11/22・23鈴鹿で体感、爆創クラブの次世代運転体験

鈴鹿で爆創クラブ体験

開催期間:11月22日〜11月23日

鈴鹿で爆創クラブ体験
いつどこで体験できるの?
11月22日(土)・23日(日・祝)に鈴鹿サーキットのGPスクエアで開催。クラスターとTOYOTA GAZOO Racingの出展で、混雑時は整理券や待ち時間が発生する可能性があります。
どんな体験ができるの?子どもでも遊べる?
VRゴーグルとハンドルコントローラー、動くコックピットが同期する没入型体験。アクセル・ブレーキの抵抗や座席の振動まで再現し、子ども向けの直感的モードもあり幅広い年齢層に対応します。

鈴鹿で体感する「爆創クラブ」——レース会場に出現する次世代の運転体験

クラスター株式会社は、2025年11月13日付の発表で、TOYOTA GAZOO Racingと協働し、11月22日(土)・23日(日・祝)に鈴鹿サーキットで開催される「全日本スーパーフォーミュラ選手権 第24回JAF鈴鹿グランプリ」において、メタバースを用いた没入型体験コンテンツ「爆創クラブ」を出展すると公表しました。プレスリリース発表日時は2025年11月13日 15時00分です。

出展は鈴鹿サーキット内の『GPスクエア』における特別企画で、トヨタ自動車を含む国内自動車メーカー8社との共同プロジェクトとしての世界観を、レース開催地でリアルに体験できる内容です。タイトルでは「スーパーフォーミュラRd.10-12で」との表記がありますが、今回の出展は11月22日・23日の鈴鹿大会における展示となります。

出展期間
2025年11月22日(土)・23日(日・祝)
会場
鈴鹿サーキット(GPスクエア/三重県鈴鹿市)
発表元
クラスター株式会社(代表取締役CEO 加藤直人)

本プロジェクトは子どもから大人まで幅広い層が五感で“クルマを操る魅力”を体験できることを目的としており、来場者に対してメタバース技術とリアルな装置を組み合わせた新たなモータースポーツ接点を提示します。

スーパーフォーミュラRd.10-12で「次世代の運転」体験!トヨタ自動車など国内メーカー8社と共同開発の「爆創クラブ」が、ハンドル&“動く筐体”連動の没入型コンテンツとして登場 画像 2

ハンドルと“動く筐体”がもたらす没入感——技術と体感の連動設計

展示の中核は、VRゴーグルによる360°のバーチャル空間に、ハンドルコントローラーと路面やマシンの挙動に連動して動く専用コックピット(筐体)を組み合わせたシステムです。これにより視覚だけでなく、座席の動きや振動、Gに近い感覚を身体全体で受け取ることで従来のゲームやデモとは異なる深い没入体験を実現します。

具体的にはアクセル・ブレーキ操作を行うことでハンドルの抵抗やセンシングが反映され、映像と筐体の動きがリアルタイムでシンクロします。大人向けの本格的な操作感だけでなく、運転未経験の子どもでも直感的に楽しめる設計が施されており、幅広い来場者に向けた体験提供を目的としています。

体験の主要要素
要素 内容
リアルな操作感 専用ハンドルコントローラーでアクセル・ブレーキ等を操作。実車に近いフィードバック設計。
“動く”コックピット マシン挙動や路面の状況に合わせて座席(筐体)がダイナミックに連動。振動やGを再現。
圧倒的没入感 VRゴーグルによる360°映像と筐体の動き、ハンドル操作が同期し深い没入体験を提供。

これらの要素は、メタバース上での「創る」「走る」「共有する」というゲーム設計にリアルな体験を接続する役割を持ちます。体験の完成度は、将来的なモータースポーツファン育成という観点でも重要な意味を持ちます。

スーパーフォーミュラRd.10-12で「次世代の運転」体験!トヨタ自動車など国内メーカー8社と共同開発の「爆創クラブ」が、ハンドル&“動く筐体”連動の没入型コンテンツとして登場 画像 3

展示ゾーンの全容——体験メニューと見どころ

GPスクエアでの出展は複数の体験プログラムで構成されます。各プログラムはそれぞれ趣向が異なり、来場者の興味や年齢に応じた体験が用意されています。下記は出展内容の詳細です。

体験は当日の混雑状況により整理券や待ち時間が発生する可能性がありますが、会場で提供される各プログラムは順次実施される予定です。

  • 爆創クラブ体験:VRゴーグル、ハンドルコントローラー、専用コックピットを使用した本格的な運転体験。サーキットを走る臨場感を再現します。
  • 近未来ドライバー体験:360°回転する特別なモーションシートを採用。動きと映像が同期し、未来のレーシングドライバーのような没入体験を提供します。
  • 組み立て倉庫:好きな車種やパーツを組み合わせてオリジナル車両を制作できるエリア。今回は実際にスーパーフォーミュラに出場している5名のドライバーが制作した特別仕様車も展示され、来場者は選手の車両と一緒に写真撮影が可能です。
  • フォトブース:大会最終戦の雰囲気を再現した「バーチャル表彰台」フォトスポット。トロフィーやシャンパンを模した小道具を用いた撮影が可能です。

展示場所や公式情報は以下の公式サイトで確認できます。鈴鹿サーキット公式サイトおよびスーパーフォーミュラ公式サイトに出展情報が掲載されています。

鈴鹿サーキット公式サイト:https://www.suzukacircuit.jp/superformula/2/
スーパーフォーミュラ公式サイト:https://superformula.net/sf3/?lang=ja

スーパーフォーミュラRd.10-12で「次世代の運転」体験!トヨタ自動車など国内メーカー8社と共同開発の「爆創クラブ」が、ハンドル&“動く筐体”連動の没入型コンテンツとして登場 画像 4

共同プロジェクトの意義と参加企業、運営情報

「爆創クラブ」は2023年より国内メーカー8社との共同プロジェクトとして展開されているメタバースゲームで、バーチャル上で「走って、創って、共有する」ことを通してものづくりや車両への関心を促すことを狙いとしています。プロジェクトの基盤はclusterのメタバース機能を活かした「モビリティクラフト」にあります。

今回の鈴鹿出展では、トヨタ自動車をはじめとする以下の国内自動車メーカー8社が共同で参加しています。

  • スズキ株式会社
  • 株式会社SUBARU
  • ダイハツ工業株式会社
  • トヨタ自動車株式会社
  • 日産自動車株式会社
  • 本田技研工業株式会社
  • マツダ株式会社
  • 三菱自動車工業株式会社

さらに「爆創クラブ」では、トヨタ・ダイハツから販売されている実車をモデルにしたベース車両をバーチャル上で使用可能とし、現実の自動車デザインとバーチャルクリエイションを結びつける取り組みが行われています。

クラスター株式会社(会社概要)
所在地:東京都品川区西五反田8-9-5 FORECAST五反田WEST 2F
代表者:代表取締役CEO 加藤直人
事業内容:メタバースプラットフォーム「cluster」の企画・開発・運営
TOYOTA GAZOO Racing(概要)
トヨタ自動車株式会社のモータースポーツ活動部門。モータースポーツの魅力を発信し、未来のモビリティ社会へ挑戦する役割を担う。

出展の狙いは、モータースポーツに興味を持つ来場者やその家族・子どもたちに対して「クルマを操る楽しさ」を伝える啓蒙活動としての側面を持ちます。VRやメタバース技術を通じて、実際に運転できない年齢層にもハンドルを握る体験を提供し、次世代の関心を育むことを目指しています。

まとめ:出展の要点一覧

項目 内容
出展イベント 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第24回JAF鈴鹿グランプリ(鈴鹿サーキット)
開催日 2025年11月22日(土)・23日(日・祝)
出展ブース GPスクエア(鈴鹿サーキット内)
出展コンテンツ 爆創クラブ体験、近未来ドライバー体験、組み立て倉庫、フォトブース
主な技術要素 VRゴーグル、ハンドルコントローラー、動くコックピット(モーションシート)
参加企業(共同プロジェクト) スズキ、SUBARU、ダイハツ、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱
運営・発表 クラスター株式会社(代表加藤直人)、TOYOTA GAZOO Racing
発表日時(プレスリリース) 2025年11月13日 15時00分
関連リンク 鈴鹿サーキット公式:https://www.suzukacircuit.jp/superformula/2/
スーパーフォーミュラ公式:https://superformula.net/sf3/?lang=ja
プレス情報:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000017626.html

この記事では、クラスターが鈴鹿サーキットで提供する「爆創クラブ」出展の全容を整理して伝えた。ハンドル操作、動く筐体、VR映像が連動する構成は、モータースポーツの現場でメタバースを活用する具体例として注目に値するものであり、出展内容や参加企業、開催日時と会場情報を網羅的にまとめた。

キーワード:自動車、モータースポーツ、鈴鹿、レース、没入、VR、ゲーム、トヨタ、イマーシブ、サーキット