ムシキング×MUSHIのブロックチェーンカード発表

ムシキングの世界観をブロックチェーンで再現した『MUSHInomics with MUSHIKING』が本日リリース

株式会社Kyuzanは、株式会社セガからのライセンス許諾を受け、子どもから大人まで親しまれてきた『甲虫王者ムシキング』を題材にしたブロックチェーンゲーム『MUSHInomics with MUSHIKING』を2025年11月11日（火）12時に正式リリースしました。本作はWebブラウザでプレイできるカードバトルゲームで、Oasys chain上で発行されたミームコイン『MUSHI』を含むトークンを活用する点が特徴です。

リリースは期間限定の仕様で、配信開始後は約6週間にわたるイベント開催を予定しています。第1シーズンはリリース直後の2025年11月11日（火）12時から2025年11月18日（火）12時までと定められており、シーズン2以降の期間については公式X（旧Twitter）にて順次告知されます。

配信・著作表記などの基本情報

本作の基本的な概要は次の通りです。プラットフォームはPCおよびスマートフォンのWebブラウザを予定しており、基本プレイは無料で、トークンによるカード購入が可能です。開発・運営は株式会社Kyuzanが担当します。

タイトルおよび配信日、著作権表記などは下記のとおり記載されています。

• タイトル：MUSHInomics with MUSHIKING
• ジャンル：カードバトルゲーム
• プラットフォーム：Webブラウザ（PC・スマホ）
• 価格：基本プレイ無料 / トークンでのカード購入あり
• 開発/運営：株式会社Kyuzan
• 配信日：2025年11月11日（ゲームプレイは約6週間の期間限定）
• 著作権表記：©SEGA ©Kyuzan Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

遊び方とカード/デッキの仕組み——SBTカードとデッキ構築ルール

本項ではゲームの基本的な遊び方と、カード仕様、デッキの編成ルールを詳しく解説します。プレイヤーはムシカードを集め、デッキを組んでバトルに臨みます。カードはSBT（Soulbound Token：譲渡不可）形式で提供され、カードの有効期限は連動するシーズン中のみです。

カードの獲得方法やパラメータ、デッキ構築に関する具体的な仕様は以下の通りです。

カードの獲得・コレクション

ムシカードの獲得はガチャ形式を採用しています。消費するトークンはMUSHI、OAS、pOASのいずれかとなり、1日1回は無料でガチャを引ける仕組みです。獲得したカードはSBTとしてプレイヤーに紐づき、シーズン期間中のみ有効です。

カードには以下のパラメータと特徴が設定されています。

• たいりょく（HP）
• 得意な手（グー/チョキ/パーのいずれか）
• 必殺わざ
• 攻撃力
• とくせい（スコアボーナス） — レアリティが高いカードほど複数保有する場合がある

デッキ編成のルール

バトルで使用するデッキは最大10枚のカードで構成され、デッキ内から必ず1枚を「メインカード」として設定します。実際のバトルではこのメインカードが使用されます。戦略性の高い編成が求められ、特に「とくせい」の組み合わせが重要となります。

同じ「とくせい」を持つカードがデッキ内で3種類以上揃うと「とくせいボーナス」が発動し、スコアボーナスが付与されます。最適な「とくせい」構成を見つけることが、デッキ構築の鍵です。

属性トークンとMUSHIトークンの役割——ブロックチェーン連携の詳細

本ゲームはトークンを活用する設計であり、特に属性トークンとMUSHIがバトルのスコアやカード獲得に関わります。属性トークンはじゃんけんの手（グー/チョキ/パー）に対応し、保有数に応じてバトル終了時のスコアにボーナスを付与します。

属性トークンはYUKICHI.FUN上で発行され、MUSHIをスワップして入手可能です。各トークンのコントラクトアドレスは公開されています。

属性トークンの入手方法と効果

属性トークンは以下の方法で入手できます。取得した属性トークンは、特定のムシカードを使ったバトルにおいて獲得スコアを効率的に増加させるため、保有がスコア獲得の有利につながります。

取得手段

YUKICHI.FUN上でMUSHIをスワップして取得可能（公式サイト： https://yukichi.fun/jp ）

効果

バトル終了時のスコアに直接ボーナスを加算。保有数が多いほどスコア底上げの効果が高まる。

各属性トークンのコントラクトアドレスは以下のとおりです。

MUSHIトークンの仕様とネットワーク

MUSHIはOasys chainで発行されたミームコインであり、本作における主要なユーティリティの一つとして位置付けられています。総発行枚数やコントラクト情報などの詳細が公開されています。

具体的な仕様は下記の通りです。

• トークン名：MUSHI
• シンボル：MUSHI
• ネットワーク：Oasys (Hub Layer)
• 総発行枚数：1,000,000,000
• TokenContract (Oasys)：0xbb5e4922061D5347eAe47f0A8BCbbCADEA5480A5
• Ethereum上の流動性提供用TokenContract (Ethereum)：0x2c0B8f6B79219b118dD588A7274893BA89e4f7eA

プロジェクトの背景と関係企業、運営体制

本プロジェクトは、ブロックチェーンゲームやWeb3プロダクトの実績を持つ株式会社Kyuzanが開発・運営を行います。Kyuzanは過去にGameWithと共同で開発した「EGGRYPTO（エグリプト）」などの実績があり、事業者向けWeb3開発プラットフォーム「MOUNTAIN」を提供しています。

また、本作の基盤となるブロックチェーンとしてOasysが採用されており、Oasysはゲーム企業を中心とした著名なバリデータ参画実績や複数のコンテンツローンチの実績を有します。Oasysのネットワークやエコシステム情報も明示されています。

Oasysの特徴

Oasysはレイヤー1と柔軟なレイヤー2の二層構造を持ち、ゲームやエンタープライズ向けに高速かつ手数料無料の取引を目指すプロジェクトです。セガ、バンダイナムコ研究所、スクウェア・エニックス、KDDI、楽天Walletなどがバリデータに参画しています。

Oasysの公式情報は以下のリンクで確認できます。

• Website: https://www.oasys.games/
• X(EN): https://twitter.com/oasyschain
• X(JP): https://twitter.com/oasys_japan
• Discord: https://discord.com/invite/oasysofficial

株式会社Kyuzanの事業と拠点

Kyuzanは2018年設立のスタートアップで、NFTゲームやWeb3開発基盤の提供を行っています。代表作や提供サービス、会社概要は以下のとおり明示されています。

社名

株式会社Kyuzan

代表者

代表取締役社長 髙橋 卓巳

所在地

東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア WeWork

設立

2018年04月04日

事業内容

NFTゲーム開発及びブロックチェーン技術サービス

関連URL

https://kyuzan.com/

また、主要プロダクトとして以下が挙げられています。

• MOUNTAIN（事業者向けWeb3開発ソリューション）：https://mountain.io
• EGGRYPTO（世界初モバイルネイティブNFTゲーム）：https://eggrypto.com

シーズン／イベント情報とリリース後の案内、まとめ表

リリース直後のシーズン運用については明確に期間が告知されており、第1シーズンの期間は2025年11月11日（火）12時から2025年11月18日（火）12時までと定められています。以降のシーズンや追加イベントに関する告知は、公式Xアカウント（https://x.com/mushinomics）で順次行われます。

以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものです。サービス仕様、トークンやコントラクトアドレス、リリース日、配信期間などをまとめています。

記事内で紹介した各種リンクやコントラクトアドレスは公式のプレスリリースに基づくものです。リリース期間が限定される設計のため、シーズンのスケジュールや公式発表は確認を続けることが推奨されます。