望を抱く時間になればよいと表明しています。
関連情報・リンクと資料
本イベントや主催団体に関する情報は以下のリンクから確認できます。公式のSNSやウェブサイトにも過去の開催記録や詳細が掲載されています。
- CandleNight 今夜だけは WEBサイト:https://candle-night-web.jimdosite.com/
- Instagram(CandleNight):https://www.instagram.com/candle_night_konyadakewa/
- 主催団体(一般財団法人まちと人と)公式サイト:https://machihito.jp/
配布資料としては「d164749-18-c8b36b5bbc62e921b85e0aef05ab72c1.pdf」というファイル名の資料が添付されています(プレスリリース内記載)。
この記事の要点まとめ
下表は本記事で触れたイベントの主要事項を整理したものです。開催日時、会場、対象、出演者、タイムテーブルなどを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | CandleNight 今夜だけは@石巻西高等学校 |
| 主催 | 一般財団法人まちと人と(石巻西高等学校との協働) |
| 発表日時(プレスリリース) | 2025年11月10日 22:08 |
| 開催日時 | 2025年11月14日(金)14:20〜15:00(リハーサル 12:30〜14:00、挨拶・点火 14:00〜14:20) |
| 会場 | 宮城県石巻西高等学校 講堂(体育館) 住所:宮城県東松島市赤井七反谷地27 |
| 参加対象 | 同校生徒及び教職員、地域の関係者 |
| 出演者 | 中村マサトシ、永井健、アキタユウタ、畠山有希、齋藤めぐむ、守谷悟、村上健太、ATSUSHI、KEITA CANDLE(各担当は本文参照) |
| 関連プログラム | 街ライブラリー(地域事業所約40社の紹介)、街ミッション(12月実施のフィールドワーク) |
| 参考リンク | 公式サイト、Instagram、主催団体サイト(本文内リンク参照) |
| 備考 | 2017年開始のシリーズ企画。沿岸部や仙台市内での開催実績あり。キャンドル装飾はKEITA CANDLEが担当。 |
本記事はプレスリリースの情報をもとに、開催趣旨・日時・会場・出演者のプロフィール・当日のスケジュール・学校連携の背景や関連プログラムまでを整理して伝えています。記事内に示した各リンクや資料を参照することで、さらに詳細な情報や過去の開催の様子を確認できます。
参考リンク: