AIアイドル『ゆめかいろ』VTuber始動　配信者＆ボイス募集中

AIとファンの共創で描く新たなアイドル像：『ゆめかいろプロダクション』のVTuber展開

KLab株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長 真田哲弥）は、AIとファンが共に創るアイドルプロジェクト『ゆめかいろプロダクション』の新展開として、5人のアイドルがAI VTuberとして活動することを発表しました。発表は2025年11月17日 12時00分に行われ、公式サイトおよび公式Xアカウントで詳細が公開されています。

本稿では発表内容を整理し、活動形態、オーディション要項、応募条件、報酬などの具体的な情報を漏れなく伝えます。以下に記載するすべての内容は、KLab社によるリリース情報（発表日：2025年11月17日）に基づくものです。

マルチディメンション構想と今回の発表の位置づけ

2025年11月14日に発表された「マルチディメンション構想」では、AIアイドル第1期生のビジュアルをハイパーリアルや2D表現など多面的に展開する方針が示されました。今回の発表では、その構想を踏まえ、AI VTuberとしての本格的な活動開始が明示されました。

構想に登場する第1期生は以下の5名です。センターの役割や活動形態の違いを含め、今回の展開ではそれぞれの役割が明確化されています。

• ゆめみなな（センター、完全AI）：音声・表情・発話がAIにより生成されるAI VTuberとして活動。
• 水墨まほろ：AIが作成した2Dビジュアルを用いたVTuberとして活動予定。
• 花咲みもざ：AIが作成した2Dビジュアルを用いたVTuberとして活動予定。
• 小熊こまめ：AIが作成した2Dビジュアルを用いたVTuberとして活動予定。
• 月窓ろみ：AIが作成した2Dビジュアルを用いたVTuberとして活動予定。

上記はKLabの公式発表（詳細リリース：https://www.klab.com/jp/press/release/2025/1114/ai_yumekairo.html）に基づくもので、今回の展開は「AI VTuberと人間による配信者が共演するハイブリッドなエンタテインメント」を目指しています。

“完全AI”の中心人物と4人のVTuber──役割と技術的な仕組み

本プロジェクトにおけるセンター「ゆめみなな」は、AI技術によって音声・表情・発話が生成される点が特徴です。声そのものをAIが合成して話すのではなく、外部より提供されたボイスをAIに取り込むことで、多様な発話や表情を生成する仕組みが採用されます。

他の4名（水墨まほろ、花咲みもざ、小熊こまめ、月窓ろみ）は、AIが創造した2Dビジュアルを外観としてまとい、配信者がそのキャラクターとして配信する形で活動を行います。これにより、AIによる設計と人間の演技力が融合します。

“ゆめみなな”のボイス生成と利用の流れ

ゆめみななの音声は、合格者によるボイス収録を一度実施した後、その収録データをAIに取り込んで以降の稼働を行う方式です。つまり、候補者は一度だけ収録を行い、継続的に収録を行う必要はありません。

この仕組みは、収録された音声素材を元に生成AIが多様な発話を合成するため、実際の配信においてはAIがその音声を用いて「ゆめみなな」として発話・表現を行います。提供音声の利用に関する対価や条件はオーディション要項に明記されています。

収録回数

合格者は一度のボイス収録を行うのみ。以降の個別収録は原則不要。

音声の利用

収録した声はAIによって取り込まれ、『ゆめみなな』の音声素材として合成・利用される。

報酬

合格者にはボイス収録および利用の対価として30万円が支払われる。

4人の配信者が担う役割と活動イメージ

第1期生のうち4人は、AIが設計した2Dビジュアルを使用して配信活動を行います。配信者はそのビジュアルに合わせてトークや歌唱、演技を行い、ファンと交流します。

配信経験やトーク力、歌唱・特技などを活かして活動できることが特徴です。プロ・アマの別を問わず募集されており、既存の配信経験者や声優・歌手、VTuberとしての活動経験がある方も歓迎されています。

• 配信者は指定されたAIキャラクターの人格や世界観を踏まえて活動を行う。
• 配信形式は動画投稿やライブ配信、コラボ配信などプラットフォームに応じて実施。
• ファンとの共創を重視し、コミュニティ形成や企画参加が想定される。

これらの活動は、AIが創るキャラクターと配信者の表現が相互に補完し合うハイブリッドな形で展開されます。

オーディション詳細：応募期間・条件・応募方法を含む全情報

本プロジェクトでは二種類のオーディションを同期間で実施します。いずれも募集期間は2025年11月17日（月）〜2025年12月5日（金）です。応募は公式サイト内の各オーディションページから行います。

以下に、各オーディションの募集要項を表形式で整理します。表は各項目を明確に示すために設けていますので、応募前に必ず確認してください。

オーディションA：ゆめみなな ボイスオーディション

このオーディションは、主役キャラクター「ゆめみなな」のボイスを提供できる方を募集するものです。プロ・アマを問わず応募可能ですが、応募条件として18歳以上の女性で日本国内在住であることが求められます。

合格者にはボイス収録およびその利用に対する対価として30万円が支払われます。応募は公式ページからのエントリーが必要です。

上表は応募に必要な主要情報を網羅しています。応募にあたっては公式ページ上の詳細要項・注意事項を確認のうえ、正確にエントリーしてください。

オーディションB：ゆめかいろ1期生オーディション（配信者募集）

こちらのオーディションは、第1期生のうち4名（水墨まほろ、花咲みもざ、小熊こまめ、月窓ろみ）として活動する配信者を募集するものです。配信経験者は歓迎されますが、経験の有無を問わず応募可能です。

応募条件はゆめみななボイスオーディションと同様に、18歳以上の女性で日本国内在住であること、ならびにゆめかいろプロジェクトの想いに共感できることが求められます。歓迎条件として動画制作・投稿、各種プラットフォームでの配信経験、声優・歌手・アイドル・VTuberなどの実績が挙げられています。

本オーディションの合否や選考フロー、契約条件等の詳細は公式ページに示されるため、応募者はエントリー前に必ず公式情報を確認する必要があります。疑問点は公式ページの案内に従って問い合わせを行ってください。

応募手順と参加時の注意点、技術面の留意事項

応募を検討する際は、手順と条件を整理しておくことが重要です。以下に応募から選考までの一般的な流れと、技術面や権利関係で留意すべき点をまとめます。

本章には応募者向けのチェックリストと、AI音声の取り扱いに関するポイントを記載します。これにより、応募前に必要な準備や確認事項を整理できます。

1. 公式サイトの各オーディションページで要項を確認する（募集期間：2025/11/17〜2025/12/05）。
2. 応募条件（18歳以上の女性、日本国内在住、プロジェクトへの共感等）を満たすか確認する。
3. 必要書類や音声サンプル、自己PR動画等の提出物を準備する（各ページの指定に従う）。
4. エントリーフォームから申し込み、選考の連絡を待つ。合格者はボイス収録または配信者契約に進む。

技術面では、ゆめみななに提供される音声は一度収録された素材をAIが取り込み、以降の発話生成に利用されます。したがって、音声の品質や提供内容、使用許諾範囲については、応募時に示される契約条件を十分に確認する必要があります。

報酬や利用条件は募集要項に明記されており、ゆめみななボイスオーディションでは報酬として30万円が提示されています。配信者オーディションについては、契約条件や報酬体系は選考後に提示される可能性があるため、詳細は公式案内を参照してください。

発表内容の要点整理と参考リンク

本章では、この記事で取り扱った発表の主要ポイントを表形式で整理します。表により、発表日、募集期間、対象者、報酬、公式リンクなどの主要情報を一目で確認できます。

以下の表はKLabの発表内容を基に作成しています。応募や問い合わせを行う際は、公式サイト（http://yumekairo.ai-ent.klab.com/）および公式X（https://x.com/yumekairo_ent）を参照してください。

この記事ではKLabによる発表内容を正確に伝えることを目的とし、オーディションの期間、応募条件、報酬および各種リンクを含めて掲載しました。応募を検討する方は、必ず公式サイトで詳細な応募要項と注意事項を確認のうえ、エントリー手続きを行ってください。