11月29日開催 発達障害経営者が語る「適職」の見つけ方
ベストカレンダー編集部
2025年11月21日 16:36
発達障害経営者の仕事術
開催日:11月29日
適職を見つけることを焦点にした無料オンライン講演の意義
就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)は、2025年11月29日(土)に「うつ・発達障害経営者の仕事術:適職さえ見つかれば、活躍できるはず」をテーマとする無料のオンライン講演を開催します。本講演は、うつや発達障害を抱えながらもキャリアを諦めたくない方を主たる対象に据え、実体験に基づく具体的な再スタートの方法を提示することを目的としています。
登壇者はASD(自閉スペクトラム症)の当事者であり、株式会社キズキの創業者である安田祐輔氏です。安田氏の個人的な経験と組織運営のノウハウを通じて、発達特性をいかに仕事に活かすか、また徹底的な自己理解に基づく適職選びの手法を学べる機会となります。本講演はオンライン(YouTube Live)で行われ、参加は無料ですが事前申込が必要です。
どのような人に向けられた内容か
本セミナーは、うつ病や発達障害、その他のメンタル不調を抱えたことにより就労に不安を感じている方、既に退職や離職を経験して再出発を考えている方、あるいは支援者や企業の人事・採用担当者にも有用な内容です。講演では、当事者としての視点と経営者としての視点の双方から具体例が示されます。
参加者は視聴だけでなく、参加者限定の特典として後日実施される個別相談会の優先予約枠を申し込むことができます。相談会はKBCの支援のプロが対応し、オンライン・短時間で具体的な方向性を固めるサポートが受けられます。
安田祐輔氏の歩みと提示される仕事術の中身
安田祐輔氏は学生時代に発達障害によるいじめや不登校、中退、一家離散といった困難を経験し、アルバイトを10職種以上経験したものの多くが3ヶ月も続かなかったという経歴を持ちます。偏差値30から学び直して国際基督教大学(ICU)に入学・卒業後、総合商社に入社しましたが、入社からわずか4ヶ月でうつ病を発症し退職に至ります。
その後のひきこもり生活を経て、組織で働くことに不安を抱えたことがきっかけで、自ら起業して支援事業を始めました。2010年に不登校や中退経験者の『学び直し』に特化した「キズキ共育塾」を設立したとの記載があり、また別箇所では2011年に「キズキ共育塾」を開塾したとされています。これらの経緯を経て、2015年に株式会社キズキを設立し、以降、うつ病や発達障害を持つ離職者向けの就労移行支援「キズキビジネスカレッジ(KBC)」を展開しています。
提示される主な仕事術とその背景
講演で示される中心的な考えは、「発達特性を活かした仕事のやり方」と、「徹底的な自己理解による適職選び」です。安田氏は、自身の失敗や挫折の経験を単なるネガティブな履歴として扱うのではなく、特性の見直しと環境調整により強みに転換してきた経緯を語ります。
講演では、具体的なケースや実践的な手順、自己理解を深めるために有効だった問いかけや職務設計の工夫など、当事者の視点から得られたノウハウが紹介されます。これにより、参加者は自分に合った適職の見つけ方、職場での働き方の工夫、再スタートの具体的なステップを理解できます。
イベント詳細、申込方法、参加者特典の仕組み
本イベントの開催日時と参加方法は次の通りです。日時は2025年11月29日(土)11:00〜11:45、場所はオンラインのYouTube Liveです。参加費は無料ですが、視聴には事前申込が必要です。申込後、自動返信メールで視聴用URLが届きますので、そちらから当日ご覧ください。
申込フォームは以下のURLです。入力は簡単でおおむね1分程度と案内されています。自動返信メールが届かない場合は迷惑メールフォルダを確認し、それでも届かない場合は申込完了画面に記載の連絡先へお問い合わせください。なお、イベントの様子の無断転載は控えるよう案内されています。
- 申込フォーム:https://form.run/@jtRFA
- 関連情報ページ:https://kizuki-corp.com/kbc/news/jtrfa/
- 問い合わせ:service@kizuki.or.jp
イベント参加の流れと特典の利用方法
参加申込から視聴までの基本的な流れは次の3ステップです。申込後に送られる自動返信メールに視聴URLが記載されるため、当日はそのURLから視聴してください。簡単なフォーム入力が不可欠であること、メールが届かない際の対処法についても案内があります。
- 簡単な申込フォームに入力(リンク先で入力)
- 送信後、自動返信メールで視聴URLを受け取る
- 当日、そのURLからイベントを視聴する(YouTube Live)
参加者限定特典として、後日行われる特別個別相談会の優先予約枠が用意されています。申し込みフォーム内のカレンダーから直接相談日時を選択することが可能です。相談はKBCの支援スタッフが担当し、うつ・適応障害・発達障害を持つ方々の就職や転職支援経験が豊富な専門家が具体的な助言を行います。
相談会はオンラインかつ短時間の形式で、初めて相談する方でも対応できるようKBC側がリードして話を進めます。「何を話せばよいかわからない」状態でも相談の進行をサポートするため、安心して利用できます。
キズキの事業構成と支援実績/連絡先情報
株式会社キズキは「何度でもやり直せる社会をつくる」というビジョンのもと、さまざまな困難を経験した人々を対象に複数の事業を展開しています。ここでは主な事業、所在地、設立日、従業員数や公民連携の実績などを整理します。
代表は安田祐輔氏で、本社所在地は東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7 ドルミ御苑202号、会社設立日は2015年7月13日です。2025年2月時点の従業員構成は役員3名、正社員123名、契約社員・アルバイト1,256名です(プレスリリース記載)。
- 主な事業
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- キズキビジネスカレッジ(KBC):就労移行支援事業。東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県にて展開。2019年開校、2025年11月現在9校。
- キズキ共育塾:不登校や中退経験者向けの学習塾。個別指導を中心に、2025年3月時点で全16校舎と全国対応のオンライン校を運営。
- キズキ家学(家庭教師):2021年にグロップから事業譲受。関東・関西で、勉強だけでなくカウンセリングや外出同行も含む支援を提供(2022年7月時点の情報)。
- 公民連携事業:自治体からの委託で低所得世帯の子どもたちへの学習支援などを実施。2025年1月時点で42自治体から48案件を受託、累計で48案件と記載。
- メディア事業:不登校オンライン(保護者向け)と親コミュ(保護者向けオンラインコミュニティ)を運営し、情報発信とコミュニティ支援を行う。
- ウェブサイト
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- 株式会社キズキ:https://kizuki-corp.com/
- KBC:https://kizuki-corp.com/kbc/
- キズキ共育塾:https://kizuki.or.jp/
- キズキ家学:https://tokyo-yagaku.jp/
- 不登校オンライン:https://futoko-online.jp/
- 親コミュ:https://kizuki.or.jp/oya-community-lp/
また、安田氏の専門的な活動履歴として、子ども家庭庁の調査研究有識者委員会委員や新宿区自殺対策総合会議委員、ICU評議員、明治学院大学社会学部非常勤講師などの公的・教育機関での役職歴が明記されています。著書としては2018年『暗闇でも走る』(講談社)、2021年『ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に勉強するための本』(翔泳社)、2022年『学校に居場所がないと感じる人のための未来が変わる勉強法』(KADOKAWA)があります。
要点の整理(表)と結びの言葉
以下は本記事で触れたイベント情報と関連データを表に整理したものです。イベントの基本情報、申込方法、主催者情報、参加特典、登壇者プロフィールなどを網羅しています。最後に、表の後に本記事の概要をまとめる文章で締めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名(テーマ) | うつ・発達障害経営者の仕事術:適職さえ見つかれば、活躍できるはず |
| 日時 | 2025年11月29日(土)11:00〜11:45(日本時間) |
| 開催形式 | オンライン(YouTube Live)※要事前申込、視聴無料 |
| 申込方法 | 申込フォームに入力(所要約1分):https://form.run/@jtRFA。自動返信メールで視聴URLを受領 |
| 参加特典 | 参加者限定・特別個別相談会の優先予約枠(フォーム内カレンダーで選択可能) |
| 登壇者 | 安田祐輔(株式会社キズキ代表取締役社長、キズキグループ代表) |
| 登壇者の主な経歴 | 発達障害当事者。偏差値30からICU合格・卒業。新卒で総合商社入社後、4ヶ月でうつ発症・退職。キズキ共育塾(2010/2011記載あり)開設、2015年株式会社キズキ設立。著書複数。 |
| 主催 | キズキビジネスカレッジ(KBC) |
| お問い合わせ | service@kizuki.or.jp |
| 関連リンク | https://kizuki-corp.com/kbc/news/jtrfa/、https://form.run/@jtRFA |
| 会社情報 | 株式会社キズキ 本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7 ドルミ御苑202号。設立日:2015年7月13日。従業員:役員3名、正社員123名、契約社員・アルバイト1,256名(2025年2月) |
| 事業概要 | キズキビジネスカレッジ(就労支援:2019年開校、9校)、キズキ共育塾(学習支援:16校+オンライン)、キズキ家学(家庭教師)、公民連携事業、メディア事業など |
本記事では、2025年11月29日に開催される無料オンライン講演の趣旨、登壇者の経歴と提示される仕事術の要点、参加方法と特典、そして主催者である株式会社キズキの事業や実績を網羅的に整理しました。発達障害やうつなどの経験を経て再出発を考える方に向けて、実体験に基づく具体的な方向性と支援の入口が示される構成です。参加を希望する場合は、記載の申込フォームから手続きを行い、自動返信で送られる視聴URLをご確認ください。
参考リンク: