ミニマルが12月1日発売　冬限定『ホットチョコレートチャイ』

冬の香りを纏う一杯：ホットチョコレートチャイとは

2025年11月25日13時に発表されたプレスリリースによると、株式会社βace（東京都渋谷区、代表取締役:山下貴嗣）が展開するスペシャルティチョコレート専門店「Minimal – Bean to Bar Chocolate -（ミニマル）」は、冬季限定ホットドリンクとして「ホットチョコレートチャイ」を2025年12月1日から2026年3月末まで販売します。

このドリンクはチャイのように香り豊かでありながら、チョコレートの層次的な味わいを楽しめることを意図して設計されています。濃厚さとフルーティな余韻を両立させるため、産地やチョコレートの種類を細かく使い分けています。

スパイスとフレーバーの設計

ベースのチョコレートにはマダガスカル産カカオを使用し、そこに6種のスパイスとオレンジコンフィを合わせています。スパイスはクローブ・カルダモン・バニラ・ブラックペッパー・シナモン・ローリエの6種で、甘くふくよかな香りとスパイスの刺激が複層的に重なります。

具体的にはクローブやシナモン、バニラがやわらかな甘さと香りの基調を作り、ブラックペッパーやカルダモンが香り立ちを引き締めます。オレンジコンフィは爽やかなアクセントを与え、チョコレートの濃厚さと調和します。

• 使用スパイス：クローブ、カルダモン、バニラ、ブラックペッパー、シナモン、ローリエ
• アクセント：オレンジコンフィ（爽やかな柑橘の風味）

5種のチョコレートで組み立てる濃淡

「ホットチョコレートチャイ」は、異なる役割を持つ5種類のチョコレートをパーツごとに使い分けることで、濃厚さと軽やかさを同時に実現しています。ベースはマダガスカル産カカオのフルーティな風味を生かした2種類（ダーク、ミルク）です。

上層にはチョコレートクリームを配置し、こちらはガーナ産カカオ由来のチョコレートとホワイトチョコレートをブレンドしたもので、優しいコクのある甘味が口当たりに厚みを与えます。さらに仕上げに用いるチョコレートチップはベースと同じマダガスカル産カカオを用い、噛むたびにフルーティなカカオの余韻が現れます。

1. ベース（2種）：マダガスカル産カカオを用いたダーク、ミルク
2. クリーム（2種ブレンド）：ガーナ産カカオ由来のチョコレート＋ホワイトチョコレート
3. 仕上げ：マダガスカル産カカオのチョコレートチップ

この構成により、口に含んだ瞬間の濃厚さと後味の軽やかさが両立し、スパイスとカカオの個性が重なり合う奥行きのある味わいになっています。

提供方法と販売店の詳細

販売はMinimalの全店舗で行われ、イートイン／テイクアウトともに同一価格で提供されます。ただし麻布台ヒルズ店のみ価格が異なり、店舗ごとの設定に注意が必要です。発売期間は2025年12月1日から2026年3月末までを予定しています。

価格設定は以下の通りで、消費税込の表示です。期間限定商品であるため、提供期間中に販売が終了する場合があります。

取扱店舗の所在地・営業時間

取扱店は以下の4店舗です。各店ともカフェスペースを併設しており、コーヒーやパフェなども提供しています。営業時間や定休日は店舗ごとに設定があり、細かな変更は公式サイトやSNSで案内されます。

• Minimal 富ヶ谷本店
  住所：東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9 1F
  アクセス：小田急線「代々木八幡駅」、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」徒歩6分
  営業時間：11:30～19:00（L.O 18:30） 定休日無
• Minimal The Baking 代々木上原
  住所：東京都渋谷区上原1-34-5
  アクセス：各線「代々木上原駅」徒歩2分
  営業時間：11:00～19:00 定休日無
• Patisserie Minimal 祖師ヶ谷大蔵
  住所：東京都世田谷区砧8丁目8-24
  アクセス：小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅南口 徒歩3分
  営業時間：10:00～18:00 不定休（公式サイトやSNSで案内）
• Minimal The Specialty 麻布台ヒルズ
  住所：東京都港区虎ノ門五丁目8番1号 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA 2F
  アクセス：東京メトロ 日比谷線 神谷町駅 5番出口直結
  営業時間：11:00～19:00 定休日無

Minimalと株式会社βaceの取り組みと背景

Minimalは世界のカカオ産地を訪れ、良質なカカオ豆を選定し職人が手仕事でチョコレートを製造するブランドです。製造は「丁寧にシンプルに、最高の素材を活かし香りを最大限に引き出す」ことを基本理念として行われています。

同ブランドにはショコラティエ・パティシエを含む職人チームが在籍し、国内外の星付きレストランやトップパティスリーで経験を積んだメンバーがチームワークで製品づくりを進めています。素材の選定から製造まで一貫してこだわる姿勢が示されています。

カカオ生産支援と国際協力の取り組み

素材となるカカオについては、現地での発酵・乾燥作業の研究やレクチャーを行い、カカオ農家と協働して高品質かつ高単価に適うフレーバーの開発を進めています。この活動はプランテーションに残る課題に対してサステナブルな経済自立を目指す取り組みの一部です。

具体的な事例として、2019年にはJICAのODA案件化調査プロジェクトでニカラグアにおけるカカオの調査を実施したことが明記されています。技術支援やフェアでエシカルな取引を行うことを通じ、生産地支援を継続しています。

受賞歴と製法

Minimalは「素材を活かす“引き算”の思想」と独自製法により、国際品評会で8年連続で合計89賞を受賞しています。基本に忠実でありながら伝統や手法にとらわれない自由な発想を持ち、日常生活に彩りを加えることを目指す製品づくりが評価されています。

これらの背景はホットチョコレートチャイにも反映されており、産地の個性やスパイスの組み合わせ、チョコレートのパーツ分けといった設計に具体化されています。

社名

株式会社 βace

代表者

代表取締役 山下貴嗣

所在地

151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9 アーバンテラス21

従業員数

40人（アルバイト含む）

業務内容

チョコレート製品の製造・販売、Minimal – Bean to Bar Chocolate – の運営

要点の整理

ここまで述べた内容を表形式で整理します。商品名、販売期間、価格、使用しているスパイスやチョコレートの構成、取扱店舗、会社情報や公式連絡先を網羅しています。プレスリリースに記載されたすべての情報をこの表に反映しています。

下表は今回の発表内容の要点を端的にまとめたものです。期間限定の提供、価格差、産地や使用素材、店舗情報、会社概要、公式サイトやSNSの情報を含みます。

上記表はプレスリリースに記載された全ての要素を反映して整理しています。冬季限定の提供で、スパイスと産地別チョコレートの組み合わせが特徴の一杯として設計されていることが確認できます。

販売期間、価格、店舗情報はプレスリリースの通りに記載しましたが、営業時間や不定休の店舗については公式サイトやSNSでの最新案内を参照することが推奨されます。