12/12公開|METライブビューイング『ラ・ボエーム』予告&場面写真解禁
ベストカレンダー編集部
2025年11月21日 12:35
ラ・ボエーム日本公開
開催期間:12月12日〜12月18日
METライブビューイング 2025-26シーズン第2作《ラ・ボエーム》は12月12日公開
松竹株式会社が発表したプレスリリース(配信日:2025年11月21日 10時00分)によると、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称:MET)の最新舞台を映画館で楽しむ上映シリーズ「METライブビューイング 2025-26シーズン」が、11月21日(金)より全国の映画館で開幕しました。その第2作として、プッチーニ作曲のオペラ《ラ・ボエーム》が、12月12日(金)より1週間限定で公開されます。
本作は19世紀のパリを舞台に、若き芸術家たちの短くも濃密な青春と恋を描く作品です。METで上演された演出をそのままスクリーンへ届ける形で、日本国内の映画館21館にて上映されます。東劇のみ特別に1月1日(木)までの3週間上映される点に注意が必要です。
上映開始日と公開規模のポイント
公開初日は2025年12月12日(金)、基本的に12月18日(木)までの1週間上映となります。ただし、東劇は1月1日(木)までの3週間上映となるため、地域によって観賞機会が異なります。
上映館は東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
演出・指揮・出演──伝統的装置による壮麗な上演
本作の演出は、オペラ・演劇・映画の三分野で世界的に名声を得た演出家、フランコ・ゼフィレッリが担当しています。ゼフィレッリによる伝統的かつ豪華絢爛な舞台装置と衣装が本作の大きな特色であり、長年にわたって人気を保ってきた定番の舞台演出です。
指揮は女性指揮者のケリー=リン・ウィルソンが務め、演奏および歌唱の統率をとっています。若手実力派の歌手陣を中心に、METの舞台で活躍する顔ぶれが揃っています。
主要スタッフと出演者
以下は、プレスリリースで示された主要クレジットです。作品の顔ぶれと当日の上演時間など、鑑賞前に確認しておくと詳細が掴みやすいでしょう。
- 指揮
- ケリー=リン・ウィルソン
- 演出
- フランコ・ゼフィレッリ
- 出演(主な配役)
-
- ジュリアナ・グリゴリアン(ミミ)
- フレディ・デ・トマーゾ(ロドルフォ:テノール)
- ハイディ・ストーバー
- ルーカス・ミーチェム
- ショーン・マイケル・プラム
- パク・ジョンミン
- ドナルド・マックスウェル
- ほか多数
- MET 上演日
- 2025年11月8日
- 上映予定時間
- 3時間30分(休憩2回)
主演のジュリアナ・グリゴリアンは20代で国際音楽コンクールの受賞歴を重ね、現代オペラ界で注目されている若手ソプラノです。ロドルフォ役のフレディ・デ・トマーゾは、2021年に英国ロイヤル・オペラの《トスカ》で史上最年少のカヴァラドッシ役デビューを果たしたテノールで、若手の実力派による“スターカップル”とも評される組み合わせです。
予告映像と場面写真──視覚と音で伝わる舞台の全貌
本リリースでは、公開に先立って予告映像と場面写真が一挙に解禁された旨が明記されています。予告映像ではフランコ・ゼフィレッリの演出による華やかな舞台装置と衣装、そしてジュリアナ・グリゴリアンとフレディ・デ・トマーゾによる歌唱の一端が編集され、作品の雰囲気が伝わる構成になっています。
場面写真は合計12点が公開され、物語の情景や登場人物の個性、舞台美術の細部が切り取られています。これにより観客は、映画館での鑑賞前に視覚的な期待値を高めることができます。
場面写真と予告映像の具体的な見どころ
予告映像は、ミミとロドルフォの出会い、カルチェラタンでの再会シーン、そして物語の緊張が高まる瞬間などをコンパクトにまとめています。舞台装置や衣装の色彩、群衆の動き、主演二人の表情を通して物語の輪郭を掴めます。
場面写真12枚は、下記のような要素を含み、舞台の全体像を補完します。
- ミミとロドルフォの初対面を捉えた瞬間
- カルチェラタンの賑わいとムゼッタとマルチェッロの再会
- ミミの病状が深刻化する場面の描写
- 屋根裏部屋の四人(詩人、画家ほか)の生活風景
- ゼフィレッリ演出による豪華な舞台美術と衣裳のクローズアップ
- 主要キャストのソロショットや感情の瞬間を切り取ったカット
これらの視覚資料は、公式サイトおよび各種報道素材として公開されています。公式サイトのURLはプレスリリースにて案内されています。
あらすじ・上映情報・関連リンクのまとめ
作品のあらすじはプレスリリースに沿って以下の通りです。1830年ごろのパリ。屋根裏部屋で4人の若者が共同生活を営む中、詩人ロドルフォと階下に住むお針子ミミが出会い、恋に落ちます。カルチェラタンで画家マルチェッロは元恋人ムゼッタに再会しますが、ミミは肺病を患っており、やがて別れを選ぶ決断を下します。最終的に衰弱したミミが屋根裏部屋へと運ばれてくるまでの悲劇が描かれます。
上映に関する主要情報は以下の通りです。上映期間は2025年12月12日(金)〜12月18日(木)が基本で、東劇のみ2026年1月1日(木)までの3週間上映となります。上映館は東劇・新宿ピカデリーほか全国21館、上映予定時間は3時間30分(休憩2回)です。METの上演日は2025年11月8日です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品 | プッチーニ《ラ・ボエーム》 (METライブビューイング 2025-26シーズン 第2作) |
| 公開(日本の映画館) | 2025年12月12日(金)〜12月18日(木)、※東劇のみ2026年1月1日(木)まで3週上映 |
| 上映館 | 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館 |
| MET 上演日 | 2025年11月8日 |
| 上映予定時間 | 3時間30分(休憩2回) |
| 指揮 | ケリー=リン・ウィルソン |
| 演出 | フランコ・ゼフィレッリ |
| 主な出演 | ジュリアナ・グリゴリアン、フレディ・デ・トマーゾ(テノール)、ハイディ・ストーバー、ルーカス・ミーチェム、ショーン・マイケル・プラム、パク・ジョンミン、ドナルド・マックスウェル ほか |
| 予告映像・場面写真 | 予告映像解禁、場面写真12枚一挙公開 |
| 公式サイト | https://www.shochiku.co.jp/met/program/6904/ |
| プレスリリースPDF | d53064-445-111f3e9d7fcbc0ec7d288192e1cd1b5a.pdf |
| 配信元 | 松竹株式会社(配信日:2025年11月21日 10時00分) |
| キーワード(関連) | オペラ、MET、映画、METライブビューイング、プッチーニ、ラ・ボエーム、冷たい手を、アリア、RENT、ミュージカル |
この記事では、プレスリリースの内容を基に上映スケジュール、演出・出演陣、予告映像および場面写真の公開情報、作品のあらすじと基本データを網羅的に整理しました。詳しい上映館やチケット情報、追加の報道資料は公式サイトで確認できます。
参考リンク: