11/21発売 大分限定『たこめしおむすび』がセブンに登場

大分限定たこめし発売

開催期間:11月21日〜12月5日

大分限定たこめし発売
いつどこで買えるの?
11月21日から12月5日までの期間限定で、大分県内のセブン‐イレブン全店舗で販売。価格は本体255円(税込275.40円)で、包材に「CHANGE FOR THE BLUE」ロゴを表示し店頭で海洋ごみ啓発も行う。
どんなタコが使われてるの?
大分県北部(国東半島東沖・伊予灘)で水揚げされる「くにさき姫だこ」を使用。潮流の速い海域で育つため身が締まり旨味が強く、たこつぼ漁で鮮度や身質が保たれているのが特徴。

大分の海の恵みをコンビニで手軽に:「たこめしおむすび」登場

一般社団法人うみらいふが、(株)セブン‐イレブン・ジャパンとタイアップし、大分県内のセブン‐イレブン全店舗で期間限定の新商品「たこめしおむすび」を発売します。プレスリリースはソーシャルアクションネットワークを通じて、2025年11月11日10時00分に発表されました。本企画は日本財団の海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」と連携して実施されます。

発売は2025年11月21日(金)から12月5日(金)までの予定で、販売対象は大分県内のセブン‐イレブン全店舗です。価格は本体255円、税込275.40円として設定されています。期間限定かつ地域限定の展開を通じて、地元食材の認知向上と海洋環境への関心喚起を図る狙いです。

【(株)セブン-イレブン タイアップ企画】大分県内店舗限定「たこめしおむすび」新発売! 画像 2

商品概要と販売情報

本商品は大分県北部で水揚げされた「くにさき姫だこ」をふんだんに使用したおむすびです。具材の主役である姫だこは、潮流の速い海域で育つため身が締まり旨味が強いことが特徴とされています。コンビニという若年層を含む幅広い層が日常的に利用する販売チャネルを活用し、手に取りやすい商品として提供されます。

販売にあたっては包材に日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」のロゴを掲示し、店頭にはポスターでプラスチックごみのリサイクルや海洋ごみ問題への注意喚起を行います。期間は2025年11月21日(金)~12月5日(金)(※予定)です。

  • 商品名:たこめしおむすび
  • 発売日:2025年11月21日(金)~12月5日(金) ※予定
  • 価格:255円(税込275.40円)
  • 販売場所:大分県内のセブン‐イレブン全店舗(期間限定)
【(株)セブン-イレブン タイアップ企画】大分県内店舗限定「たこめしおむすび」新発売! 画像 3

「くにさき姫だこ」の価値と流通上の課題

使用される「くにさき姫だこ」は国東半島東沖(伊予灘)でたこつぼ漁によって水揚げされるマダコで、年間漁獲量は500トン以上にのぼる地域資源です。鱧(はも)や太刀魚と並び、国東市を代表する海産物として扱われています。

瀬戸内海の激しい潮流地帯に生息するため、足が短く太い形状で身が引き締まっているのが特徴です。輸入ものと比べて歯ごたえが高く、噛むほどに旨味が広がる点を評価され、特産品としての価値が認められています。

漁法と品質の特徴

「たこつぼ漁」は海底に設置したつぼにタコが入り込む習性を利用する伝統的な漁法であり、個体にダメージを与えにくいことから鮮度や身質が保たれやすい利点があります。くにさき姫だこはこうした漁法と海域の環境が相まって良質な食材となっています。

食味面では身の引き締まりと噛み応えの良さが挙げられ、地域の食文化としてのポテンシャルが高い一方で、流通面では販路の限定性が課題とされています。地元で獲れたものが地元で消費・認知される機会の不足が、地域食材の価値低下につながっている点が問題視されています。

魚離れと地産地消促進の必要性

若者を中心に魚を食べる機会が減る「魚離れ」は、消費の減退だけでなく地域の生産・流通構造にも影響を与えています。販路が限定されていることは認知度低下の一因であり、地元資源の持続可能な利用のためには日常的に手に取りやすい販路での展開が効果的です。

今回のセブン‐イレブンとのタイアップは、コンビニという利用頻度の高い流通経路に商品を置くことで、特に若年層に対する接点を増やし、くにさき姫だこの認知度底上げと地産地消の推進を目指しています。

海洋ごみ問題を可視化する取り組みと表示の工夫

本企画は日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われ、包材や店頭掲示物を通じて海洋ごみ問題への関心を高めることを目的としています。パッケージには同プロジェクトのロゴが掲示され、ポスターにもプラスチックごみのリサイクルを促す文言が記載されます。

海洋ごみはプラスチックをはじめ様々なごみが海へ流入し、海洋汚染や生態系に悪影響を与える現状があります。こうした問題を多くの消費者に伝えるため、商品を媒介にして環境問題への注意喚起を行う試みです。

CHANGE FOR THE BLUEとの連携内容

CHANGE FOR THE BLUEは2018年11月から日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で推進されているプロジェクトです。国民一人ひとりが海洋ごみ問題を自分ごと化し、“これ以上、海にごみを出さない”という意識を高めることを目的としています。

本企画では包材へのロゴ表示と店頭ポスターによる呼びかけを通じ、消費の場面でリサイクル意識や海洋ごみ問題への気付きにつなげることが狙いです。また、産官学民が連携するモデルを形成し、地域レベルでの削減策や発信を後押しする方向性が示されています。

店頭での表示と啓発の具体策

包材には「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の表記を入れ、消費者が手に取る際にプロジェクトの存在を認識できるようにします。店内掲示用のポスターにもプラスチックごみのリサイクルを促すメッセージを記載します。

こうした表示は商品の購入行動と環境意識を結びつけるための手段であり、パッケージデザインや店頭表示を通じて日常的な場面での啓発効果を期待しています。加えて、個人のごみ排出量の削減や、自発的なごみ拾いといった行動の喚起も目的に含まれています。

関係団体と企画の要点整理

本企画の実施団体は一般社団法人うみらいふで、活動の目的は次世代にきれいな海を引き継ぐために県民に海洋ごみについての関心を持ってもらい、実際の行動につなげることにあります。うみらいふのウェブサイトはhttps://oita.uminohi.jp/です。

以下の表に、本記事で取り上げた主要事項を整理します。本表は発売期間・価格・使用原料・連携プロジェクト・実施団体の情報を含め、企画の全体像を一目で確認できるように構成しています。

項目 内容
販売期間 2025年11月21日(金)~12月5日(金)(※予定)
販売場所 大分県内のセブン‐イレブン全店舗(期間限定)
商品名 たこめしおむすび
価格 255円(本体)/275.40円(税込)
主原料 くにさき姫だこ(大分県国東半島東沖・伊予灘のたこつぼ漁で水揚げ)
姫だこの特徴 年間漁獲量500t以上、身が引き締まり旨味が強い、足が短く太い形状
環境啓発 包材に日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」ロゴを掲示、店頭ポスターでプラスチックごみのリサイクルを呼びかけ
実施団体 一般社団法人うみらいふ(https://oita.uminohi.jp/)
関連プロジェクト 日本財団「海と日本プロジェクト」/CHANGE FOR THE BLUE(https://uminohi.jp/umigomi/)

今回の取り組みは、地域資源の認知拡大と地産地消の促進、そして海洋ごみ問題に対する消費者の関心喚起を同時に図る企画です。コンビニという日常消費の接点を通して、地域の水産物と環境問題を結びつける新たな試みとして位置づけられます。

問い合わせや詳細は一般社団法人うみらいふの公式サイト(https://oita.uminohi.jp/)および日本財団「海と日本プロジェクト」関連ページ(https://uminohi.jp/umigomi/)を参照してください。

参考リンク: