11月19日幕張開幕:生成AI映画を公開、INTER BEE出展の見どころ

生成AI映像を幕張公開

開催期間:11月19日〜11月21日

生成AI映像を幕張公開
いつどこで見られるの?
幕張メッセで、INTER BEE 2025内の特別企画「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」に出展。会期は2025年11月19日~21日、ガウマピクスは展示ホール6で公開。入場は無料だが来場者登録が必要で、11月19日16:10からのトークも実施される。
どんな作品が見られるの?
生成AIのみで制作した短編や、オムニバス映画『generAIdoscope』の一篇『グランマレビト』などを中心に複数作品を公開。制作工程やAI性能検証に関する解説もブースで確認できる。

生成AIで描いた短編と劇場公開作を幕張で公開

ガウマピクス株式会社は、東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)に入居する企業として、2025年11月19日(水)から21日(金)に幕張メッセで開かれる「INTER BEE 2025」内の特別企画「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」に出展します。プレスリリースは2025年11月18日 10時00分に配信されており、出展ブースでは生成AIのみを使用して制作された映像を中心に公開する予定です。

展示される主な作品には、全編生成AIで制作された短編映画や、2025年8月に劇場公開されたオムニバス映画『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』の一篇である『グランマレビト』などが含まれます。ここでは、出展作品の概要とこれまでの受賞・出品歴を具体的に整理して紹介します。

ガウマピクス株式会社「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」出展およびトークセッション(11/19)のご案内―生成AIツールを使用した映像制作の可能性を提示 画像 2

出展映像の主なラインナップ

ガウマピクスがAIツールを活用して制作した映像作品が複数点、会場で公開されます。以下に作品名と制作年、これまでの上映・受賞履歴を詳細に示します。

IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-(2024年/生成AI映画)

本作は生成AIによる制作で国際的に評価を受けている短編作品です。受賞・ノミネート・入選歴は次の通りです。

  • 韓国・キョンサンブクト国際AI・メタバース映画祭「Gosenghetsang賞」受賞
  • アメリカ・NY Best Actor & Director Awards「Best Director of an AI Film」受賞
  • アメリカ・サンフランシスコSFショートフィルムアワード「ベスト生成AIコンテンツ賞」受賞
  • アメリカ・メタモーフ アワード AI Evolution賞ノミネート
  • 韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭 AI映画国際コンペティション部入選
  • インド・プネー国際短編映画祭 入選
  • ポーランド・シネテックフューチャーフェスト 入選
  • 中国・ONEDアート/エクスペリメンタル映画祭 入選
  • ルーマニア・ギャラクティック・イマジナリウム映画祭 入選
  • イタリア・ブラーノAI映画祭 入選
  • インドネシア・ジャカルタフィルムウィーク2024 入選
  • イタリア・トリエステSF映画祭 入選
  • アメリカ・シカゴAI映画祭 入選
  • インド・ゴア短編映画祭 入選
グランマレビト(2025年/生成AI映画)

2025年8月に劇場公開されたオムニバス映画『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』の一篇として公開された作品です。国内外の複数の映画祭に選出されています。

  • イタリア・トリエステSF映画祭 入選
  • アメリカ・ワールド・プレミア・フィルムアワード 出品(出品扱いの記載)
  • バリ・AIフィルムアワード 出品
  • 韓国・ソウル国際AI映画祭 入選
  • 日本・AI 日本国際映画祭 特別招待上映
  • 日本・ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭 ゆうばりセレクション特別上映

上記以外にも、ガウマピクスが制作に関与した生成AI作品や映像の紹介がブースで行われる見込みです。出展内容では、生成AIのみを使用して制作された作品群を通じて、AIを活用した映像制作の現状と可能性を来場者が直接確認できる構成となっています。

ガウマピクス株式会社「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」出展およびトークセッション(11/19)のご案内―生成AIツールを使用した映像制作の可能性を提示 画像 3

トークセッション — 制作工程とAI性能検証をめぐって

ガウマピクスは11月19日(水)16:10~17:10に、幕張メッセ展示ホール6の特別企画オープンステージでトークセッションを実施します。セッションのタイトルは「映画の今と未来 ―『グランマレビト』に見る創作の進化と、日本初AI国際映画祭が拓く新潮流―」です。

セッションでは、生成AIを用いた映像制作における独自の制作工程や、AIツールの性能を最大限に引き出すための検証方法について具体的に解説されます。従来とは異なる工程導入や検証のプロセスなど、制作現場レベルの情報が取り上げられる予定です。

ガウマピクス株式会社「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」出展およびトークセッション(11/19)のご案内―生成AIツールを使用した映像制作の可能性を提示 画像 4

登壇者とプログラムの概要

登壇者は、ガウマピクス代表で映画監督の山口ヒロキ氏と、2025年11月2日・3日に開催された「第1回AI 日本国際映画祭 2025」の代表理事を務める池田裕行氏です。両名はAI映画の制作実務とフェスティバルの運営という異なる立場から、創作と流通の両面について議論します。

セッションは質疑応答の時間も含めた構成で、来場者は具体的な制作手順や技術的検証、映画祭というプラットフォームが果たす役割について直接 問い合わせや確認を行うことができます。聴講には来場者登録や聴講予約が必要とされています。

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INTER BEE IGNITION×DCEXPO 出展概要と来場案内

「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」は、INTER BEE 2025内の特別企画として開催されます。ガウマピクスの出展は幕張メッセ 会場 国際展示場展示ホール6にて行われます。なお、Inter BEE 2025自体は国際展示場展示ホール2~8での開催です。

来場は無料ですが、全来場者登録入場制となっており、来場者登録や聴講予約は主催側の案内に従う必要があります。プレスリリース内では「詳細は こちら」「来場者登録や聴講予約は こちらから」と案内されています。

会期 開催時間 会場
2025年11月19日(水) 10:00~17:30 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール6(出展ブース)
2025年11月20日(木) 10:00~17:30 Inter BEE 2025(展示ホール2~8)
2025年11月21日(金) 10:00~17:00 Inter BEE 2025(展示ホール2~8)

出展ブースの具体的な位置については「【出展ブース位置】」とプレスリリースに表記がありますが、ブース番号等の詳細は公開情報に従って確認する必要があります。入場や聴講のための登録ページは主催者の案内ページを参照してください。

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ガウマピクスとTCICの役割、問い合わせ先

ガウマピクス株式会社は、実写映像に加えて生成AIによる動画制作を併用し、映画、ドラマ、CM、企業VP、MV、YouTube動画、CGなど多様なジャンルの映像制作に対応する制作会社です。プレスリリース内には「公式サイトは こちら」との案内があります。

また、本出展にあたりTCIC(東京コンテンツインキュベーションセンター)との関係も明示されています。TCICは東京都が設置・運営するコンテンツ関連産業向けの創業支援施設で、都内のコンテンツ関連産業の活性化と情報発信を目的としています。

連絡先(本件に関するお問い合わせ)

ガウマピクス株式会社 プロデューサー 寺嶋

e-mail:ff@ilink-creative.com

TCIC(東京コンテンツインキュベーションセンター)

TCICはコンテンツ分野の起業支援やハンズオン支援を行う東京都の創業支援施設です。詳細は公式サイトをご確認ください。

公式URL:https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/

承認制Facebookコミュニティ『TCIC SPACE』の参加案内:https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/tcicSpace/

本出展は、ガウマピクスが実際に生成AIを導入して制作した作品群を一般公開することで、技術的実装や制作プロセスの具体例を示すことが目的とされています。問い合わせ先としては上記のメールアドレスが案内されています。

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山口ヒロキ監督の略歴(登壇者プロフィール)

山口ヒロキ氏は京都府出身。立命館大学映画部第39代部長を務め、19歳で監督した『深夜臓器』でインディーズムービー・フェスティバル グランプリを受賞しました。学生時代に制作した劇場用長編『グシャノビンヅメ』は2004年に劇場公開され、モントリオール・ファンタジア国際映画祭受賞、プチョン国際ファンタスティック映画祭など多くの海外映画祭に正式招待され、各国で配給が決定しました。

実写映画の代表作には『メサイア』シリーズ(原作:高殿円)、『血まみれスケバンチェーンソー』(原作:三家本礼)、『トリノコシティ』(原曲:40mP)などがあり、生成AIを用いた映画制作にも取り組んでいます。自身の生成AI映画『IMPROVEMENT CYCLE-好転周期-』は2024年にプチョン国際ファンタスティック映画祭ほか複数のAI部門に招待され、2025年にはAI映画『グランマレビト』が劇場公開されました。

この記事で取り上げた主要項目の一覧
項目 内容
プレスリリース配信日時 2025年11月18日 10時00分
出展イベント INTER BEE 2025(特別企画:INTER BEE IGNITION × DCEXPO)
会期・会場(出展) 2025年11月19日~21日/幕張メッセ 国際展示場 展示ホール6(ブースは特別企画内)
出展作品(主要) 『IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-』(2024年 生成AI映画)、『グランマレビト』(2025年 生成AI映画)ほか
トークセッション 2025年11月19日(水)16:10~17:10/幕張メッセ展示ホール6 特別企画オープンステージ
登壇者 山口ヒロキ(ガウマピクス代表・映画監督)、池田裕行(第1回AI 日本国際映画祭 2025 代表理事)
来場・聴講 無料(全来場者登録入場制:来場者登録や聴講予約は主催者案内に従う)
問い合わせ ガウマピクス株式会社 プロデューサー 寺嶋/e-mail:ff@ilink-creative.com
関連組織 東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)/https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/

この記事は、ガウマピクス株式会社が発表したプレスリリースの内容をもとに、出展作品、トークセッションの詳細、会場案内、問い合わせ先および関連する組織情報を整理して報告したものです。展示される作品一覧やセッションの実施日時、連絡先などの重要な情報は上の表の通りまとめています。