11月14日発売 スリック軽量5段一脚「ライティポッドIV」特徴
ベストカレンダー編集部
2025年11月13日 05:46
ライティポッドIV発売
開催日:11月14日
AMT合金を採用して実現した軽さと耐久性
株式会社ケンコー・トキナーは、スリック株式会社製の新しい5段一脚「スリック ライティポッドIV」を2025年11月14日に発売すると発表しました。発売に先立ち、同社は2025年11月12日22時39分付のリリースで本製品の仕様と特徴の詳細を公表しています。
本製品はアルミニウム・マグネシウム・チタンの混成素材(以下、AMT合金)を採用することで、軽量性と剛性の両立を図った点が大きな特徴です。素材選定により、一般的なアルミ製一脚よりも携行性が向上し、長時間の撮影や移動の多い撮影現場での負担を軽減します。
- AMT合金採用:アルミ・マグネシウム・チタンの合金を用い、軽さと強度を両立。
- 最大パイプ径は26.8mmで、剛性を確保しつつ薄肉化を実現。
- 本体重量は445g、最大搭載質量は5kgとし、多くのカメラとレンズの組み合わせに対応。
携行性と操作性を両立した5段伸縮設計
ライティポッドIVは5段の伸縮構造を採用し、縮長は460mm、全高は1550mmです。縮長が短いためバッグや機材ケースへの収納が容易で、全高は目の高さ付近での撮影を想定した設定となっています。
脚の伸縮はワンタッチで確実に固定できるレバーロック式を採用しており、素早く確実に高さ調整を行えます。レバーロックは扱いやすさを重視した仕様で、手袋を着けたままの作業や寒冷地での撮影でも操作しやすい構造です。
- 縮長:460mmでかさばらない携行性。
- 全高:1550mmで目線付近の撮影が可能。
- 段数:5段、パイプ径/段数は26.8mm/5段。
- 脚ロック方式:レバー式脚ロックにより迅速な高さ調整。
取り付け方法、雲台互換性、ユーザビリティの工夫
雲台は別売りで、カメラを直接取り付けることも可能なダイレクト式を採用しています。カメラの底面にネジを差し込む方式では、一脚全体を回して固定する仕組みのため、取り付けがシンプルです。
カメラ取り付け部の上部プレートはフリー回転する仕様になっており、カメラ底面とプレートの摩擦を避けることでネジが奥まで確実に入るよう配慮されています。そのため、ネジの締め込み不足やカメラ底面の損傷を抑える設計です。
- 雲台の取り付け
- 雲台は別売だが、自由雲台を組み合わせることで構図設定の自由度が高まる。好みの雲台と組み合わせて運用可能。
- ダイレクト式取り付け
- 一脚本体を回してカメラを固定する方式。取り付け部のプレートがフリー回転することで、ネジの締結が確実に行える。
さらに持ち運びと操作の両面での配慮として、しっかりしたストラップとゴム成型グリップが装備されています。ストラップは持ち運び時の落下防止と撮影時の転倒抑止に役立ちます。グリップは劣化や破損が少ないゴム成型パーツを採用し、長期使用にも耐えうる仕様となっています。
発売・価格情報と製品仕様の整理
販売開始は2025年11月14日、発売元は株式会社ケンコー・トキナー(本社:東京都中野区、代表取締役社長:櫻井 匡)で、製造はスリック株式会社(本社:埼玉県日高市、代表取締役社長:大場 秀和)が担当します。メーカー希望小売価格(税別)は9,000円です。プレスリリースは2025年11月12日22時39分に出されています。
製品の詳細情報はメーカーの製品ページとニュースリリースで確認できます。製品紹介ページは https://www.kenko-tokina.co.jp/slik/monopod/lighty/lightypod4.html、ニュースページは https://www.kenko-tokina.co.jp/newproducts/lightypod4_news202511.html です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | スリック ライティポッドIV |
| 発売日 | 2025年11月14日 |
| 発表元 | 株式会社ケンコー・トキナー(本社:東京都中野区、代表取締役社長:櫻井 匡) |
| 製造 | スリック株式会社(本社:埼玉県日高市、代表取締役社長:大場 秀和) |
| 価格(税別) | 9,000円 |
| 素材 | アルミ・マグネシウム・チタン合金(AMT合金) |
| 全高 | 1550mm |
| 縮長 | 460mm |
| パイプ径/段数 | 26.8mm / 5段 |
| 重量 | 445g |
| 最大搭載質量 | 5kg |
| 脚ロック方式 | レバー式脚ロック |
| 雲台 | 別売(直接カメラ取り付け可能、自由雲台との組合せ推奨) |
以上が「スリック ライティポッドIV」に関する発表内容の要点と仕様の一覧です。本稿では、素材・設計・操作性・発売情報を網羅して整理しました。製品の詳細確認や具体的な購入検討は、示した製品ページおよびニュースリリースを参照してください。
参考リンク: