11/26開催｜医療オープンデータ活用セミナー 実務で使える手法を解説

医療オープンデータを現場でどう活かすか ― 無料オンラインセミナーの狙い

フロッグウェル株式会社は、医療機関や医療関連企業に向けて、オープンデータとBI（ビジネスインテリジェンス）ツールの活用法を解説する無料のWebセミナーを、2025年11月26日（水）および12月23日（火）に開催します。プレスリリースは2025年11月11日11時00分付で公開されており、セミナーはオンライン開催で参加費は無料です。

背景として、近年ビッグデータ活用がビジネスの標準になりつつあるなか、医療分野でも厚生労働省などが公開する「医療オープンデータ」が多数存在します。人口動態調査、患者調査、病床機能報告など、種類や形式が多岐にわたるデータを、実務でどう活用するかが問われています。

なぜ今、医療オープンデータが重要なのか

オープンデータは無料で取得できる一方、そのままでは業務で使える形になっていないケースが多い点が現場の課題です。多くの医療機関では人員不足やデータ活用人材の不足があり、実際の利活用に結びつけづらい実情があります。

フロッグウェルは病院マスタを提供する立場から、厚生労働省が公開する医療オープンデータを独自に加工し、医療機関や関連企業が実務で使える形に取りまとめています。本セミナーはその加工プロセスや活用のポイント、考慮すべき点を具体的に解説することを目的としています。

セミナーの詳細：日時・対象・プログラム構成

開催は下記の2回で、いずれも16:00から17:00までの1時間です。オンライン開催のため、全国から参加が可能です。参加は無料で、事前の申し込みが必要となります。

本セミナーのタイトルは『医療オープンデータについてとその活用方法』です。対象者は製薬・医療業界関係者（医療機器メーカー・販売会社等も含む）で、データを使った経営戦略や人的リソース管理の改善に関心のある方を想定しています。

開催日時と申込先

開催日時は以下の通りです。両日とも同一のプログラムが予定されています。

• 2025/11/26（水）16:00-17:00
• 2025/12/23（火）16:00-17:00

参加申し込みはフロッグウェルのセミナーページから行えます。登録用URLは次の通りです：https://frogwell.co.jp/seminar_read/opendata/

プログラムの内容と意図

プログラムは、医療オープンデータの種類解説から、医療業界での具体的な活用方法、活用時に注意すべき点まで幅広く扱います。セミナー時間は60分で、説明と質疑応答を含めた構成が予定されています。

以下がプログラム概要です。各項目は現場で使える知見に重点を置いて解説する方針です。

1. 3種類のオープンデータはどのようなものか（人口動態、患者調査、病床機能報告などの特徴と取得方法）
2. 医療業界の方がどのように活用できるか（経営戦略、人的リソース管理、マーケティングなどの具体例）
3. 活用する上で考慮しないといけないこと（データ品質、加工の必要性、プライバシーや法的留意点、人的リソースの最適化）

フロッグウェルの提供価値と組織情報

フロッグウェルは、病院マスタの提供をはじめとして医療関連データの収集・加工、データ分析及びコンサルティングを提供する企業です。今回のセミナーは同社のノウハウを医療機関や製薬・医療機器関係者に共有する場として位置づけられています。

セミナーを主催するフロッグウェルは、厚生労働省の公開データを単に紹介するだけでなく、実務に即した独自加工を施すことで、現場が即座に利用可能な形式でデータを提供しています。これにより、人的リソースの限られる医療機関でも効率的にデータ活用に着手できる可能性があります。

会社概要と事業内容

プレスリリースに記載された会社情報は次の通りです。これらは事業やセミナーの背景理解に資する基本情報です。

会社名

フロッグウェル株式会社

代表者

小谷 直也

設立

2010年5月

所在地

〒107-0052　東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階

事業内容

メーカー・販売会社向けシステム構築、医療関連データ収集・加工、データ分析及びコンサルティング

所属団体

MD-Net賛助会員

上記のような事業領域により、データの収集から加工、分析、そしてそれを事業に結びつけるためのコンサルティングまで一貫して提供する体制を有しています。

エムスリーグループ参画による連携効果

フロッグウェルはエムスリー株式会社の子会社となり、エムスリーグループの一員として活動しています。グループ内での他事業との連携により、製薬企業や医療機器企業への営業・マーケティング活動をよりデータドリブンな形で高度化する取り組みを推進しています。

さらに、グループ内でのSalesforce活用により営業・マーケティング活動の効率化が図られており、その結果として医療・ヘルスケア分野でのサービス品質向上や付加価値創出を目指す方針が示されています。こうしたグループシナジーは、データ活用基盤の整備や業務プロセスの高度化に寄与する点が強調されています。

参加を検討する方へのポイント整理とまとめ

本セミナーは、医療オープンデータの種類と活用方法を体系的に示すこと、ならびに現場が直面する課題（人員不足、データ活用人材の不足、データ加工の必要性）に対する具体的な対処法を提供することを目的としています。実務でのデータ利活用に関する出発点を整える機会として位置づけられます。

以下の表は、本セミナーの主要情報を整理したものです。参加予定の確認や社内共有用の要点として利用できます。

本稿では、セミナーの開催目的、日程、プログラム、申込方法、主催企業の事業内容およびグループ連携に関する情報を網羅して紹介しました。医療オープンデータの具体的な活用法や加工手法、現場での留意点についてはセミナー本編で詳細に解説される予定ですので、該当分野に関わる関係者は申し込みページでの登録を検討してください。