NEC、11月19日開幕のInter BEEで次世代メディア像を展示
ベストカレンダー編集部
2025年11月12日 12:25
NECのInter BEE出展
開催期間:11月19日〜11月21日
Inter BEE 2025で示すNECの「つながる、ひろがる、共に創る」メディア像
日本電気株式会社(NEC)は2025年11月12日11時00分付のリリースで、11月19日(水)~21日(金)に幕張メッセで開催される国内最大級のメディア総合イベント「Inter BEE 2025」に出展することを発表した。NECブースのテーマは「つながる、ひろがる、共に創る。NECが拓く、次世代メディア」で、最新ソリューションの展示・体験・セミナーを通じて、未来のメディアの姿とNECが果たす役割を紹介するという。
リリースでは、放送局を取り巻く環境が技術の進化や社会的変化により大きく変動している点が強調されている。NECはこの変化に対応するため、放送局向けの新たなインフラモデルである「メディアクラウドプラットフォーム」と、放送局の新たな事業展開を支える多様なソリューションという二つの中核テーマを設定し、最適な提案を行うと説明している。NECブースの小間番号は8109である。
ブースのビジュアルと提示する未来像
リリースに含まれる「NECブースイメージ」には、新たなソフトマスターを中心とした次世代スタジオや、AIを活用した番組制作支援といった要素が示されている。これらを通じて2030年のメディア像を描くことが明示されている。
出展は単なる製品展示に留まらず、来場者が体験できる形での提示が予定されている点も重要である。展示と体験、セミナーを組み合わせることで、技術と運用の両面から放送局の変革に資する提案を行う計画だ。
放送局の新たなインフラモデルと事業支援――出展ソリューションの全リスト
NECの出展は大きく二つの柱で構成される。ひとつは「放送局の新たなインフラモデル~メディアクラウドプラットフォーム~」、もうひとつは「放送局の新たな事業展開を支えるソリューション」である。それぞれに含まれるソリューションがリリースで具体的に列挙されている。
以下に、プレスリリースに記載された各ソリューションを分類し、原文の表記に忠実に整理する。
| 分類 | ソリューション(プレスリリース記載順) |
|---|---|
| 放送局の新たなインフラモデル ~メディアクラウドプラットフォーム~ |
|
| 放送局の新たな事業展開を支えるソリューション |
|
これらのソリューション群は、放送局の運用効率化や新たな収益モデル構築、番組制作現場の自動化・高度化、また配信・受信インフラのIP化やクラウド化といった領域を幅広くカバーしている。特に生成AIやMAM(メディアアセットマネジメント)との組み合わせ、VVCコーデックなどのリアルタイム処理対応が目立つ。
展示では、各ソリューションがどのように組み合わさって実運用に寄与するかが示される見込みである。個別の技術やサービスの連携を確認することができる。
会場で体験できる展示内容とセミナー全日程
NECブースでは展示に加え、期間中に複数のセミナーが開催される。セミナーは11月19日から21日にかけて、それぞれ4つの時間帯に設定されており、生成AI、次世代放送技術、データセンター、セキュリティ、イマーシブ技術など幅広いテーマが揃っている。
以下はプレスリリースに記載されたセミナースケジュールを日別・時間帯別に整理した表である。表の内容はNECがプレスリリースで公開したそのままのタイトルを記載している。
| 日付 | 11:00~11:30 | 13:00~13:30 | 14:30~15:00 | 16:00~16:30 |
|---|---|---|---|---|
| 11月19日(水) | 生成AI時代の偽情報リスクと対策 | 編集・アナウンサーなしでニュース動画がポン!多言語で完成!~AIと共創する報道現場の業務アップデート~ | 生成AI×メディア:NECが考える新時代 | 英国報告から考える我が国の放送と電波の未来 |
| 11月20日(木) | 最新技術!ブラジル次世代地上放送TV3.0の動向 | NECが展開するデータセンター事業と各データセンターの特徴について | スカパーJSATが考えるローカル局の「リフト&シフト」 | イマ―シブコンテンツにおける音の役割について |
| 11月21日(金) | 生成AI×メディア:NECが考える新時代 | NECが実践するデータドリブンなセキュリティ経営 | 世界的データ企業Parrot Analyticsが解き明かす、日本アニメ「本当の」グローバルな価値 | (セミナー時間帯は記載の通り) |
なお、会期全体の開催時間は各日10:00~17:30で、最終日21日は17:00までとなっている。各セミナーの詳細な場所や参加方法は会場案内やNECの特設サイトで確認する必要がある。
セミナーは生成AIやデータセンター、放送技術といった専門的な内容が並んでおり、放送事業者や制作現場、関連企業の技術担当者などを主な対象とする構成である。
開催概要、入場・問い合わせ先、関連情報の整理
Inter BEE 2025の開催概要と、NEC出展に関する問い合わせ先・関連リンクはリリースに明記されている。出展者・来場者が確認すべき実務情報を以下に整理する。
出展に関する問い合わせ先や関連資料のダウンロードについてもリリースで案内があるため、参加前に必要な情報を入手しておくことが推奨される。
- 会期
- 2025年11月19日(水)~21日(金)。会期中は各日10:00~17:30、最終日21日は17:00迄。
- 会場
- 幕張メッセ
- 主催
- 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
- 入場料
- 無料(事前登録制)。
- NECブース小間番号
- 8109
- NEC Inter BEE 2025 特設サイト
- https://jpn.nec.com/event/ibee25/index.html
- Inter BEE 公式サイト
- https://www.inter-bee.com/ja/
- 問い合わせ先(NEC)
- NEC Inter BEE 2025 事務局 promotion@home.jp.nec.com
- プレスリリース内の画像ダウンロード
- リリースに使用されている画像ファイルのダウンロードが可能と明記されている。
また、リリースのメタ情報として、カテゴリは「テレビ・CM」、キーワードには「NEC」「日本電気」「InterBEE」「メディア」「放送局」「テレビ」「番組制作」「クラウド」「AI」「幕張メッセ」などが挙げられている。
来場前の確認ポイント
来場には事前登録が必要であるため、公式サイトまたはNEC特設ページで登録手続きを行うこと。セミナーの座席や視聴方法については会場案内に従うことが示唆されている。
技術展示やデモ体験はブースで順次行われる見込みであり、実機・デモの混雑や時間帯により体験条件が異なる可能性があるため、スケジュールを確認のうえ計画的に訪問するのが望ましい。
要点の整理表と締めの一文
以下は本記事で紹介したNECのInter BEE 2025出展情報を項目別に整理した表である。主要な日程・会場・出展内容・問い合わせ先を一目で確認できる形にまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者 | 日本電気株式会社(NEC) プレスリリース日時:2025年11月12日 11時00分 |
| イベント名 | Inter BEE 2025 |
| 会期 | 2025年11月19日(水)~21日(金)。会期中は10:00~17:30、最終日は17:00迄。 |
| 会場 | 幕張メッセ |
| NECブース | 小間番号 8109。テーマ:「つながる、ひろがる、共に創る。NECが拓く、次世代メディア」 |
| 主な出展内容 | メディアクラウドプラットフォーム(クラウド営放システム、NextGEN等)、コンテンツ系ソリューション(MAM×生成AI等)、報道・番組制作支援(偽誤情報判別、AIアナウンサー等)、イマーシブ体験、バックオフィスのAI-OCRやワークフロー、顧客体験変革ソリューションなど多数。 |
| セミナー(主要項目) | 生成AI時代の偽情報リスクと対策、生成AI×メディア、次世代地上放送TV3.0動向、データセンター事業、セキュリティ経営、イマーシブの音など(詳細は本文のセミナーテーブル参照) |
| 入場 | 無料(事前登録制) |
| 問い合わせ | NEC Inter BEE 2025 事務局 promotion@home.jp.nec.com |
| 関連リンク | NEC Inter BEE2025 特設サイト、Inter BEE 公式サイト |
本稿はNECが公表したプレスリリースの内容を基に、出展テーマ、展示・セミナーの全項目、開催概要、問い合わせ先などを整理してまとめたものである。参加を検討する関係者は、各公式サイトで最新の運営情報を確認することが望ましい。