11月21日発売 指宿の店舗名が覚えられるカードゲーム
ベストカレンダー編集部
2025年11月12日 15:55
指宿ご当地カード発売
開催日:11月21日
遊びながら指宿の店舗名が自然に身につく、新感覚のご当地カードゲーム
合同会社Yubiyadoのゲームスタジオ「ユビヤドゲームス」は、指宿の店舗名を笑いながら覚えることを目的にしたカードゲームシリーズ『お前だれだよ!!!オクラだよ!!!』『お前だれだよ!!!かつおだよ!!!』を、2025年11月21日(金)に発売すると発表しました。両タイトルはそれぞれ希望小売価格1,980円(税込)で、対象年齢は4歳以上、プレイ人数2~6人、所要時間は約15分を想定しています。
パッケージにはほんわかとしたイラストが使用され、カードに付けた名前を覚えて呼び合うというシンプルなルールから、多世代で遊べる設計になっています。また、商品は道の駅や駅構内、砂むし会館内売店など指宿市内の複数店舗で販売される予定で、ふるさと納税の返礼品としての準備も進められています。
製品概要と販売場所の詳細
両製品は同日発売で、価格や対象情報は共通です。手軽に持ち運べるサイズとゲーム時間で、旅先や室内の娯楽として取り入れやすい設計です。
販売場所は指宿市内の物販拠点を中心に設定されています。観光客だけでなく地域住民にも手に取ってもらえる流通を意識した販売網です。
- 製品名: 『お前だれだよ!!!オクラだよ!!!』『お前だれだよ!!!かつおだよ!!!』
- 発売日: 2025年11月21日(金)
- 希望小売価格: 各1,980円(税込)
- 対象年齢 / プレイ人数 / プレイ時間: 4歳以上 / 2~6人 / 約15分
- 主な販売場所: 道の駅いぶすき彩花菜館、道の駅山川港活お海道、指宿駅構内売店、砂むし会館「砂楽」内売店、その他指宿市内の書店、商店、飲食店など
- ふるさと納税: 返礼品として準備中
「命名」と「記憶」が生む笑いと地域理解の仕組み
ゲーム『おまだれ』シリーズは、山札から引いたカードにプレイヤーが自由に名前を付け、それを記憶して後で正しく呼び合うことを目的とした記憶力ゲームです。プレイヤーが付けた思いもよらない名前や、同じカードで名前が出てこずに混乱する様子が笑いを生み、コミュニケーションと記憶力が勝敗の鍵になります。
本作の最大の特徴は、地域の実在する店舗や企業名が記載された「スペシャルネームカード」です。ゲーム中に重要な切り札として機能するこれらのカードは、プレイを通じて参加者が何度も名前を呼ぶ機会を作ります。その結果、子どもから大人まで自然に店舗名が浸透する構造になっています。
ゲームの流れと役割分担
基本的なプレイ手順は直感的で、短時間で理解できるように設計されています。以下のステップで遊びが進みます。
- 山札からカードを引く。
- 引いたカードにプレイヤーが自由に名前を付け、場に置く。
- 一定のラウンド後、カードを指定して名前を呼び合い、正解数で得点を競う。
スペシャルネームカードがプレイ中に登場した場合、それが勝負を左右する大きな要素となります。地域の店舗名がそのまま記載されているため、繰り返し呼ぶことで記憶への定着が期待できます。
| 要素 | 役割・効果 |
|---|---|
| 命名ルール | 自由な発想を促し、記憶のヒントとなる |
| スペシャルネームカード | 地域店舗名の露出、ゲーム内での逆転要素 |
| 短時間プレイ | 観光や休憩時間の余暇に適合 |
開発背景と制作メンバーのプロフィール
開発の発端は、移住者が指宿で直面した観光地の課題認識でした。魅力のある観光地でありながら、雨天時や夜間の過ごし方に選択肢が少ない点、若い世代が地域に愛着を抱きづらい点などが課題として挙げられました。これらに対して、天候に左右されずに楽しめるアナログゲームを通じて地域への関心を育てることが目的として設定されました。
制作チームは、元任天堂のゲームデザイナーと元パン屋出身の食品研究開発者という異色の組み合わせです。互いの専門性を生かし、ゲームデザインと地域の魅力の伝達を両立させています。
代表者と会社情報
会社名は合同会社Yubiyadoで、本社所在地は鹿児島県指宿市。代表は鈴木太樹と長山智寛の共同代表体制で、設立は2025年2月です。事業内容はゲーム制作(ユビヤドゲームス)、Web制作・管理、飲食店事業、そして砂むし会館「砂楽」のデジタル分野担当など多岐にわたります。
- 代表プロフィール — 鈴木太樹
- 元任天堂ゲームデザイナー。指宿市地域プロジェクトマネージャーとして地域課題の整理やプロジェクト推進に関わる。
- 代表プロフィール — 長山智寛
- 元パン屋で食品研究開発者。指宿市地域おこし協力隊の経験を有し、地域資源を活かした商品開発を行う。
企業理念は「指宿に笑顔を咲かせる会社」。地域に根ざした活動を掲げ、ゲームを通じた地域貢献を明確な目的の一つとしています。
販売・活用方法と地域展開の構想
『おまだれ』は観光客向けの土産物としての流通を想定する一方、地域内での学習や研修、勉強会のアイスブレイクにも適した教材的側面を持たせています。実際に研修や授業での利用実績を踏まえ、教育現場や地域イベントでの活用も提案されています。
さらに、ユビヤドゲームスはゲームを観光誘引や地域活性化のツールとして応用する長期構想「ユビヤドクエスト」を掲げています。指宿市が抱える「滞在時間の短さ」や「行動範囲の狭さ」といった課題を、ゲーミフィケーションの手法で解決することを目指しています。
ゲーミフィケーションの具体例と活用シーン
ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素や仕組みをゲーム以外の分野に応用し、人々のモチベーションや意欲を高める手法です。ユビヤドゲームスの想定する応用例として、指宿で10回草刈りを手伝うと「草刈りマスター」の称号を獲得する、といった実生活に紐づく称号や報酬の提供が挙げられます。
販売に関する連絡先や取材の申し込みについても明示されています。メディア向けのサンプル貸し出しや取材対応を行っており、電話連絡時は事前にSMSまたはメールでの連絡を求める案内が出されています。
- 問い合わせ先: Email:info@yubiyado.kagoshima.jp
- Instagram: @yubiyado.games(開発秘話や教育活動のまとめあり。関連リンク: https://yubiyado.kagoshima.jp/game/omadare)
- メディア対応: 取材対応、サンプル貸し出し可。電話連絡の際は事前にSMSまたはメールでの連絡を推奨。
地域事業者へのメリットと経済循環
スペシャルネームカードとして実在の店舗・企業名が使用されることで、地域事業者には新たな広告の場が提供されます。ゲームを通じて店舗名が定着することは、来訪促進や認知拡大につながる可能性があります。
地域内での消費循環という観点では、ゲーム販売が地元店舗で行われること、そのカードに載る店舗が地元事業者であることが経済的な相乗効果を生む設計です。短時間で完結するゲーム性は、観光滞在中の余暇時間を埋める役割も担います。
まとめ:製品情報の整理と最終確認
以下の表に本リリースで示された主要な情報を整理しました。発売日、価格、対象情報、販売場所、開発背景、会社情報、連絡先などを一覧化しています。本文中で触れた内容を再確認する際にご活用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 『お前だれだよ!!!オクラだよ!!!』/『お前だれだよ!!!かつおだよ!!!』 |
| 発売日 | 2025年11月21日(金) |
| 価格 | 各1,980円(税込) |
| 対象年齢・人数・時間 | 4歳以上 / 2~6人 / 約15分 |
| 主な販売場所 | 道の駅いぶすき彩花菜館、道の駅山川港活お海道、指宿駅構内売店、砂むし会館「砂楽」内売店、指宿市内の書店・商店・飲食店等(ふるさと納税返礼品準備中) |
| 開発目的 | 天候や時間に左右されない観光コンテンツの提供、若年層の地域愛着形成、地域活性化の支援 |
| 主な特徴 | 自由命名と記憶が生む笑い、地域店舗名を記載したスペシャルネームカード、研修や授業でのアイスブレイク利用 |
| 会社名・代表 | 合同会社Yubiyado(代表:鈴木太樹、長山智寛) |
| 設立 | 2025年2月 |
| 事業内容 | ゲーム制作(ユビヤドゲームス)、Web制作・管理、飲食店事業、砂むし会館砂楽デジタル分野担当 |
| 企業理念 | 「指宿に笑顔を咲かせる会社」 |
| 問い合わせ | Email:info@yubiyado.kagoshima.jp / Instagram:@yubiyado.games / 関連リンク:https://yubiyado.kagoshima.jp/game/omadare |
以上の情報は合同会社Yubiyadoが公表したプレスリリースに基づく要約・整理です。取材やサンプル貸し出しの申し込みは、示された連絡先へ事前にメールまたはSMSで問い合わせることが案内されています。
参考リンク: