菅井友香主演『ハイスクールキッチン』公開 北海道農業を描く
ベストカレンダー編集部
2025年11月17日 06:03
ハイスクールキッチン公開
開催日:11月17日
高校調理部と“サステナブル”が交差する物語 ― ドラマの流れと見どころ
ホクレン農業協同組合連合会は、俳優の菅井友香を主演に迎えたWEBドラマ「ハイスクールキッチン~リラが出会ったサステナブル北海道農業×存続ギリギリの調理部~」を、2025年11月17日(月)0:00にYouTubeで公開しました。制作意図は北海道産農畜産物の生産現場や生産者の思い、そして持続可能な農業に関する課題と取り組みを幅広い世代に伝えることにあります。
ドラマは、札幌の高校に赴任した東京出身の28歳の女性教師「本間リラ」が顧問を務める調理部を中心に、部の存続をかけた全国大会への挑戦を描きます。大会のテーマは「サステナブル」。テーマに沿ったメニュー作りを通じて、リラと生徒たちが北海道の農畜産物や生産の現場に触れ、理解を深めていく過程が物語の主軸です。
あらすじの詳細
本間リラ(菅井友香)は学生時代に北海道で味わった食の感動が忘れられず、札幌の学校に就職します。顧問を務める調理部は目立った実績がなく、学校経営の観点から廃部か存続かが問われる立場に追い込まれます。部の存続判定は、調理部が出場を目指す高校調理部大会の参加メニューを、学校職員による試食会で決定することが条件となります。
リラは意気込むものの教頭から「東京の人だから北海道の食べ物のことは知らない」と揶揄され落ち込みます。試作に当たって、北海道産の農畜産物について学ぶために北広島市のホクレン施設「くるるの杜」を訪問します。そこで農協青年部の原田の案内を受けながら農業現場を見学し、日々の食卓を支える多くの食材が北海道の農業に依存していること、そして人手不足や技術革新など多様な課題に対応しながらサステナブルな農業の実現を目指す取り組みを知るに至ります。
これらの学びを活かして生徒たちとメニュー開発を進め、学校関係者の前で試食会が行われます。試食会の結果が部の行く末を左右する中で、生徒と教師がどのように成長し、選ばれるメニューがどのように評価されるのかがクライマックスとなります。
- 公開日時:2025年11月17日(月)0:00
- 視聴場所:YouTubeチャンネル(URL)
https://www.youtube.com/channel/UCN4XrV0ehtc2KCOd6F_hNTg
キャストとスタッフ構成 ― 作品を支えた顔ぶれ
出演者とスタッフは撮影や制作の現場で多岐にわたり役割を果たしています。主演の菅井友香のほか、主要キャストや撮影・美術・編集などのスタッフが連携して作品を形にしました。ここではキャストとスタッフを可能な限り詳細に紹介します。
登場人物と演者、そして制作陣の名前は以下のとおりです。作品のクレジット情報はそのまま掲載します。
主なキャスト
- 本間リラ:菅井友香
- 宮本小春:一林花菜
- 高橋優菜:齋藤杏結
- 佐々木蓮:佐伯光琉
- 桐谷颯太:高橋響
- 原田正義:梅原たくと
- 教頭:佐々木正樹
- 教頭の妻:稲垣碧
- 理事長:大橋千絵
- 山鼻学院高校・職員:巻口直哉
- 山鼻学院高校・職員:戸澤亮
- 高校生:東海大学附属札幌高等学校の皆様
主要スタッフ
- 監督:早川渉
- 脚本:横山考、津多屋 酉
- 主題歌:竹内アンナ「P.S. I LOVE YOU」
- 撮影:藤原秀夫
- DIT:笹崎寛幸
- 照明:吉村雅治
- 録音・効果・整音:井口勇
- 美術:木下真二郎
- 助監督:鈴木アラタ
- 制作担当:篠田光江
- スタイリスト:中井綾子、crepe(菅井担当)
- ヘアメイク(菅井担当):カワムラノゾミ
- 衣装・フードスタイリスト:橋場綾子
- フードコーディネート:及川聖香
- ヘアメイク:三本雅章、鈴木美穂
- 車両:宮嶋総士
- スチール:中村祐弘
- メイキング:竹内雄飛
- メイキングカメラマン:川田英之
- 編集・カラリスト:芦崎弘康
- プロデューサー:桧原由紀枝
- クリエイティブディレクター:小田智機(ADK)
- アートディレクター(グラフィック):代蔵寿美礼
- キャスティング:小田早苗、原やよい(AndPerson)、原雅洋(ADK)
- 制作:制作 mitto
- 構想・企画:ホクレン農業協同組合連合会
SPECIAL THANKS・撮影協力
- SPECIAL THANKS
- 北海道農協青年部協議会、稲村英樹、笠谷亨、背戸田達弥、髙見章太、七海光
- 撮影協力
- 東海大学附属札幌高等学校、東海大学、ホクレン食と農のふれあいファーム くるるの杜
主演・主題歌と関係者のコメント
主演の菅井友香は、欅坂46・櫻坂46の初代キャプテンを務めた後、女優として活動を続けています。プロフィールと近年の出演作および本人コメントを記載します。
主題歌は竹内アンナによる本作のためのオリジナル楽曲「P.S. I LOVE YOU」。楽曲のリリース日やアーティストコメントも合わせて紹介します。
菅井友香 プロフィールとコメント
- 生年月日:1995年11月29日
- 出身地:東京都
- 経歴:欅坂46・櫻坂46の初代キャプテンを務め、グループ卒業後は女優として活動
- 出演作(表記はプレスリリース掲載の情報):2026年 NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」、2025年 CX系「ロンダリング」、2025年 映画「女神降臨 After プロポーズ編」、2025年 映画「女神降臨 Before 高校デビュー編」、2025年 映画「怪獣ヤロウ!」
菅井友香のコメントは次のとおりです。今回のドラマはオール北海道ロケで、スピンオフ動画もあることに触れています。撮影を通じて北海道の農業に関する知られざる一面や地元の温かさに触れたこと、地元学生との撮影で刺激を受けながら撮影を行ったことを伝えています。視聴へ向けた挨拶として、撮影現場も含めてご覧いただきたい旨が述べられています。
主題歌「P.S. I LOVE YOU」・竹内アンナ
- 楽曲:P.S. I LOVE YOU(本作のオリジナル楽曲)
- リリース日:2025年11月19日
竹内アンナは今回、北海道を題材にしたラブレターのつもりで楽曲を書き下ろしたとコメントしています。アーティストはポップを基盤に多様な解釈を行うシンガーソングライターであり、楽曲提供やコラボレーションを含め多彩な活動歴があります。公式のWebプレゼンスとして、OFFICIAL HP、X、Instagram、YouTube、TikTokのアカウント情報がプレスリリースに記載されています。
ホクレンの狙いと地域への接続 ― 北海道農業の現状と取り組み
本作は単なるエンターテインメントにとどまらず、北海道農業の重要性や課題、現場の取り組みを伝える教育的な側面を強く持っています。ホクレンはこの意図を踏まえ、次世代の食のトレンドを担う20代から40代をターゲットに情報発信を行っています。
ホクレン農業協同組合連合会は、JAグループ北海道における経済事業を担う組織として、販売事業・購買事業・営農支援を連携させることで「つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に」の実現を目指しています。また、2030年を目途にした長期ビジョン「Vision2030」を掲げ、次の100年に向けた組織としての役割発揮を目指しています。詳細はホクレンのウェブサイトで確認可能です。https://www.hokuren.or.jp/role/
ホクレン・ハイスクール・キャラバンについて
本作の舞台が高校であることを受け、ホクレンは日常の食卓を支える食材の情勢や、北海道農業の魅力・サステナブルな取り組み・生産者の努力を直接伝えるための「ホクレン・ハイスクール・キャラバン(仮)」を12月より実施予定であると発表しています。具体的な実施内容や情報解禁は追って案内される予定です。
このキャラバンは同世代の学生に対して、食と農業の関係性を理解してもらうことを主要目的としています。ドラマと実地での学びを組み合わせる構成により、映像での理解を深めた上で現場に触れる機会を提供する意図が読み取れます。
公開情報の整理と要点まとめ
ここまでに記載した要点を一覧化し、視聴や調査の際に確認しやすい形で整理します。下の表は本作の主要な公開情報、関係者、関連企画などをまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | ハイスクールキッチン~リラが出会ったサステナブル北海道農業×存続ギリギリの調理部~ |
| 公開日時 | 2025年11月17日(月)0:00 |
| 視聴先 | YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCN4XrV0ehtc2KCOd6F_hNTg |
| 主演 | 菅井友香(本間リラ役) |
| 主題歌 | 竹内アンナ「P.S. I LOVE YOU」 リリース日 2025年11月19日 |
| 主要撮影協力 | 東海大学附属札幌高等学校、東海大学、ホクレン食と農のふれあいファーム くるるの杜 |
| 制作 | 制作 mitto、構想・企画 ホクレン農業協同組合連合会 |
| ホクレンの事業領域 | 販売事業・購買事業・営農支援。コーポレートメッセージ「つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に」 |
| 関連企画 | ホクレン・ハイスクール・キャラバン(仮)を12月より実施予定。情報解禁待ち |
本稿では、公開されたWEBドラマの概要、あらすじ、出演者・制作陣、主題歌、撮影協力とホクレンの狙いまでを整理しました。ドラマは映像を通じて北海道農業の現場や課題を具体的に示す構成となっており、12月実施予定のホクレン・ハイスクール・キャラバンと合わせて、若年層に向けた学びの機会が設けられる点も要注目です。
参考リンク: