11/18開始|日本発XR『XRミッション』がIAAPAで米国初披露
ベストカレンダー編集部
2025年11月13日 14:03
IAAPAでXR出展
開催期間:11月18日〜11月21日
IAAPA EXPO 2025で米国デビューを果たす日本発のフリーローミングXRアトラクション
2025年11月13日12時、株式会社日本XRセンターは、株式会社東京ドームと共同で開発したフリーローミング型XRシューティングアトラクション「XRミッションシリーズ」の追加コンテンツを、2025年11月18日(火)〜21日(金)に米国フロリダ州オーランドで開催される世界最大級のアトラクション展示会「IAAPA EXPO 2025」に出展することを発表しました。
出展はOrange County Convention Centerの北/南館1階ブース番号#3684で行われ、会場では東京ドームシティにて2024年11月に開業した宇宙体感施設Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)で展開中のVRコンテンツ「THE MOON CRUISE」もあわせて出展されます。公式情報はIAAPAのサイト(https://iaapa.org/expos-and-events/iaapa-expo)で確認できます。
XRミッションシリーズ — 3タイトルのコンセプトと出展内容
「XRミッションシリーズ」は実際の空間を自由に歩き回るフリーローミング(自由歩行)方式を採用したXRシューティングアトラクションです。プレイヤーはヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着し、トラッキングされたリアルな空間を歩行しながら、仲間と協力して迫力ある戦闘を体験できます。
IAAPA EXPO 2025ではシリーズを構成する3タイトルのうち、既存作と新作2タイトルを含むデモンストレーションを行います。以下は各タイトルの概要です。
① XRミッション バトルワールド2045
近未来を舞台にしたフリーローミング型XRシューティング。プレイヤーは未来世界を救うため、AIロボット群と対峙します。実際に空間を移動しながら仲間と協力して敵に対処する体験設計が特徴です。
本作は2024年8月にシンガポールで開催された「AWE Asia 2024」にてVR部門最優秀賞(Auggie Awards)を受賞しており、2024年11月の東京ドームシティでの稼働以降、多くの来場者が体験しています。2025年6月より外部施設への販売を開始し、これまでに次の3施設へ導入されています。
- 龍宮城スパホテル三日月(千葉県)
- 伊達大滝CHILDHOOD(北海道)
- リナワールド(山形県)
② XRミッション ニンジャブレイカー 妖魔決戦
シリーズ第二弾として位置づけられる本作は、忍者をテーマにしたフリーローミング型XRバトルアトラクションです。無数の異世界が交差する“マルチバース”を舞台に、6人までのチームプレイで忍具や忍術を駆使し妖魔を討伐することがミッションとなります。
「XRミッション バトルワールド2045」で培われたシステムをベースに、グラフィック、演出、トラッキング精度が全面的に向上しており、より深い没入感とスムーズなチーム連携が可能です。本作は2026年2月より販売開始予定で、北米市場など海外展開も視野に入れて開発が進められています。公式動画も公開されています(https://www.youtube.com/watch?v=uCsvaz_DA-I)。
③ ZOMBIE STORM
「ZOMBIE STORM」は日本XRセンターが自社開発・販売する人気のXRシューティングコンテンツで、今回正式に「XRミッションシリーズ」の第三弾としてラインナップに加わります。物語はゾンビウイルスにより崩壊した近未来都市が舞台で、プレイヤーは特殊部隊“ストーム・スクワッド”の一員として科学者の救出とワクチンの防衛を目指します。
本作はXRトラッキングと物理エフェクト(風・振動・照明演出)を融合し、従来のVRを超える「その場にいる」感覚を追求しています。東京都中野区の常設施設「XR Center Game Place」で稼働中で、体験者からはリアリティと協力プレイの緊張感が高く評価されています。
出展詳細と会場でのデモンストレーション内容
IAAPA EXPO 2025の出展に関する基本情報は以下の通りです。会場でのデモは各タイトルの特色を活かしたプレイデモおよび導入相談を想定しています。
出展概要には展示会名、会期、会場、ブース番号、公式サイトの情報が含まれており、具体的な来場者誘導やビジネス面での説明も行われます。
- 展示会名
- IAAPA EXPO 2025
- 会期
- 2025年11月18日(火)〜21日(金)
- 会場
- Orange County Convention Center(米国フロリダ州オーランド)
- ブース番号
- 北/南館1階 #3684
- 公式サイト
- https://iaapa.org/expos-and-events/iaapa-expo
会場での想定展示内容とビジネス用途
会場では「XRミッション」シリーズの実機デモンストレーションを通じて、施設向け導入効果や運営方法、回転率・収益性に関する具体的な説明が行われます。特に、忍者をテーマにした新作とゾンビ系コンテンツの没入表現は海外の運営者に対する訴求力が高いと想定されています。
デモンストレーションはプレイヤー体験の紹介だけでなく、導入を検討するテーマパーク・観光施設向けに設置要件や保守、運営支援のプランについても説明がなされます。
企業情報、導入実績、問い合わせ窓口
株式会社日本XRセンターは、XRを活用したエンターテインメントの企画・開発・運営支援を行う企業で、日本、インド、サンフランシスコに拠点を持ちます。ミッションは「ベストバリューでXR実装を促進する」で、XRゲーム・アトラクション及びXR研修のコンテンツ開発を主な事業としています。
以下に企業概要、導入実績、問い合わせ先、SNSアカウントを整理します。導入や取材、イベント利用、常設設置の相談は広報窓口が受け付けています。
- 会社名
- 株式会社日本XRセンター
- 所在地
- 〒164-0012 東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン14階 東京コンテンツインキュベーションセンター No.29
- 代表者
- 小林大河(代表取締役社長)
- 設立
- 2023年5月22日
- 事業内容
- VRアトラクション開発及び店舗運営
- ミッション
- ベストバリューでXR実装を促進する
- お問い合わせ(広報)
- E-mail:customersuccess@vrarri.com
- ホームページ
- www.vrarri.com
- SNSアカウント
-
- X: https://x.com/vrarricom
- Instagram: https://www.instagram.com/xrcenter_gamespace/
- TikTok: https://www.tiktok.com/@xr.center.game.sp
導入実績としては「XRミッション バトルワールド2045」が2025年6月より外部施設向け販売を開始した結果、千葉・北海道・山形の3施設に導入済みです。また、東京都中野区の常設店「XR Center Game Place」では「ZOMBIE STORM」が稼働中で、体験者からの反応も得られています。
要点整理(出展・製品・企業情報のまとめ)
以下の表は、本記事で取り上げた出展内容、作品ごとの特徴、会期・会場、企業情報などを分かりやすく整理したものです。表の後に簡潔な総括を述べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発行日時 | 2025年11月13日 12時00分 |
| 出展イベント | IAAPA EXPO 2025 |
| 会期 | 2025年11月18日(火)〜21日(金) |
| 会場 | Orange County Convention Center(フロリダ州オーランド) |
| ブース番号 | 北/南館1階 #3684 |
| 出展コンテンツ | XRミッション バトルワールド2045 / ニンジャブレイカー 妖魔決戦 / ZOMBIE STORM / THE MOON CRUISE(TeNQ) |
| 販売開始予定 | XRミッションシリーズ(3タイトル) 2026年2月より販売開始予定(第二弾・第三弾を含む) |
| 既存導入施設 | 龍宮城スパホテル三日月(千葉) / 伊達大滝CHILDHOOD(北海道) / リナワールド(山形) / XR Center Game Place(東京都中野区) |
| 受賞実績 | XRミッション バトルワールド2045:AWE Asia 2024 VR部門最優秀賞(Auggie Awards) |
| 開発・販売元 | 株式会社日本XRセンター(本社:東京都中野区) |
| 代表者 | 小林大河 |
| 設立 | 2023年5月22日 |
| 問い合わせ | customersuccess@vrarri.com |
| 公式情報 | www.vrarri.com / IAAPA公式サイト(https://iaapa.org/expos-and-events/iaapa-expo) |
この記事では、IAAPA EXPO 2025での出展内容、シリーズ各タイトルの特徴、導入実績、企業概要および問い合わせ窓口を網羅的に整理しました。日本発のXRアトラクションが国際展示会でどのように提示されるか、会期中のデモや導入相談の内容が明示されている点を中心にまとめています。