UnknownRecords始動とLiveRevoltの2026公演発表
ベストカレンダー編集部
2025年11月23日 05:57
UnknownRecordsローンチ
開催日:11月22日
渋谷で立ち上がった新感覚レーベル「UnknownRecords」の世界観
2025年11月22日(土)22時37分付のリリースに基づき、株式会社Blackbox主催による新音楽プロダクションUnknownRecordsのローンチイベント「UnknownRecords Nexus -淵源-」が同日、GRIT at Shibuyaにて開催されました。本イベントはおよそ5時間に及ぶプログラムで、レーベルの立ち上げを象徴する内容として、出演者のパフォーマンスや今後の公演告知が次々と行われました。
UnknownRecordsはブランドメッセージとして「未知が、画面の向こうからやってくる。」を掲げ、コンセプトとして「もし、──だったら。」という問いを出発点に、これまでの自分や過去の活動に対して“IF”を問いかけることを重視する新感覚の音楽アーティストレーベルです。今回のローンチで、所属アーティストとメディアミックスIPの合流が正式に明らかになり、渋谷から新たな取り組みが発信されました。
- 開催日
- 2025年11月22日(土)
- 会場
- GRIT at Shibuya
- 主催
- 株式会社Blackbox(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:坂本龍優)
- 所要時間
- 約5時間
レーベルの核となる世界観
UnknownRecordsは、単なる音楽リリースの場ではなく「仮定(IF)」という思考実験を音楽体験として提示する場を目指しています。二度目、三度目の人生といった概念を含め、多様な可能性をアーティスト表現へと転換する点が特徴です。
本イベントでは、音楽ライブやDJプレイを通じてその世界観が具現化され、観客に向けて“未知を定義する行為”が示されました。メディアミックスIPである「LiveRevolt」「LiveRevolt Re:venge」も同レーベル所属となり、音楽と物語が連動する構図がさらに深められます。
フロアを掌握したDJキーマン3名のセッション
オープニングを飾ったのはレーベルと縁の深い3名のDJによるセッションです。各人が持つバックボーンを活かしたセットは、未知への問いかけというレーベル哲学をダンスフロアへと直結させました。
それぞれのプレイは異なる方向性を示しながらも、イベント全体のムードを作り上げる重要な役割を果たしました。DJセッションは早い段階で会場のボルテージを高め、以降のライブパートへとつながる基調を整えました。
- 早川博隆(Rebrast代表):UnknownRecordsや「ライブレボルト」シリーズで楽曲提供を行う早川がDJセットで登場。自身が手掛けた楽曲をビルドアップしたリミックス中心の構成でフロアを牽引しました。
- DJ GUNSHI(コバヤシリョウ):野外フェス「ナガノアニエラフェスタ」主催としての顔も持つGUNSHIは、ターンテーブル技術を駆使しフロアのグルーヴをコントロールしました。
- 伊澄アキ(プロデューサー):UnknownRecordsのプロデューサーであり「LiveRevolt」「LiveRevolt Re:venge」の総監督でもある伊澄が、往年のアニメソング中心のセットリストで会場を一体化させました。
DJパートが果たした役割
各DJの個性が、イベントの開始直後から来場者の集中を促しました。早川のリミックスは既存ファンに安心感を与えると同時に新たな解釈を提示し、GUNSHIのプレイはダンスフロアのテンポを巧みに操りました。伊澄の選曲はノスタルジーと一体感を呼び、観客の歓声を引き出しました。
この3名のセッションは、UnknownRecordsが目指す「過去と現在の再定義」というテーマのイントロダクションとして機能し、ライブパートへとつながる流れを作りました。
ステージが示した多様な音楽表現と楽曲披露
ライブパートでは、新レーベル所属のアーティストと、メディアミックスIPの各ユニットがそれぞれの持ち味を表現しました。ソロ・ユニット・合同曲とバリエーションに富んだ編成が用意され、楽曲選択もオリジナルからカバーまで幅広く組まれました。
以下に、当日の主な出演者と披露楽曲を漏れなく記載します。各ユニットの披露楽曲は順次紹介され、ラストの合同曲まで含めてイベントは終始高揚した空気に包まれました。
UnknownRecords所属アーティストのライブパート
まずKASUMi、Lily*、Yuiの3名が登場し、それぞれソロ曲とカバーを披露。DJで温められたフロアを受けて、個々の表現が際立ちました。
その後3名による合同曲「DOGMA楽」を披露。ソロパートを維持したまま歌い続ける挑戦的な編成で、レーベルの意思表明とも言えるパフォーマンスが行われました。
- KASUMi:オリジナル「何者」/カバー「ツキアカリのミチシルベ」
- Lily*:オリジナル「真夜中にRESET」/カバー「平行線」
- Yui:オリジナル「Breaking Out」/カバー「閃光」
- 3人合同曲:「DOGMA楽」
LiveRevolt Re:vengeのステージ
続いて「LiveRevolt Re:venge」の3ユニットが登場。各ユニットは持ち曲1曲とカバー1曲を披露し、6曲の連続披露の後に全員での合同曲で締めました。
PALETT3♥は本公演限りの特別編成での出演を含め、ユニットごとに個性を打ち出しました。
- REDROCK:『感情Emergence』『カサブタ』
- ETERNAL BLUE:『アオクソマレ』『Get Over』
- PALETT3♥(柏木椎名+末永香乃の特別編成):『リライトアップ!』『極上スマイル』
- 合同曲(5人):『革命の唄』
LiveRevoltオリジナルユニットの深化と進化
イベントの後半では「LiveRevolt」オリジナル4ユニットが登場し、新曲披露を含むノンストップの10曲構成でフロアを盛り上げました。新曲の初披露や久々となる楽曲の復活など、ユニットごとの進化が明確に示されました。
最後に全ユニットが揃い、『QUAD DRIVE!』を演奏して本編を締めくくりました。
- dubstar:新曲『Brightness』を含む3曲
- RumBlue:新曲『Blue PoisoN』を含む3曲
- リサイタルズ:『サマバケ!~永遠の夏~』『メーデー!くるくるクライシス学院』
- FIREVOLT:『2つの願い』『SECRET ROSARY』
- ラスト全員曲:『QUAD DRIVE!』
アンコールとフィナーレ
本編終了後のアンコールは設けられず、そのままイントロが流れた形でスペシャルコラボレーションに移行しました。KASUMi、堀内まり菜、末永香乃によるカバー「RADIANT FORCE」が披露され、圧倒的な歌唱で場を支配しました。
その後、LiveRevolt Re:vengeによる『Regnited Force』、LiveRevoltとYuiによる『革命のFutureForce』、最後はLiveRevolt全員による『革命の唄』でイベントは閉じられました。
発表された今後の公演予定とチケット情報
本イベント中に、2026年に向けたいくつかの大型公演が発表されました。発表内容は具体的な日付と会場を含めて明示され、LiveRevoltシリーズを中心に複数のライブが予定されています。
チケット販売に関する情報も公開され、最速先行抽選予約の日程やチケット価格、販売URLまで告知されました。下記に発表内容と公演情報を整理して示します。
発表された公演一覧(日時・概要)
- LiveRevolt 4th Live「Re:Flection」:2026年5月16日(土)
- LiveRevolt Re:venge【1st】Live「RE:DO」:2026年6月13日(土)
- UnknownRecords所属 KASUMi / Lily* / Yui 3man Live「Brand New Worlds」:2026年夏(詳細後日)
- LiveRevolt All Star Live 2026 #01「Re:UNION」:2026年3月7日(土) 会場:GRIT at Shibuya
上記のうち、All Star Live 2026 #01「Re:UNION」は本リリースと同じ会場での開催が発表され、LiveRevoltメンバー全14名が出演します。
Re:UNION(2026年3月7日) イベント詳細とチケット
開催場所と日時は以下の通りです。開場は17:00、開演は17:30、閉演は20:00(予定)となっています。チケットは抽選販売で、価格は¥6,800+1Dです。
チケットの最速先行抽選予約は2025年11月23日(日)0:00から2025年12月7日(日)23:59まで受付されます。販売URLは公式のチケットページにて案内されています。
| 公演名 | LiveRevolt All Star Live 2026 #01「Re:UNION」 |
|---|---|
| 日程 | 2026年3月7日(土) 開場 17:00 / 開演 17:30 / 閉演 20:00(予定) |
| 会場 | GRIT at Shibuya |
| チケット | 抽選販売:¥6,800+1D |
| 最速先行抽選予約 | 2025年11月23日 0:00 ~ 2025年12月7日 23:59 |
| チケット受付URL | https://unknownrecords.zaiko.io/e/liverevolt2025 |
なお、チケット販売スケジュールに関する追加情報は随時公式Xにて案内される旨がリリースにて示されています。
出演者(Re:UNION掲載リスト)
リリースに明記された出演者は以下の通りです。LiveRevoltメンバーとLiveRevolt Re:vengeメンバーのフルラインナップが発表されています。
- LiveRevolt:藤原あかね役 KASUMi、野田ここみ役 秋場ゆり、瀬戸マリン役 道井悠、紫咲クリス役 花見色、宮代りな役 五味茉莉伽、平井かな役 池羽悠、時音ひなた役 堀内まり菜、白石まどか役 荒井瑠里
- LiveRevolt Re:venge:燈色まいか役 末永香乃、野田あさひ役 塙有咲、瀬戸アクア役 小茅楓、水蓮スイ役 里浜千晴、留守メモリ役 柏木椎名、紫月ネオン役 星乃まりな
主催企業:株式会社Blackboxについて
本イベントの主催は株式会社Blackbox。会社は2.5次元IPのプロデュース・マネジメントを手掛けるスタートアップ企業として位置づけられています。代表取締役CEOは坂本龍優氏です。
会社情報は以下の通りリリースに記載されています。所在地および企業HPも公表されています。
- 名称:株式会社Blackbox
- 代表者:代表取締役CEO 坂本龍優
- 所在地:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーN棟30階
- 企業HP:https://blackbox-inc.com/
主要ポイントの整理
この記事では、2025年11月22日にGRIT at Shibuyaで開催された「UnknownRecords Nexus -淵源-」の内容を、開催概要、DJセッションの構成、ライブパートの楽曲とユニット、ならびに発表された今後の公演予定・チケット情報まで網羅して整理しました。以下の表で主要情報を一覧にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | UnknownRecords Nexus -淵源-(ローンチイベント) |
| 開催日 | 2025年11月22日(土) |
| 会場 | GRIT at Shibuya |
| 主催 | 株式会社Blackbox(代表取締役CEO 坂本龍優) |
| レーベルコンセプト | 「未知が、画面の向こうからやってくる。」過去や自己に対して“IF”を問いかける新感覚の音楽アーティストレーベル |
| DJキーマン | 早川博隆(Rebrast代表)、DJ GUNSHI(コバヤシリョウ)、伊澄アキ(プロデューサー) |
| UnknownRecords所属アーティスト披露曲 | KASUMi:何者/ツキアカリのミチシルベ(カバー) Lily*:真夜中にRESET/平行線(カバー) Yui:Breaking Out/閃光(カバー) 合同曲:DOGMA楽 |
| LiveRevolt Re:venge披露曲 | REDROCK:感情Emergence/カサブタ ETERNAL BLUE:アオクソマレ/Get Over PALETT3♥(柏木椎名+末永香乃):リライトアップ!/極上スマイル 合同曲:革命の唄 |
| LiveRevoltオリジナルユニット披露曲 | dubstar:新曲『Brightness』含む3曲 RumBlue:新曲『Blue PoisoN』含む3曲 リサイタルズ:サマバケ!~永遠の夏~/メーデー!くるくるクライシス学院 FIREVOLT:2つの願い/SECRET ROSARY 全員曲:QUAD DRIVE! |
| アンコール・フィナーレ | KASUMi+堀内まり菜+末永香乃:RADIANT FORCE(カバー) LiveRevolt Re:venge:Regnited Force LiveRevolt・Yui:革命のFutureForce 全員:革命の唄 |
| 発表された今後の公演 | Re:UNION(All Star Live)2026年3月7日 GRIT at Shibuya Re:Flection(4th Live)2026年5月16日 RE:DO(Re:venge 1st Live)2026年6月13日 Brand New Worlds(KASUMi/Lily*/Yui)2026年夏 |
| Re:UNIONチケット | 価格:¥6,800+1D 最速先行抽選予約:2025年11月23日 0:00~2025年12月7日 23:59 受付URL:https://unknownrecords.zaiko.io/e/liverevolt2025 |
| 主催企業情報 | 株式会社Blackbox 所在地:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーN棟30階 企業HP:https://blackbox-inc.com/ |
以上が、2025年11月22日に発表・開催された「UnknownRecords Nexus -淵源-」の公演内容と今後の予定の要点です。新レーベルの始動に伴い、LiveRevoltシリーズと関連アーティストの動きが具体的に示され、2026年に向けた複数の公演が発表されました。渋谷で示された動きは、音楽とIPの融合を通じた新たな展開の第一歩として整理できます。