ウォーサンダーに武蔵・長門登場、30種超の大型アップデート

規模を拡大したアップデート「Spearhead」で戦線に加わった新兵器と改良点

合同会社EXNOAは、DMM GAMESで提供中のPC/PlayStation向けマルチコンバットオンラインゲーム『War Thunder』に対し、2025年11月11日（火）に大型アップデート「スピアヘッド（Spearhead）」を実施したと発表しました。プレスリリースは合同会社EXNOA発行、発表日時は2025年11月18日 17:00となっています。

今回のアップデートは2025年第4回目にあたる大型アップデートで、30種類以上の新兵器追加と既存兵器の更新、さらにゲームシステム面での改善が盛り込まれています。アップデートの公式案内は、DMM GAMESの『War Thunder』ニュースページ（https://warthunder.dmm.com/news/detail/15096）で確認できます。

追加された代表的な兵器群と特徴

追加された兵器は地上・海上・航空を横断する多数のプラットフォームを含みます。ここではプレスリリースで紹介されている主要な新兵器を具体的に解説します。

新兵器の中には、現代的な装甲偵察戦闘車や第二次世界大戦期の超弩級戦艦、練習機ベースの地上攻撃機など多岐にわたる車種が含まれます。各兵器は史実の仕様や時期別仕様で実装されており、ゲーム内での役割や挙動にも反映されています。

EBRC ジャグア（フランス）

フランス陸軍の装甲騎兵部隊近代化計画「スコーピオン（SCORPION）」の一環として導入された6輪駆動の最新装甲偵察戦闘車です。40mmテレスコープ弾を発射可能なCTC速射砲とアケロンMP対戦車ミサイルを搭載し、市街地や山岳地帯での運用を想定した高い機動力と火力を備えます。

ゲーム内では中〜高ランクでの偵察・対装甲役割を担い、多様な戦術での運用が期待されます。

武蔵（大日本帝国海軍）

「武蔵」は大和型戦艦の2番艦で、史上最大級の排水量を誇る超弩級戦艦として実装されています。プレスリリースでは排水量7万2千トン超、主砲46cmという史実仕様を踏襲し、最大速力27ノットを発揮した点が説明されています。

『War Thunder』内の武蔵は1943年仕様の姿を再現し、左右両舷に60口径三年式15.5cm三連装砲塔の副砲を備えた仕様で登場します。これは戦術的な副砲運用を反映した実装です。

長門（大日本帝国海軍）

「長門」は八八艦隊計画で建造された超弩級戦艦で、当初から41cm砲（16インチ同等）を搭載した設計を有しました。ゲームでは1944年仕様として対空兵装が増設されたプレミアム艦として提供されます。

プレミアム艦は戦闘で得られる報酬（シルバーライオンや研究ポイント）が通常艦より多くなるため、日本技術ツリーの研究開発を支援する運用が可能です。長門の詳細は長門パック案内（https://warthunder.dmm.com/news/detail/15021）を参照してください。

MB-326K（イタリア）

アエルマッキ社のMB-326をベースにした単座の地上攻撃機型で、輸出向けの強化改良型MB-326Gをさらに単座化し、推進力の高いエンジンと固定武装の30mm機関砲を装備した機体です。ジェット練習機としての素性に加え軽攻撃機的運用が可能となります。

航空ミッションでの地上攻撃や対地支援任務に適した兵装構成が特徴です。

戦場のビジュアル刷新とシステム面の改良

兵器追加に加えてゲーム体験を左右する環境表現や操作性の改良も行われています。2024年から継続的に取り組んでいる初期マップのビジュアルリニューアルの一環として、今回は「スターリングラード（Stalingrad）」と「カルパティア山脈（Carpathians）」がグラフィックス強化の対象となりました。

オリジナルの地形レイアウト自体は変更せず、グラフィックスの向上に重点を置くことで、従来どおりの戦略性を保ちながら視覚的な臨場感を高めています。これにより長年親しまれてきたマップがよりリアルで美しい景観へと進化しました。

新たに導入されたシステム変更

海戦や艦艇運用に関するシステム面でも改良が行われています。特に注目されるのは艦艇のダメージコントロール機能の自動化と、毎日無料で利用できるバックアップシステムの導入です。

ダメージコントロール機能は、艦艇の復旧作業を自動制御できるようにして被弾後の操作負担を軽減する要素を提供します。バックアップシステムは誰でも毎日無料で利用できる仕組みで、戦闘準備やリスク管理の面で利便性が向上します。詳細は公式のお知らせページ（https://warthunder.dmm.com/news/detail/15096）を参照してください。

• マップのビジュアルアップデート：Stalingrad、Carpathians
• 艦艇新ダメージコントロール機能：復旧作業の自動化
• 毎日無料のバックアップシステム導入：戦闘準備の補助

期間限定シーズンイベント「Fast and Dangerous」と限定兵器R400の入手方法

アップデートと連動して、期間限定のシーズンイベント「2025年冬季陸上作戦 ファストアンドデンジャラス（Fast and Dangerous）」が開催されます。イベント開催期間は2025年11月19日（水）20:00から2025年12月03日（水）20:00までです。

イベントはステージ制で進行し、ゲーム内バトルでミッションポイントを稼ぐことでステージが開放されます。35,000ミッションポイント獲得ごとにステージが開放され、開放したステージ数に応じて報酬を受け取る形式です。最終段階ではドイツのランクVIに相当する試作車R400が入手可能となります。R400はイベント限定兵器で、イベント期間中にしか獲得できない点が明記されています。

イベント報酬と参加方法の概要

報酬は限定兵器のほか、関連した装飾品やゲーム内資源が用意されています。具体的なタスク内容や報酬の詳細はイベント専用の案内ページ（https://warthunder.dmm.com/news/detail/15108）で確認が可能です。

イベント参加は通常のバトル参加と同様にログインしてイベント対象のミッションに参加する形式です。期間が限られているため、R400を目指す場合は開催期間中に計画的にミッションを消化する必要があります。

1. 開催期間：2025年11月19日 20:00 〜 2025年12月03日 20:00
2. ステージ開放条件：35,000ミッションポイントごとにステージ解放
3. 最終報酬：ドイツ試作車R400（イベント限定）

基本情報と連絡先、プラットフォーム情報

本リリースの発行元は合同会社EXNOA（本社：東京都港区、CEO：東條 寛）で、DMM GAMESにて『War Thunder』を運営しています。公式サイトおよび公式SNSで最新情報や詳細アナウンスが公開されています。

関連リンクは以下の通りです。個別のニュースやビギナーズ向け情報も参照できます。

• 公式サイト（DMM版）: http://warthunder.dmm.com/
• 大型アップデート案内: https://warthunder.dmm.com/news/detail/15096
• 長門パック案内: https://warthunder.dmm.com/news/detail/15021
• シーズンイベント案内: https://warthunder.dmm.com/news/detail/15108
• 公式X（旧Twitter）: https://x.com/WarThunderJP
• ビギナーズサイト: https://warthunder.dmm.com/lp

タイトル

『War Thunder（ウォーサンダー）』

プラットフォーム

PC(DMM GAME PLAYER版) / PlayStation®4 & PlayStation®5

権利表記

Published by EXNOA LLC. © 2025 Gaijin Games Kft. All rights reserved.

プレスリリース本文では、今後年末年始に向けた追加の大型アップデートや冬季イベント、セール等の計画が示唆されています。詳細は公式告知を適宜確認することが推奨されます。

用語と補足

記事中に登場する固有名詞や仕様は、プレスリリースに基づく表記です。実装される兵装・仕様はゲーム内のバランス調整やテスト結果により変更される場合があります。

アップデートやイベントの進行、報酬受取に関する最新情報は上記リンクの公式ページにて随時更新されます。

まとめとして、本稿は合同会社EXNOAが公表した『War Thunder』大型アップデート「Spearhead」と、それに伴うシステム改良および期間限定イベント「Fast and Dangerous」について、追加兵器やマップ、実施日程、入手可能な限定兵器R400の詳細を整理して伝えました。詳細情報や最新の告知は公式サイトと各ニュースページを確認してください。