12月9日開催|南三陸の学びを体感するオンラインセミナー

南三陸学びセミナー

開催日:12月9日

南三陸学びセミナー
どうやって参加するの?締切はいつまで?
参加は無料でZoom配信。申し込みはGoogleフォームから行い、締め切りは2025年12月4日(木)。当日開催は12月9日19:00から約90分で体験実演や質疑応答あり。
地域おこし協力隊ってどんな仕事で何名募集してるの?
募集は1名。環境学習フィールドの東北モデル構築が主な任務で、出前講座の整備・首都圏や海外への提供、教材化や普及資料作成など実務中心です。

南三陸で育む「学び」と地域の実践をオンラインで体感する

2025年12月9日(火)19:00から20:30に、宮城県南三陸町が掲げる「まなびがめぐるまち─南三陸でひらく\”学び\”の可能性─」と題したオンラインセミナーが開催されます。本セミナーは、南三陸町移住・定住支援センターが主催し、南三陸町観光協会が共催するイベントです。参加費は無料で、会場はZOOMによるオンライン配信です。

プレスリリースは2025年11月23日12時07分に公開されており、地域の実践者による現場の声や体験プログラムの実演を通じて、自然環境や地域資源を学びに結びつける取り組みを紹介します。締め切りは12月4日(木)、申し込みはGoogleフォームから行う形式です。

南三陸町「地域おこし協力隊PRセミナー」12月9日オンライン開催 画像 2

開催趣旨と南三陸町の地域特性

南三陸町は宮城県本吉郡の北東部に位置し、里山が海を抱くように広がる地域です。古くから漁業や林業といった一次産業が盛んで、森・里・海が循環する地域資源が豊富に存在します。震災を経た経験を踏まえ、地域が教室になるという考え方を実践してきました。

今回のセミナーでは、自然資源や地域の営みを素材として子どもたちに提供してきた学習プログラムを、地域おこしの観点と教育的観点の両面から紹介します。地域固有の環境学習フィールドをモデル化し、出張出前講座の仕組み化や教育コンテンツの構築・販売に繋げるための取組が議題の中心です。

南三陸町「地域おこし協力隊PRセミナー」12月9日オンライン開催 画像 3

当日のプログラム構成と体験内容

セミナーはおおむね90分で構成され、体験要素と対話・質疑の時間が組み合わされています。地域の実践者が登壇し、実際に提供している学習プログラムのミニ実演も行われます。

下記にプログラムの流れを整理します。各パートで何を得られるかが明確になるよう設計されています。

  • オープニング:南三陸町の紹介と当日の進行説明
  • 体験:教育プログラム:民子さんの紙芝居のミニバージョンを実演し、教材や進行方法を体感
  • トークセッション:地域の実践者による現場での実体験や想いの共有
  • 交流タイム:参加者からゲストへの直接質問、フリートーク
  • エンディング:地域おこし協力隊募集についての案内
南三陸町「地域おこし協力隊PRセミナー」12月9日オンライン開催 画像 4

体験プログラムの具体的な中身

体験パートでは、実際に南三陸で提供されている学習体験を短縮版で紹介します。紙芝居や乗船見学、化石発掘など、地域資源を生かした多様な学びが提示されます。

教育プログラムの構成要素は、現地での観察・体験、生活や生業の理解、そして防災や環境保全に関する教訓の継承といった観点が含まれます。参加者は実演を通じて教材や進行例を確認できます。

登壇ゲストとそれぞれの実践活動

当日は現在南三陸町で活動する3名のゲストが登壇します。各ゲストは地域資源を活かした教育・体験プログラムを提供しており、実演やトークを通じて学習の現場を紹介します。

以下にゲストとその活動内容を詳細に示します。

阿部民子 氏(〜たみこの海パック〜 代表)

町内の志津川湾で獲れた海藻を用いたオリジナル海藻ふりかけ制作や「海藻生ふりかけ体験」を提供しています。海洋環境や養殖海産物の収穫過程、漁師の仕事を分かりやすく伝えるため、手作りの紙芝居を教材として使用します。プログラムは「学ぶ・楽しむ・食べる」を一体化した海に関する体験です。

当日は紙芝居のミニバージョンを実演する予定で、教材の使い方や学びの導入方法を示します。

髙橋一清 氏(南三陸311メモリアル 顧問)

震災伝承施設「南三陸311メモリアル」を拠点に、防災・減災を中心とした教育プログラムや講演、伝承活動に従事しています。ご自身の震災体験を基に、次世代へ命を守るための教訓を伝える活動を継続して行っていることが特徴です。

セミナーでは防災教育の構成や、体験を通じた学習の落とし込み方が共有されます。

高橋直哉 氏(南三陸海しょくにん・Hookes代表)

漁業を本業としつつ、漁港や湾内での乗船見学を含む「海から学ぶプログラム」や、地域の化石資源を活かした「化石発掘体験」など、多様な学習の場を設計・提供しています。地域の自然資源を教材化する実践者として活動しています。

当日は湾内での学び方や化石発掘体験の概要、指導上の留意点などが紹介されます。

地域おこし協力隊募集の概要と業務内容

セミナー終盤では、地域おこし協力隊の募集案内が行われます。募集は「環境学習フィールドの東北先進地モデル構築事業」として1名の募集です。募集主体は南三陸町移住・定住支援センターと一般社団法人南三陸町観光協会による連携です。

募集要項と業務内容は以下の通りです。南三陸の学習コンテンツを国内外へ発信・提供するための実務が中心となります。

募集名 環境学習フィールドの東北先進地モデル構築事業(地域おこし協力隊)
募集人数 1名
主な業務
  • 出張出前講座の構築と首都圏・海外の私立学校等への提供促進
  • 「いのちめぐるまち南三陸」ならではの学習コンテンツの構築、提案、販売
  • 国内外への普及に向けた資料づくりや実践プログラムの試行

申込方法・問い合わせ先

参加申し込みはGoogleフォームを通じて受付けます。申込締め切りは12月4日(木)です。申込リンクおよび募集詳細情報は下記関連リンクとプラットフォーム(スマウト)に掲載されています。

イベントに関する問い合わせや募集に関する詳細は、南三陸町移住・定住支援センター宛に行ってください。開所時間や連絡先を以下に記します。

問い合わせ先

南三陸町移住・定住支援センター

〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地

TEL:0226-25-9552 / MAIL:minamisanriku@pallet.work

WEB:https://www.minamisanriku-iju.jp/

受付時間:9:00~17:00(土曜は12:00まで)※月・日・祝日定休

関連情報と素材

イベントの関連リンクとして、募集詳細や申込ページは以下のURLに掲載されています。募集プラットフォームはスマウトです。また、プレスリリース内で使用されている画像はダウンロード可能です。

関連リンク:https://smout.jp/plans/25067

要点 詳細
イベント名 南三陸町 地域おこし協力隊募集セミナー「まなびがめぐるまち─南三陸でひらく\”学び\”の可能性─」
開催日時 2025年12月9日(火)19:00-20:30(オンライン/ZOOM)
参加費 無料
申込締切 2025年12月4日(木)
主催・共催 主催:南三陸町移住・定住支援センター、共催:南三陸町観光協会
登壇ゲスト 阿部民子(海藻ふりかけ体験)、髙橋一清(南三陸311メモリアル顧問)、高橋直哉(海から学ぶ・化石発掘)
募集内容 地域おこし協力隊:環境学習フィールドの東北先進地モデル構築(1名)
問い合わせ 南三陸町移住・定住支援センター(TEL:0226-25-9552、MAIL:minamisanriku@pallet.work)
関連リンク https://smout.jp/plans/25067

本記事では、12月9日に開催される南三陸町のオンラインセミナーの開催趣旨、当日のプログラム、登壇する実践者の活動内容、ならびに地域おこし協力隊の募集要項と申込方法・問い合わせ先までを整理して示しました。地域資源を教材化する取り組みや、教育と地方創生を結ぶ具体的な業務内容が明確に提示されており、関心のある個人・団体は締め切りまでに申込みを行うことになります。画像素材や詳細情報はプレスリリースの掲載先から確認できます。

参考リンク: