2月6日発売|エスト新UVで乾燥に負けないSPF50
ベストカレンダー編集部
2025年11月20日 11:09
エストUVプロテクション発売
開催日:2月6日
砂漠の乾きに挑むUV──発表と発売日時、狙い
花王の化粧品ブランド「est」は、紫外線による角層収縮の加速という着眼点から設計した日中用UVケア製品「エスト UVプロテクション ミルク」と「エスト UVプロテクション クリーム」を、2026年2月6日(金)に発売すると発表しました。プレスリリースは2025年11月20日10時00分に出されています。
本リリースは、極度の乾燥状態を“砂漠の乾き”に喩え、紫外線が肌の乾燥時の角層収縮をさらに進行させるというメカニズムに注目。日中に紫外線の“抜け道”となる微小な隙間をミクロレベルで防ぐことで、塗布中ずっと肌を保護・保湿し、なめらかなハリのある肌を維持することを目的とした製品群の投入を告知しています。
製品ラインナップと仕様:形状、容量、価格、効能
本シリーズは2品目が同時発売されます。いずれも医薬部外品に分類され、日常の紫外線対策における高防御性能と保湿ケアを両立させた設計です。
以下にそれぞれの仕様を整理します。
- エスト UVプロテクション ミルク(販売名:エスト UVミルク)30ml、税込6,930円、SPF50+・PA++++、医薬部外品
- エスト UVプロテクション クリーム(販売名:エスト UVクリーム)30g、税込6,930円、SPF50+・PA++++、医薬部外品
製品共通の有効成分としてカモミラET(メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ)を配合しています。また、独自の保湿設計としてエクトビオシスを採用し、日中のうるおい維持とハリ感の向上を目指しています。
主要成分と保湿・修復の仕組み
製品の特徴は、紫外線防御と同時に保湿・肌修復を行う複合的な処方設計にあります。ここでは配合成分とその役割を具体的に示します。
主な配合成分とその機能は以下の通りです。
- エクトビオシス(独自開発成分)
- 保湿成分の複合体で、エクトイン、コハク酸2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン、トレハロース、グリセリンを含み、角層の水分保持を助けます。
- カモミラET(有効成分)
- メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスを防ぐ薬効がある成分です(医薬部外品としての配合)。
- DPリペア(保湿)
- ショウキョウエキス、ローズマリーエキス、マロニエエキス、アスナロ抽出液、ヒバマタエキス(海藻エキス-1)、月下香培養エッセンス(チューべロースポリサッカライド液)、ユーカリエキスを含む複合保湿成分。角層の状態を整えハリを支えます。
各成分は、単独の保湿や防御効果だけでなく、紫外線による乾燥進行の抑制と、日中の環境ストレス下でも水分保持力を維持することを意図して組み合わせられています。
技術的特徴:新ミクロUVカット膜と耐汗設計
製品の中核に位置づけられるのが、新ミクロUVカット膜の採用です。近年の日本における紫外線量の上昇や高温化、猛暑日増加を踏まえ、汗によるUV防御能の低下(=UV侵入リスク)に着目した設計になっています。
新ミクロUVカット膜は塗膜を強化し、塗布後に生じる微細な“抜け道”をミクロレベルで塞ぐことで、汗に強く落ちにくい高い防御持続性を確保することを目指しています。これにより、汗をかきやすい夏場の外出時や屋外での活動時でも、紫外線の侵入リスクを低減する効果が期待されます。
耐汗設計の詳細
耐汗性のある処方は、成分の配合バランスと塗膜形成技術の両面から実現しています。塗布後の塗膜を強化することで、摩擦や発汗に対して落ちにくく、機能が持続しやすい点が設計上の重要点です。
同時に保湿成分(エクトビオシス、DPリペア等)を配合することで、紫外線防御のみならず、日中のうるおいケアを同時に行うハイブリッドな日中用スキンケアとしての位置づけが明確です。
ブランド背景、公式窓口、まとめ表
est(エスト)は2000年に誕生したカウンセリング化粧品ブランドで、エビデンスに基づくプロダクトとパーソナルなカウンセリングを通じて、肌と向き合う姿勢を重視しています。本製品は同ブランドのベーシックスキンケアラインからの追加となり、日中のUV防御と保湿という両立を図る試みです。
公式情報やオンライン購入、SNSアカウントは以下の通りです。詳細は公式サイトで確認できます。
- est 公式サイト: https://www.sofina.co.jp/est/
- est オンラインショップ: https://onlineshop.est-online.com/
- est 公式Instagram: https://www.instagram.com/est_jp/
- est 公式X: https://x.com/est_kao_jp
以下に、本記事で取り上げた情報を整理した表を示します。製品選びや仕様確認に利用してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日(プレスリリース) | 2025年11月20日 10:00 |
| 発売日 | 2026年2月6日(金) |
| 製品名(形状) | エスト UVプロテクション ミルク(30ml)、エスト UVプロテクション クリーム(30g) |
| 販売名 | エスト UVミルク(ミルク)、エスト UVクリーム(クリーム) |
| 価格 | 各 税込6,930円 |
| 紫外線防御性能 | SPF50+・PA++++ |
| 分類 | 医薬部外品 |
| 主な有効成分・機能 | カモミラET(メラニン生成抑制)、エクトビオシス(保湿)、DPリペア(保湿) |
| エクトビオシス構成 | エクトイン、コハク酸2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチルグアニジン、トレハロース、グリセリン |
| DPリペア成分 | ショウキョウエキス、ローズマリーエキス、マロニエエキス、アスナロ抽出液、ヒバマタエキス(海藻エキス-1)、月下香培養エッセンス(チューべロースポリサッカライド液)、ユーカリエキス |
| 技術的特徴 | 新ミクロUVカット膜によるミクロレベルの隙間封鎖、耐汗設計、保湿成分の配合による日中のうるおい保持 |
| ブランド情報 | est(2000年誕生)/エビデンスベースとカウンセリングを重視するカウンセリング化粧品ブランド |
| 公式情報窓口 | https://www.sofina.co.jp/est/(ブランドサイト) 他SNS・オンラインショップあり |
この記事では、発表された製品の発売日、価格、容量、成分、技術的特徴、ブランド背景、公式窓口までを網羅的に整理しました。日中の紫外線防御だけでなく、乾燥しやすい環境下で角層の収縮を抑えるという新たな視点に基づいたUVケア製品として、仕様と技術が明示されています。
参考リンク: