11/20スタート　ル・ビスキュイが日本橋高島屋で販売

パリ発のビスケット専門店が日本橋高島屋に登場――販売開始は2025年11月20日

株式会社SFADは2025年11月13日付のプレスリリースにて、フランス・パリ発のビスケット専門店「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」が、姉妹ブランドであるショコラ専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」日本橋高島屋店において、2025年11月20日（木）よりビスケットの販売を開始することを発表しました。発表日時は2025年11月13日 09時40分です。

今回の販売開始は、日本橋高島屋S.C.本館B1に出店する「ル・ショコラ・アラン・デュカス」内に新設されるコーナーでの展開となります。取り扱う商品は「ピュール・ブール」「エグザ」といった定番商品のほか、ショコラを組み合わせた商品や季節限定商品の取り扱いも含まれ、ギフトや手土産としての需要に応えるラインナップが揃います。

ラインナップ詳細と数量・仕様

販売開始日に提供される商品の種類とパッケージはプレスリリースに記載されている通りです。以下の一覧は発表された全商品の名称と入り数を網羅しています。クリスマス期間限定の商品は数量限定での展開と明記されています。

商品は味の構成やパッケージの多様性により、ギフト仕様や複数人向けの詰め合わせにも対応できる構成です。ビスケット単体の詰め合わせに加え、ショコラを組み合わせたカレタイプや季節限定のパレなど、贈答用途や個人消費のどちらにも適しています。

• ビスキュイ・エグザ 10枚入り（5種）
• ビスキュイ・エグザ 20枚入り（7種）
• パレ・ファン 20枚入り（3種）
• カレ・ピュール・ブール 9個入り（2種）
• ピュール・ブール 14枚入り
• パレ・ド・ノエル（クリスマス期間限定商品・数量限定）

個々の商品の特色と食感の説明

代表的な「ピュール・ブール」は上質なバターの風味を活かしたビスケットで、バターの香りとしっかりとした焼き上がりによる芳醇な味わいが特徴です。素材の風味を前面に出す設計で、ややしっとりとした食感とともに口中に広がるコクが楽しめます。

「エグザ」は穀物本来の旨味と食感の魅力を堪能できるシリーズで、数種類を組み合わせた詰め合わせ（5種・7種）が用意され、異なる食感や香りのバリエーションを楽しめます。種類ごとに小麦の配合や焼成時間を変えるなど、素材の個性を引き出す技術が用いられています。

カレ・ピュール・ブール・オリジン ノワール＆オ・レ

ビスケットの上にショコラをのせたタイプ。ショコラはブランドの工房で作られる自家製ショコラを使用し、ダーク（ノワール）とミルク（オ・レ）の2種が揃います。ビスケットの塩味やバター感とショコラのビター・ミルクのバランスを意識した組合せです。

パレ・ド・ノエル

クリスマス期間限定商品で、数量限定の販売が予定されています。季節感を反映したデザインと味わいで、贈答向けの需要に対応します。

販売場所と実店舗情報、アクセス

ビスケットの販売場所は「ル・ショコラ・アラン・デュカス 日本橋高島屋」で、所在地は東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C. 本館 B1です。店舗は百貨店の地下フロアに位置し、ギフト需要の多い百貨店来訪者が利用しやすい立地です。

営業時間や連絡先など、来店前に確認すべき実務的な情報も発表されています。定休日は施設に準ずるため、百貨店の営業時間や休館日に合わせた営業となります。

オンライン情報と問い合わせ先

ブランドの公式情報は専用サイトおよびInstagramで確認できます。商品詳細やビスケットに関する追加情報、最新の入荷状況や季節商品の案内は公式チャネルで告知される予定です。

公式リンクは次の通りです。販売後の在庫確認や問い合わせは店舗の電話番号で受け付けられます。

• 公式サイト: https://lechocolat-alainducasse.jp/le-biscuit
• Instagram: https://www.instagram.com/lebiscuitalainducassejapan/

ブランドの由来と主要人物の経歴

「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」は、世界的に著名なシェフであるアラン・デュカスが2022年9月にパリでオープンしたビスケット専門店です。ブランドは素材選びや職人技、緻密なレシピ設計という料理人のアプローチをビスケットに応用し、複雑に重なる食感と深い味わいを特徴としています。

東京における展開については、2024年10月に世界初の進出店として「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス 東京」をオープンしており、今回の日本橋高島屋での取り扱いはその流れの一環です。ブランドはショコラ専門店の工房で生産されるショコラ、ガナッシュ、プラリネを素材として使用できる点も特徴となっています。

アラン・デュカス

1956年、フランス・ランド地方生まれ。幼少期を農園で過ごし食材に親しんだ背景がある。16歳で料理の道へ入り、ミシェル・ゲラールやアラン・シャペルらのもとで経験を積んだ。1988年にモナコの「オテル・ド・パリ」内レストラン「ル・ルイ・キャーンズ」の料理長に就任し、1990年には同店がミシュランガイドで3つ星を獲得（ホテル内レストランとして史上初の快挙）。1998年にはパリのレストラン「アラン・デュカス」も3つ星を獲得し、同時に6つの星を保有するなどフランス料理界を牽引してきた。現在は店舗のレシピやインテリア・厨房設計など多岐にわたるプロデュースを手掛け、教育機関「デュカス・エデュケーション」の創設や、ショコラ・カフェ・ビスケット・アイスクリーム専門店の展開を行っている。

パトリック・パイエー

東京工房 エグゼクティブ・シェフ・ショコラティエ&パティシエ。フォション・パリのエグゼクティブ・シェフ・パティシエやパリのカフェ・プーシキン製菓クリエイション部門でのエグゼクティブ職を歴任後、2021年9月に「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のエグゼクティブ・シェフ・ショコラティエ&パティシエに就任した。東京工房ではショコラ・パティスリー・焼菓子の3部門を統括し、2024年秋より「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」を含むブランドの統括も務めている。豊富な技術力と創造性によりブランドの世界観を具現化している。

ブランド特性と生産体制

ブランドは料理人の視点でビスケットを設計しており、素材の選定から焼成、味のバランスに至るまで緻密な管理が行われています。ショコラやガナッシュ、プラリネなどを自家製で生産する工房が存在するため、ビスケットにショコラを組み合わせる商品開発が容易で、高い品質が担保されます。

このような一貫生産体制により、ビスケット単体の品質はもちろん、ショコラと組み合わせた際の味の調和に対しても高度なコントロールが可能です。百貨店という販売チャネルはギフト用途にも適しており、ブランドの世界観を体現した商品提供が期待されます。

要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げたプレスリリースの主要項目を整理したものです。発売日、取り扱い商品、店舗情報、公式リンク、発表元と発表日時など、記事内で触れた主要事実を一覧化しています。

今回の発表は、ビスケット専門店「ル・ビスキュイ・アラン・デュカス」の日本での流通拡大を示すものであり、ショコラと連携した商品群や季節限定商品の展開など、贈答需要への対応が明確です。販売開始日は2025年11月20日で、店舗情報や商品構成は上表にまとめたとおりです。