12/3開催|第7回ワイン・酒EXPOで酒の最新潮流を体感

第7回ワイン・酒EXPO

開催期間:12月3日〜12月5日

第7回ワイン・酒EXPO
一般の人でも行けるの?
一般来場者向けの登録枠があり、公式ページから来場登録すれば参加可能。ただし取材やバイヤー向け商談は事前申請が推奨され、出展社とのアポイント調整が必要です。
試飲や取材はどうやって申し込むの?
試飲や取材は事前申込みが基本。公式サイトの申請フォームからプレス登録や取材希望を出し、主催者経由で出展社やバイヤーとの取材調整を行います。会期は10:00〜17:00です。

幕張メッセで示される「酒の価値」の新たなかたち

RX Japan株式会社が主催する「第7回 ワイン・酒EXPO」が、2025年12月3日(水)から12月5日(金)まで、幕張メッセにて開催されます。本展示会はJFEX WINTER – 第7回 [国際] 食品・飲料商談Week 内の一企画として実施され、国内外の酒類や関連プロダクトが一堂に会します。

開催時間は各日とも10:00~17:00で、出展企業の担当者や、会場で実際に試飲を行いながら選定しているバイヤーに対して取材が可能です。公式情報や詳細は主催者の公式ページ(https://www.jfex.jp/jfex/ja-jp/about/wine.html)で提供されています。

会期
2025年12月3日(水)~5日(金) 10:00~17:00
会場
幕張メッセ
主催
RX Japan株式会社
関連
JFEX WINTER – 第7回 [国際] 食品・飲料商談Week 内
公式URL
https://www.jfex.jp/jfex/ja-jp/about/wine.html
クラフト酒×サステナブル×ノンアルコール ― 多様化する“酒の価値”を体感できる展示会 画像 2

展示会で提示される主要テーマ — クラフト、サステナブル、ノンアルコール

本展の中心テーマは、クラフト酒・地域ブランド酒サステナブルな酒造り、そして低アルコール・ノンアルコールの三本柱です。近年の消費者の嗜好変化や生産側の技術進化に伴い、酒の楽しみ方や流通価値が多様化している点が、本展の企画意図になっています。

会場では各テーマに関連した出展や展示、商談が並び、産地やメーカーの取り組みを直接確認できる機会が用意されています。試飲を交えた取材やバイヤー向け商談により、実際の市場動向を把握することが可能です。

クラフト酒×サステナブル×ノンアルコール ― 多様化する“酒の価値”を体感できる展示会 画像 3

クラフト酒・地域ブランド酒の進化

地域資源を活かしたクラフト酒の動きが全国各地で活発化しています。都市型の小規模蒸溜所や新規参入のクラフトメーカーは、従来の製法にこだわらず、独自の素材や発酵手法を取り入れた製品を開発しています。

観光や文化振興、輸出といった観点からも地域ブランド化が進み、個性あるプロダクトが来場者の注目を集める見込みです。本展ではクラフトビールやクラフトジンを含む新潮流を紹介します。

  • 都市型酒蔵や新規参入メーカーの出展
  • 地域資源を活かした原材料利用の事例紹介
  • バイヤーとの商談を通じたブランド育成の機会
クラフト酒×サステナブル×ノンアルコール ― 多様化する“酒の価値”を体感できる展示会 画像 4

サステナブルな酒造りの取り組み

環境負荷低減を目指した酒造りの事例が増えています。瓶のリユースや包材の環境配慮、地元産の原料活用などが注目されており、製品設計から流通までのサプライチェーン全体で持続可能性を考慮する動きが進行中です。

本展ではサステナブル認証を取得した海外ブランドや、国内企業による環境配慮型プロダクトの出展が予定されており、認証取得に至るプロセスや現場の取り組みを直接確認できる展示となります。

  1. 包材・瓶のリユースとリサイクルの事例
  2. 地元産原料の活用とフードマイレージ低減の取り組み
  3. 認証取得事例(オーガニック、カーボンニュートラル等)の紹介
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低アルコール・ノンアルコールの広がり

健康志向や多様なライフスタイルに合わせて、低アルコールやノンアルコールの選択肢が拡大しています。従来の“酔うこと”とは別に、味わいや食との相性を重視した飲用形態が支持を受けています。

会場では、本格的な味わいを追求したノンアルコールスパークリングテイスト飲料など、アルコール分を抑えた製品群が紹介されます。アルコールを制限する市場に向けた新商品提案の場としての役割も期待されています。

出展製品ピックアップ — 各社の特色と製品仕様

本展には地域ごとのクラフト酒から、輸入のサステナブル認証を取得した蒸溜所の製品、ノンアルコール飲料やサステナブル素材を用いた関連グッズまで、多岐にわたる出展が予定されています。以下はプレスリリースに記載された出展例の詳細です。

出展例それぞれについて、原材料や製法、味わいの特徴、取得認証などが明示されています。現地での試飲や出展者への取材により、より詳細な情報を得ることが可能です。

東北海道・鶴居村のクラフトビール(出展社:Brasserie Knot)

東北海道・鶴居村で醸造されるクラフトビールは、自然と調和した透明感のある味わいを特徴としています。定番4種のうちの1種「FLOWER」は、大麦麦芽をベースに小麦麦芽、オーツ麦芽を使用した製法です。

「FLOWER」にはコリアンダーシードとオレンジピールが副原料として用いられ、柔らかな口当たりと白淡い濁り、スパイスの爽やかさが感じられます。地域の自然環境を表現する味わいがポイントです。

秋田県男鹿半島のクラフトビール(出展社:ブラッスリーオグレスクエット)

男鹿半島で醸造されるビールは、麦芽やホップに加えて乳酸菌を使用することで独特の酸味が生まれます。醸造段階で海塩を加える手法により、微かな塩味が全体の味わいを引き締めます。

さらにクリーミーな泡立ちと、コリアンダーシードやアロマホップ由来の柑橘風味が特徴で、さっぱりとした飲み口と複合的な香り構成が注目される製品です。

オーストラリア発オーガニック認証クラフトジン(出展社:The Antipodes Gin Co.)

オーストラリア初のオーガニック認証(ACO)とカーボンニュートラル認証を取得したクラフトジンが日本市場に上陸します。2024年には、オーストラリアの蒸溜所として初めてサステナブル認証を取得しています。

原料の調達から蒸留・包装まで環境配慮を図ったサプライチェーンが特徴で、サステナビリティを重視する輸入商品の事例として展示されます。認証内容や取得プロセスについても出展者から聞くことができます。

ノンアルコール・スパークリング(出展社:アシードビバレッジプラス株式会社)

本格的なノンアルコールスパークリングテイスト飲料として、赤品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」と白品種「シャルドネ」の果汁を使用した製品が出展されます。果汁由来の風味を活かし、爽やかでフルーティー、かつコクのある味わいが設計されています。

味の構成はワインの品種特性を模したプロファイルを意図しており、アルコールを避ける消費者にもワインテイストを提供する商品として位置づけられます。

サステナブル素材を用いたリカーバッグ(出展社:Kraftyle)

株式会社ベルベが手がけるウォッシャブルペーパーを使用した製品ブランドの出展が予定されています。ウォッシャブルペーパーは環境配慮型素材でありながら革のような風合いを備える点が特徴です。

同ブランドのリカーバッグはワインや酒の携行シーンに適したデザインで、日常使いの利便性と環境配慮を両立させたプロダクトとして紹介されます。素材や加工の説明も出展ブースで確認できます。

取材案内と来場に関する情報整理

取材希望者は事前に申込みを行うことで、出展社やバイヤーへの取材調整やテーマ設定の相談が可能です。プレスリリース内に取材申し込みへの誘導が記載されています。来場・取材の手続きや希望日時の調整は主催者窓口を通じて行うことが想定されています。

一般来場に関する案内も用意されており、展示会の公式ページから来場登録や詳細確認が可能です。会期中は試飲が行われるため、試飲ルールや商談エリアの運用については事前に確認しておくことが望まれます。

  • 取材申込み:プレスリリース内のリンク(公式HP参照)から申請
  • 一般来場:公式ページの案内に従い来場登録
  • 試飲・取材時の確認:出展社への取材申込やスケジュール調整が推奨

開催に関する注意事項

会期中は多数の出展社と来場者が集まるため、商談や試飲を行う際は時間管理や事前アポイントが重要です。取材・商談の希望は事前に主催者または出展社と調整してください。

また、会場運営のルール(飲酒に関する規定、試飲の提供方法等)は展示会側の指示に従う必要があります。安全かつ円滑な運営のため、案内表示や運営スタッフの指示を確認してください。

要点整理(本記事で取り上げた内容の一覧)

本記事では「第7回 ワイン・酒EXPO」の開催概要、展示の主要テーマ、出展製品のピックアップ、取材や来場に関する実務的な案内を網羅的に整理しました。以下の表で主要項目をまとめます。

項目 内容
展示会名 第7回 ワイン・酒EXPO(JFEX WINTER 内)
主催 RX Japan株式会社
会期 2025年12月3日(水)~12月5日(金) 10:00~17:00
会場 幕張メッセ
主要テーマ クラフト酒・地域ブランド酒 / サステナブルな酒造り / 低アルコール・ノンアルコール
出展例(国内) Brasserie Knot(鶴居村のクラフトビール「FLOWER」)、ブラッスリーオグレスクエット(男鹿半島のクラフトビール)
出展例(海外) The Antipodes Gin Co.(オーストラリア発、ACOオーガニック認証・カーボンニュートラル、2024年サステナブル認証)
ノンアル製品 アシードビバレッジプラス株式会社(カベルネ・ソーヴィニヨン/シャルドネ果汁を用いたノンアルスパークリング)
関連製品 Kraftyle(株式会社ベルベのウォッシャブルペーパー製リカーバッグ)
公式情報 https://www.jfex.jp/jfex/ja-jp/about/wine.html
取材方法 事前申込みにより出展企業やバイヤーへの取材調整が可能(公式ページ参照)

上表は本展示会の主要事項を分かりやすく整理したものである。取材を検討する媒体やバイヤーにとって、会場で示されるクラフト性、サステナビリティ、ノンアルコール製品の実態を確認するうえで有用な情報となる。詳細は公式ページで確認し、取材希望は事前に申込みを行うことが推奨される。

参考リンク: