12/26公開『インター・エイリア』作者スージー・ミラー日本語インタビュー
ベストカレンダー編集部
2025年11月18日 18:29
インター・エイリア公開
開催日:12月26日
スージー・ミラーが描く『インター・エイリア』──母親、職業人としての葛藤を描く物語
スージー・ミラーは前作『プライマ・フェイシィ』で、女性が法に則って性被害を訴えたときに直面する現実的な困難を描き、国際的に高く評価されました。プレスリリース(カルチャヴィル合同会社、2025年11月18日 18時00分発表)によると、最新作『インター・エイリア』(原題:Inter Alia)では、育児と仕事の両立をめぐる現代の女性たちの課題に焦点が当てられています。
物語は、判事として職務を果たしながら母親として子育てに取り組む女性ジェシカが主人公です。作品は男性優位が残る社会構造の中で、仕事にかかるプレッシャーと“完璧にこなすことが当然”とされる育児の前提に翻弄される女性の姿を描きます。ある出来事をきっかけに、ジェシカは親として、また判事としての難しい選択の局面に立たされます。
物語のあらすじと焦点
本作の中心テーマは「仕事と家庭の両立」が表面上の問題にとどまらず、社会的期待や制度上の前提、性別役割分担の固定観念とどう対峙するかです。ジェシカの経験を通じて、観客は自らの生活や立場を反芻するよう促されます。
プレスリリースでは「観た人は誰もが自分の生活や人生を反芻せずにはいられない、濃厚なメッセージを受け取ること必至の物語」と表現されています。作品は1時間52分(休憩なし)で、劇場上映向けの構成として緊張感を持続させる演出が施されています。
- 作家
- スージー・ミラー(作家、母親、かつ弁護士としての側面を持つ)
- 原題
- Inter Alia
- 上演時間
- 1時間52分(休憩なし)
作品内で描かれる出来事とそれに対する登場人物たちの対応は、個人的な問題に見える一つ一つが社会構造や制度、価値観と密接に結び付いていることを示します。
また、NTLiveの舞台収録映像としての上映であるため、舞台演出の細部や俳優の表情、法廷シーンの緊張感などがスクリーンを通して直に伝わる構成になっています。
スージー・ミラーのメッセージと日本語版インタビュー動画
プレスリリースによれば、作家のスージー・ミラー本人が本作に託したメッセージについて日本語版で語るインタビュー動画が公開されています。ミラーは自身が母親であり、弁護士・作家としての経歴を持つ人物であり、その視点が作品に反映されています。
インタビューは短い形式で公開されており、作品の主題や書き手の意図、観客に受け取ってほしい主な問いかけについて説明がなされています。作品に重なる観客や身近な人に重なる観客を想定した語りが含まれている旨が告知されています。
インタビュー動画の視聴方法とリンク
インタビュー動画はYouTubeショートで配信されています。視聴は下記のURLから可能です(プレスリリース記載)。動画は日本語版として提示されています。
https://youtube.com/shorts/_LkUMqLOfTs?feature=share
- 動画内容(プレスリリース記載): 作家であるスージー・ミラーが本作に託したメッセージについて語る
- 作家の背景: 母親であり、弁護士・作家としての経験を作品に反映
プレスリリースは、視聴後に作品を映画館で観ることを推奨する趣旨で情報を提供しています。上映期間が限定される性質上、舞台収録のスクリーン上映を逃さないようにする必要があることも明記されています。
上映情報、キャスト、関連上映の詳細
『インター・エイリア』の日本公開は2025年12月26日(金)からと発表されています。NTLiveとしての上映は期間限定の上映イベントであり、上映劇場は複数の都市にまたがります。配給はカルチャヴィル合同会社です。
プレスリリースに記載された上映劇場と関連上映の情報、作品クレジットは以下の通りです。詳細は公式HPでも案内されています。
上映劇場と公開スケジュール
公開初日は2025年12月26日(金)です。以下の劇場での上映が発表されています。
- TOHOシネマズ 日比谷
- 池袋シネ・リーブル
- TOHOシネマズ ららぽーと横浜
- ミッドランドスクエア シネマ
- 大阪ステーションシティシネマ
- 札幌シネマフロンティア
- 熊本ピカデリー
上映はNTLiveの特性上、劇場ごとに期間が限定される場合があります。プレスリリースでは「上映期間が限定されている上映イベント」であることが強調されています。
このほか、NTLive関連の上映作品が各地で実施されていることも案内されています。詳細は下段の関連上映情報とリンクを参照してください。
作品概要とキャスト、制作クレジット
プレスリリースに記載された作品概要は以下の通りです。登場人物の設計や俳優の配役が明示されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 『インター・エイリア』(原題:Inter Alia) |
| 作 | スージー・ミラー |
| 演出 | ジャスティン・マーティン |
| 上映時間 | 1時間52分(休憩なし) |
| 出演 | ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』)、ジェイミー・グローヴァー(『ウォータールー・ロード』『ハリーポッターと呪いの子』)、ジャスパー・タルボット(『ブロードチャーチ ~殺意の町~』) |
| 配給 | カルチャヴィル合同会社 |
| 公式HP | https://www.ntlive.jp/interalia |
作品の主役ジェシカを演じるのはロザムンド・パイクであり、彼女のこれまでの代表作も合わせてクレジットされています。演技陣には舞台・映像の双方で活躍する俳優が名を連ねています。
撮影・画面収録に関する写真クレジットは「NTLive『インター・エイリア』 Photo by Manuel Harlan」としてプレスリリース内に表記されています。
関連上映情報とまとめ
プレスリリースには、『インター・エイリア』以外にもNTLiveの各作品の上映情報が掲載されています。以下はプレスリリースに明記された関連上映の一覧と各リンクです。
掲載されている関連上映は、地域や劇場によって上映期間が異なり、既に一部の作品は11月末から12月中旬にかけてのスケジュールで公開されています。詳細は各劇場の案内ページで確認できます。
- 札幌シネマフロンティア&ミッドランドスクエア シネマ:11/28(金)~12/4(木) 『博士の異常な愛情』
- 札幌シネマフロンティア: https://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/ttl/det.cgi?ttc=52844
- ミッドランドスクエア シネマ: https://www.midland-sq-cinema.jp/movie_detail/84145
- 東京 Morc阿佐ヶ谷:11/28(金)~12/11(木) 『欲望という名の電車’
- 高知県立県民文化ホール〈グリーンホール〉:12/15(月)のみ2回(13:00/18:30)上映 『真面目が肝心’
これらの関連上映は、NTLiveの多彩なラインナップを日本各地で紹介する一環として行われています。各劇場のスケジュールや座席情報は公式案内で確認することができます。
| 項目 | 内容(本記事でまとめた主要事項) |
|---|---|
| プレスリリース発行 | カルチャヴィル合同会社、2025年11月18日 18時00分 |
| 公開日 | 2025年12月26日(金)より上映開始(NTLive上映・期間限定) |
| 上映劇場(主な劇場) | TOHOシネマズ 日比谷、池袋シネ・リーブル、TOHOシネマズ ららぽーと横浜、ミッドランドスクエア シネマ、大阪ステーションシティシネマ、札幌シネマフロンティア、熊本ピカデリー |
| 作品情報 | 『インター・エイリア』(Inter Alia)、作:スージー・ミラー、演出:ジャスティン・マーティン、上映時間1時間52分、出演:ロザムンド・パイク、ジェイミー・グローヴァー、ジャスパー・タルボット |
| 配給・公式情報 | 配給:カルチャヴィル合同会社、公式HP:https://www.ntlive.jp/interalia |
| インタビュー動画 | スージー・ミラー日本語版インタビュー(YouTubeショート):https://youtube.com/shorts/_LkUMqLOfTs?feature=share |
| 関連上映 | 『博士の異常な愛情』(札幌/ミッドランド)、『欲望という名の電車』(東京 Morc阿佐ヶ谷)、『真面目が肝心』(高知グリーンホール)など、各地でNTLive作品の上映が実施 |
以上がプレスリリースに基づく『インター・エイリア』の要点整理です。作品は家庭と職業という両義性を抱える現代の問題を舞台を通じて描き出しており、配給はカルチャヴィル合同会社が担当しています。詳細や最新の上映情報は公式HP(https://www.ntlive.jp/interalia)および各劇場の案内ページで確認してください。
参考リンク: