12月中旬開催:石橋湛山を読むオンライン読書会
ベストカレンダー編集部
2025年11月24日 10:04
石橋湛山読書会
開催日:12月15日
石橋湛山の思想を今に問い直す読書会の意図
少数株ドットコム株式会社は、練馬政治研究会および民事8部監視委員会と共催で、田中秀征氏著『日本リベラルと石橋湛山』を題材にした読書会を2025年12月中旬(予定)にZoomにて開催する旨を、2025年11月24日付のリリースで発表しました。発表日時は2025年11月24日 08時58分です。
本書は石橋湛山の思想と政策を通じて、現代の政治的・社会的課題にどう向き合うべきかを問うものであり、主催者側は国家戦略、企業経営、個人の生き方という三つの視点から議論を深める場にすることを掲げています。参加は無料ですが事前登録制です。
読書会の主題と議論の狙い
読書会のテーマは「『日本リベラルと石橋湛山』から学ぶ『質』で勝負する時代の思考法と実践」です。本書に示される石橋湛山の広い視野と長期的視点を、現在の政策や経営、個人の価値観にどう反映させるかを多角的に議論します。
主催者は、経済や社会の構造が「量的拡大」から「質的価値」への転換期にあると位置付け、本書が提供する示唆を基に「日本の次のモデル」を探る知的対話の場とすることを目的としています。議論は参加者間の対話形式で進め、国家戦略や企業統治への具体的示唆を得ることを目指します。
- 開催趣旨(要旨)
- 石橋湛山の思想から広い視野と長期的視点を学び、国家・企業・個人の三つの視点から「質の価値」を探る。
- 議論の対象
- 本書の内容全般:思想史的背景、湛山の主要発言、現代への適用可能性など。
講師と主催者のプロフィール、これまでの活動実績
本読書会を主催する少数株ドットコム株式会社は、代表取締役会長の山中裕(やまなか・ゆたか)氏を中心に運営されています。山中氏は東京大学経済学部を卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学専攻)を修了し、LSEへ留学経験を持つ人物です。
山中氏は国内外の上場企業1000社以上、非上場企業200社以上に投資した実績を持つアクティビスト投資家であり、企業統治改革や少数株主権の保護をめぐる活動において複数の顕著な成果を上げています。プライベートでは秋田犬の愛好家で温泉巡りを趣味とする点も紹介されています。
山中裕氏の主な実績
山中氏は、HOYA株式会社に対する株主提案(2010年)などを通じてコーポレートガバナンスの質向上を求める提案群を提出しました。提案内容には役員報酬の個別開示、社外取締役のみで構成される会議体の設置、社外取締役の再任回数の制限、株主提案における説明文字数上限の引き上げ、匿名投票制度の導入、取締役候補者の兼務開示義務化などが含まれます。
これらの提案のうち複数はGlass Lewis、ISS、日本プロクシー・ガバナンス研究所の賛成推奨を得ており、当該議案は株主総会で48%超の賛成を獲得するなど、企業統治の実効的改善を促す実績となりました(出典:日本経済新聞等、2010年当時の報道を参照)。
- HOYAへの株主提案(2010年):複数のガバナンス改善案を提出し、海外助言会社の推奨を獲得。
- 制度透明化の提案:ストックオプションのヘッジ禁止や取締役株売却の事前開示等。
司法的勝訴と少数株主保護の実証
少数株ドットコムは司法の場でも影響力を示しています。アムスク事件(東京高裁 平成26年(ネ)第3215号、平成27年3月19日判決)では、「株式全部取得を行った株主総会の決議取り消し」を命じる判決を勝ち取り、少数株主保護の司法的実効性を示しました(出典:Clair法律事務所ブログ 2015年4月15日付)。
また、株式会社ハイアス・アンド・カンパニー(現・くふう住まいコンサルティング)に関する旧経営陣を提訴した損害賠償請求事件(東京地裁民事第8部)では、株主補助参加人として参画し、2025年3月27日付で勝訴(裁判長:笹本哲郎、合議裁判官:伊藤圭子・内林尚久)を得ています。この判決では旧経営陣による架空売上計上等の不正会計が認定され、株主による司法的権利行使の有効性が示されました(出典:さくらフィナンシャルニュース 2025年3月28日付)。
読書会の開催概要と参加方法、書籍の入手先
開催概要はリリースに明記されたとおりです。開催日程は2025年12月中旬を予定しており、Zoomによるオンライン形式で行われます。参加費は無料ですが、事前登録が必要です。登録はメールにて受け付けます。
申込方法はinfo@shosukabu.com宛に件名または本文に「『日本リベラルと石橋湛山』読書会参加希望」と明記して送信してください。定員や詳細なタイムスケジュールは登録者に別途通知される可能性があります。
- テーマ
- 『日本リベラルと石橋湛山』から学ぶ「質」で勝負する時代の思考法と実践
- 主催・共催
- 主催:少数株ドットコム株式会社/共催:練馬政治研究会、民事8部監視委員会
- 開催時期
- 2025年12月中旬(予定)
- 開催形式
- Zoomオンラインセッション
- 参加費
- 無料(事前登録制)
- 申込方法
- info@shosukabu.com 宛に「『日本リベラルと石橋湛山』読書会参加希望」と明記して申し込む
書籍の詳細情報と購入は、書籍紹介ページ(Amazon)で確認できます。URL:https://www.amazon.co.jp/dp/406258302X
主催企業の公式サイトやステュワードシップ・コードに関するページも参考情報として公開されています。企業サイト:https://www.shosukabu.com/、ステュワードシップ・コードページ:https://www.shosukabu.com/stewardship-code/
本文の要点整理と関連情報一覧
ここまでに示した読書会の趣旨、開催概要、主催者の背景、講師の実績、関連する司法的勝訴の事実などを整理します。以下の表は本記事で触れた主要な事実を項目別に一覧化したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表日 | 2025年11月24日 08時58分(少数株ドットコム株式会社発表) |
| イベント名 | 『日本リベラルと石橋湛山』(田中秀征著)読書会 |
| 開催時期 | 2025年12月中旬(予定) |
| 開催形式 | Zoomオンラインセッション |
| 参加費 | 無料(事前登録制) |
| 申込方法 | info@shosukabu.com 宛に「『日本リベラルと石橋湛山』読書会参加希望」と明記して申し込み |
| 主催/共催 | 主催:少数株ドットコム株式会社/共催:練馬政治研究会、民事8部監視委員会 |
| 講師・代表 | 山中 裕(少数株ドットコム代表取締役会長)—投資・ガバナンス改革の実績を有する |
| 著者/書籍 | 田中秀征 著『日本リベラルと石橋湛山』/書籍紹介ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/406258302X |
| 会社所在地 | 東京都練馬区(少数株ドットコム株式会社) |
| 会社ウェブサイト | https://www.shosukabu.com/ |
| 参考となる司法的判決 | アムスク事件(東京高裁 平成26年(ネ)第3215号、平成27年3月19日判決)、ハイアス関連損害賠償請求事件(東京地裁民事第8部、2025年3月27日勝訴判決) |
| 企業理念(原文) | 「ユダヤ人に勝てる日本を作る」—短期利益追求を越え、長期的な社会的利益と国際競争力の強化を重視する方針 |
以上の表は本読書会および主催者に関する主要事実を整理したものです。本記事は、プレスリリースに示された情報を省略せず網羅的に伝えることを意図しており、開催方法・参加手順・関連リンク・主催者の背景や実績などを含めて記載しました。
参加を希望する場合は、記載の申込先メールアドレスへ必要事項を記して申し込みを行ってください。開催日時や参加方法の詳細は、事前登録者向けに主催者から案内される見込みです。
参考リンク: