1/17・18開催 ART JOB FAIR 2026｜文化芸術のジョブフェア

文化芸術の現場と人が出会う場としてのART JOB FAIR 2026

文化芸術分野に特化したジョブフェア「ART JOB FAIR」は、アートワーカーのキャリア形成や仕事探しを支援するイベントとして2023年に始まりました。第4回にあたる「ART JOB FAIR 2026」は、2026年1月17日（土）と1月18日（日）にTODA HALL & CONFERENCE TOKYO HALL Bで開催されます。

出展は国内外の計16団体で、対面ブースでは採用担当者が会期中常駐し、ポスター出展では求人情報の掲示を通じて来場者と接点を持ちます。入場は無料ですが、事前予約制です。詳細は公式サイト（https://artjobfair.jp/）で確認できます。

名称

ART JOB FAIR 2026

日時

2026年1月17日（土）12:00〜19:00、2026年1月18日（日）10:00〜17:00

会場

TODA HALL & CONFERENCE TOKYO HALL B（東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 4F）

入場

無料・事前予約制（公式サイト参照）

主催

株式会社artness

協賛

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ、BUG（株式会社リクルートホールディングス運営）、三菱地所株式会社、THE SHARE HOTELS（株式会社リビタ）

後援

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、公益社団法人全国公立文化施設協会

問い合わせ

株式会社artness（E-mail：info@artjobfair.jp、WEB：https://artjobfair.jp/）

これまでの開催実績と意義

ART JOB FAIRは、文化芸術分野で非公開や紹介ベースになりがちな採用慣行に対して、公開性と接点の場を提供することを目的に運営されています。第1回以降、継続的に開催されており、過去3回の累計では来場者1,130名、出展団体41、80名以上のマッチングという成果を生み出しています。

今回も、職種や雇用形態を問わず多様な求人情報を掲示し、学生・新卒者から転職希望者、キャリアアップを目指す人まで幅広い層に向けた機会づくりを継続します。出展者側にとっても、採用やプロジェクト共創のための直接的な対話の場となります。

出展者一覧とプログラム構成—現場で交わる具体的な接点

ART JOB FAIR 2026は、対面出展とポスター出展を合わせて16団体が参加します。対面ブースでは採用担当者と直接会話ができ、ポスター出展は求人情報の掲示を通じた情報取得が可能です。

出展団体は多様な分野にわたり、地域性や専門性が異なる団体が並ぶことで、来場者は複数の選択肢を比較できる点が特徴です。以下に対面出展とポスター出展をそれぞれ列挙します。

対面出展（分野／所在地）

• Art Harbor Inc.（美術／東京都）
• ACTUAL Inc.（メディア芸術／京都府）
• 株式会社インサイトアートワークス（美術／滋賀県）
• 合同会社上出瓷藝（工芸／石川県）
• 一般社団法人藝と（地域における文化芸術／東京都）
• Konel Inc.（デザイン／東京都）
• 特定非営利活動法人BEPPU PROJECT（文化芸術全般／大分県）
• ペンネ株式会社（美術／神奈川県）
• THE SHARE HOTELS／株式会社リビタ（地域における文化芸術／東京都）
• 株式会社ロマンライフ（生活文化／京都府）

ポスター出展

• 一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン（文化芸術全般／東京都）
• 株式会社The Chain Museum（文化芸術全般／東京都）
• Taiwan Art Space Alliance（文化芸術全般／台北・台湾）
• タメンタイ合同会社（美術／広島県）
• Twelve Inc.（文化芸術全般／京都府）
• NPO法人取手アートプロジェクトオフィス（地域における文化芸術／茨城県）

出展以外のプログラム（相談・キッズスペース・イベント）

来場者が採用担当者と話すだけでなく、仕事上の悩みや地域移住に関する情報収集ができる相談コーナー、子ども連れでも利用しやすいキッズスペースを設置します。相談は予約不要・無料です。

出張相談やキッズスペースの運営団体、具体的なプログラムは以下の通りです。

• 東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」出張相談：芸術文化活動に関する悩みや困りごとを、アートノト相談員が対面で受付（予約不要・無料）。
• 京都市文化芸術総合相談窓口（KACCO）出張相談：京都市への移住検討者向け情報提供など、京都市内で活動する上での相談を専門員が受付（予約不要・無料）。
• 「深沢アート研究所」出張キッズスペース：山添joseph勇とカブによる工作ワークショップ。小学生以下対象、利用無料。工作材料や文房具を用意。

オンラインとオンサイトのイベントスケジュール

ART JOB FAIR 2026は会期前から連続したオンラインイベントを実施し、会期中にはオンサイトイベントを行います。オンラインとオンサイトを組み合わせることで、会場に来られない層にも情報提供を行います。

以下に日程と出演者の一覧を示します。オンラインイベントではキャリアや労働環境に関するトークセッションを、オンサイトではピッチイベントを中心に交流を図ります。

1. 2025/12/3（水）19:00（Online）：「アートと社会の関係が変わる時代に、キャリアはどう変わるのか」出演：太下義之（文化政策研究者）、若林朋子（プロジェクト・コーディネーター）、西田祥子（アートマネージャー）、深井厚志（編集者・コンサルタント・YAU企画チーム）
2. 2025/12/18（木）19:00（Online）：「見えない仕事を見える化する術」出演：家入健生（BEPPU PROJECT）、野田智子（Twelve Inc.）、野瀬綾（BUG）、中村天江（労働研究者）
3. 2026/1/6（火）19:00（Online）：「アートワーカーを支えるための環境をどう育むか」出演：榧野睦子（日本実演芸術福祉財団）、今野真理子（アーツカウンシル東京）、山本麻友美（京都芸術センター）、中村天江（労働研究者）
4. 2026/1/9（金）19:00（Online）：「開催直前オンラインフェア」出演：AJF26出展団体
5. 2026/1/17（土）14:00（Onsite）：「ART WORKER PITCH DAY1」出演：AJF26出展団体、コメンテーター：ぶらっくさむらい 武内剛（エンターテイナー）、MC：0081オオヤチ（ラップデュオ「YOCO ORGAN」）
6. 2026/1/18（日）14:00（Onsite）：「ART WORKER PITCH DAY2」出演：アートワーカー、コメンテーター：ぶらっくさむらい 武内剛（エンターテイナー）、MC：0081オオヤチ（ラップデュオ「YOCO ORGAN」）

ピッチイベントと相談の役割

ピッチイベントはアートワーカー自身が活動やスキルを発表する場で、出展団体や来場者と直接つながる機会を意図しています。コメンテーターやMCを迎えたプログラムにより、発表の視点や観客の反応を得られる場になります。

相談コーナーは実務的な助言や地域移住に関する情報提供など、個別の課題に応じた支援を提供し、特にフリーランスや小規模組織で活動する人にとって重要な役割を果たします。

会場・アクセスと参加にあたってのポイント

会場はTODA HALL & CONFERENCE TOKYOのHALL Bで、TODA BUILDINGの4階に位置します。ホール面積は約267平米、ホワイエ約117平米を会場として使用します。東京駅から徒歩7分、銀座線京橋駅から徒歩3分と交通の利便性も高い立地です。

入場は無料ですが事前予約制である点に注意してください。出展者ブースは採用担当者が在席する時間が設けられているため、来場前にスケジュールを確認すると良いでしょう。公式サイト（https://artjobfair.jp/）で予約や最新情報の確認ができます。

アクセス詳細

• 住所：東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 4F
• 東京駅八重洲中央口より徒歩7分
• 銀座線京橋駅から徒歩3分

会場はビジネスと芸術文化の拠点として2024年11月にオープンしたTODA BUILDING内にあります。展示・面談・ワークショップの実施に適した空間構成がされています。

まとめ：イベントの要点整理

ART JOB FAIR 2026は文化芸術分野に特化したジョブフェアとして、求職者と採用側の接点を公開の場で作ることを目的にしています。期間中は出展団体のブース、相談コーナー、キッズスペース、ピッチイベントなど多様なプログラムが実施されます。

以下の表に本記事で紹介した主要情報を整理します。

本記事では、ART JOB FAIR 2026の開催概要、出展者一覧、各種プログラム、会場とアクセス、問い合わせ先まで、プレスリリースで示された全ての情報を網羅的にまとめました。参加を検討する際は公式サイトで最新の予約情報やプログラム詳細を確認してください。