12/5開幕 『薬屋のひとりごと』原作展の見どころ
ベストカレンダー編集部
2025年11月21日 20:22
薬屋のひとりごと原作展
開催期間:12月5日〜12月25日
『薬屋のひとりごと』の物語を立体化する原作展の全体像
シリーズ累計4,000万部を突破した小説『薬屋のひとりごと』の原作展が、2025年12月5日(金)から12月25日(木)まで、東京ソラマチ®内のスペース634で開催されます。本展は株式会社イマジカインフォスの主催で行われ、プレスリリースは2025年11月21日18時00分に発表されています。
本展は「毒と薬、科学とミステリー」をテーマに、原作小説を“読む”から“体験する”へ昇華させることを目指した大規模な展示構成です。日向夏氏が紡ぐ物語の核にある事件性や薬学的側面、そしてしのとうこ氏が描くビジュアル表現を融合させ、来場者が物語理解を深めるための複数の没入ポイントが用意されています。
- 開催期間
- 2025年12月5日(金)~12月25日(木)
- 会場
- スペース634(東京ソラマチ®5F イーストヤード11番地)
- 開場時間
- 10:00~19:00(最終入場は30分前まで)
- 主催
- 株式会社イマジカインフォス
- プレスリリース発表日時
- 2025年11月21日 18:00
- 累計発行部数
- シリーズ累計4,000万部突破
会場の構成と公開されたエリアマップ
公式HPおよび公式X(旧Twitter)で公開されたエリアマップにより、会場全体の導線や主要展示の配置が事前に確認できます。本展は来場者が原作世界に入り込みやすいように、視点ごとに展示エリアが分かれています。
会場には「原作世界への没入ポイント」が多数設置されており、展示ごとに異なる角度から作品を理解できるよう設計されています。来場前にエリアマップを確認すると、希望する見どころを優先して回ることができます。
会場に設けられる主な没入ポイント
公開されているエリアマップに基づき、以下のポイントが設置されます。各展示は原作の設定や事件の背景、物語の時間軸に沿って構成されています。
- ストーリーライン展示:作品の歴史と世界観を時系列でひも解く展示
- “深読み”展示:作中で巻き起こる数々の事件の裏側に迫る展示
- キーアイテム展示・解説:作中に登場する主要アイテムの実物展示や解説
- キャラクター関係性スペシャル展示:相関図と関連エピソードを辿る展示
- フォトスポット・原作展初出しグッズ販売:記念撮影スペースと会場限定グッズの展開
エリアマップは公式ページおよび公式Xアカウントで確認できます。公式X:https://x.com/kusuriyanov_ex
展示の見どころ詳細:事件・短編・ビジュアルと収蔵庫公開
本展の展示は、作品の魅力を多角的に解剖することを目的としており、日向夏先生の視点や裏話を交えつつ、事件形式で構成された展示が中心となります。物語の核である“毒と薬”というテーマに沿って、科学的解説や物語読解の手がかりが示されます。
また、しのとうこ先生によるスペシャル描き下ろしビジュアルが会場の視覚的中心となるほか、編集部収蔵庫の一部公開として、パネルやノベルティ、特装版などの“お宝”展示も行われます。
見どころ1:『薬屋のひとりごと』大解剖 — 事件と人物、執筆舞台裏
このセクションでは、TVアニメ第2期までに描かれた主な事件を読み解く展示が展開されます。作品内の事件を「どのように描かれ、どのような証拠や薬学的知見が関与しているか」を示す展示構成です。
さらに、魅力的な登場人物のエピソード紹介や相関図を通じて、人物間の関係性の変化を追跡できるようになっています。原作小説執筆の舞台裏を紹介するコーナーでは、作者の日向夏先生の視点や制作過程に関する特別展示も用意されます。
- TVアニメ第2期までの主な事件を読み解く展示
- 登場人物のエピソード紹介・相関図の展示
- 原作小説執筆の舞台裏に迫る展示
見どころ2:完全書き下ろし短編と来場者限定リーフレット
本展のために日向夏先生が書き下ろした完全新作エピソードが会場で先行公開されます。新作は週替わりで公開され、展覧会期間中に異なる短編を楽しむことができます。
公開されたショートストーリーは会場での閲覧に加え、展示されるショートストーリーを収録した来場者限定のリーフレットが配布される予定です。会場限定の物語体験として、展示を訪れた来場者だけが手に取れる仕様となっています。
- 完全書き下ろし短編の週替わり先行公開
- 来場者限定のショートストーリー収録リーフレット配布(来場者のみ)
ビジュアル展示と編集部収蔵庫の公開
しのとうこ先生による美麗な描き下ろしイラストが額装で展示されるセクションでは、作中の雰囲気を視覚的に味わえます。スペシャル描き下ろしビジュアルは、生薬をお盆に載せてほくほく顔の猫猫と、書物を手にして微笑む壬氏が原作展の世界に来場者を案内する構図です。
また、編集部の収蔵庫公開コーナーでは、過去に製作されたパネルやノベルティ、特装版といったコレクションの一部を展示。作品の出版史やプロモーションの変遷を物理的に確認できる構成になっています。
開催情報・チケットとアクセスの案内
展示の正式名称は小説『薬屋のひとりごと』原作展 毒と薬、科学とミステリーです。会期中の開場時間は10:00~19:00で、最終入場は18:30となります。会場は東京ソラマチ®の5階、イーストヤード11番地に位置するスペース634です。
チケットはローソンチケット及びヒーロー文庫STOREで発売中です。通常チケットはローソンチケットの専用ページ、グッズ付きチケットはヒーロー文庫STOREの販売ページで購入できます。購入時には販売ページの案内に従ってください。
| 展示会名 | 小説『薬屋のひとりごと』原作展 毒と薬、科学とミステリー |
|---|---|
| 会期 | 2025年12月5日(金)~12月25日(木) |
| 会場 | スペース634(東京ソラマチ®5F イーストヤード11番地) |
| 開場時間 | 10:00~19:00(最終入場 18:30) |
| チケット販売 | ローソンチケット(通常チケット): https://l-tike.com/event/mevent/?mid=766953 ヒーロー文庫STORE(グッズ付きチケット): https://ticket.store.herobunko.com/events/syosetu-kusuriyanohitorigotonosekaiten-20251205-20251225 |
| 公式情報 | 公式HP: https://ticket.store.herobunko.com/ 公式X: https://x.com/kusuriyanov_ex |
作品情報と会場で触れられる関連展開のまとめ
『薬屋のひとりごと』は現在1~16巻がヒーロー文庫(イマジカインフォス刊)より好評発売中です。コミカライズはスクウェア・エニックスと小学館の2社から刊行されており、メディアミックス展開が進んでいます。
今後の映像展開として、2026年にTVアニメ第3期の放送と、シリーズ初となる劇場版の公開が決定しています。原作展はそうしたメディア展開と連動し、物語理解を深める補助線としての役割も担います。
| 原作小説(出版社) | ヒーロー文庫/イマジカインフォス(1~16巻発売中) |
|---|---|
| コミカライズ | スクウェア・エニックス/小学館 発売 |
| 映像化情報 | TVアニメ第3期(2026年放送)・シリーズ初の劇場版(公開予定) |
| 著作権表記 | ©日向夏/イマジカインフォス イラスト:しのとうこ |
最後に、この記事で紹介した内容を見やすく整理すると、上の表にある通りです。展示の開催期間、会場、開場時間、チケット購入先、公式情報、展示の主要な見どころ、原作・関連メディアの情報を網羅しています。会場では原作に関連する書き下ろし短編や貴重なビジュアル展示、編集部収蔵庫の公開など、原作世界を多角的に体感できる構成が組まれています。
関連リンク(公式): https://ticket.store.herobunko.com/、公式X: https://x.com/kusuriyanov_ex
参考リンク: