松井稼頭央が直伝、シンガポール野球教室の成果と反響
ベストカレンダー編集部
2025年11月26日 12:23
松井氏シンガポール教室
開催日:11月23日
松井稼頭央氏がシンガポールで実施した野球教室──訪問期間と中心プログラム
一般社団法人NB.ACADEMY(本社:東京都渋谷区、代表理事:柴田章吾)は、2025年11月22日から24日にかけてシンガポールで行った一連の活動について、11月26日付のリリースで報告しました。第2回アジア甲子園大会(2025年12月13日〜20日、インドネシア・ジャカルタ)へ向けた取り組みの一環として企画された本プロジェクトでは、元メジャーリーガーで前・埼玉西武ライオンズ監督の松井稼頭央氏をゲストに迎え、現地での野球教室と在住者との懇親会を実施しました。
滞在中の中核となるイベントは、2025年11月23日(日)、Jurong Softball Fieldで開催された野球教室です。参加者は現地の子どもたち、保護者、指導者、スポンサー関係者など約100名で、U8、U12、U18といった年齢区分に応じた指導が行われ、シンガポール代表チームの参加も確認されています。プログラムは主に内野守備やバッティングを中心に構成され、守備練習やバッティング練習、質疑応答の時間、そして懇親会での交流が含まれていました。
日程と会場の詳細
公式発表におけるイベントの構成は明確で、現地滞在は11月22日〜24日の3日間、主体的な教室は11月23日に実施されました。会場となったJurong Softball Fieldは、ソフトボール/野球施設として地域に根差した場所で、今回のようなクリニック開催に適した設備が整っている点が選定理由の一つとなっています。
参加規模は約100名で、子どもたちの年齢層はU8、U12、U18と幅広く、保護者や指導者、スポンサー企業の関係者も含まれました。これにより、ジュニア層の技術伝達だけでなく、指導法や地域での普及戦略に関する情報交換の場にもなりました。
教室の内容と子どもたちの反応──技術・姿勢・学びの三本柱
実施された指導では、内野守備の基本動作、グローブの使い方、足の運び、バッティングフォームの基礎など、具体的な技術指導が中心でした。練習は年齢やレベルに応じて分かれ、U8では基礎動作の反復、U12では実戦を想定した守備連携、U18や代表チームには高度な打撃・守備戦術も含まれました。
参加者の声からは、技術習得だけでなく、野球に対する意欲や仲間と取り組む姿勢の変化がうかがえます。子どもからは「グローブの使い方や足の運び方が分かって、次の練習が楽しみです」といった具体的な習得感が語られ、保護者からは「普段は触れられないような守備の指導をいただき、地域での野球熱がさらに高まると感じました」との感想が寄せられました。
プログラムの構成(主な項目)
- 内野守備:基本姿勢、捕球・送球の反復練習(守備練習①・守備練習②を含む)
- バッティング:フォーム修正、ティー打撃、実戦的な打撃練習(バッティング練習)
- 実戦想定ドリル:守備連携、走塁の基礎
- 質問タイム:松井氏によるQ&Aセッション
- 懇親会:現地在住者や運営メンバー、スポンサーを交えた交流
練習は予定より延長した時間帯もあり、岡村氏のコメントにもあるように、バッティング指導は当初の予定を延長して約1時間近く行われた場面もありました。こうした柔軟な対応は参加者の満足度向上につながったと考えられます。
関係者の発言と現地での交流の様子
本イベントでは、松井稼頭央氏とNB.ACADEMYの運営メンバー、協力パートナーであるPan Asia Advisorsの担当者が積極的に交流に参加しました。松井氏は参加した子どもたちの熱心な取り組みに刺激を受けたと述べ、今後もアジア圏での交流に関心を示しました。
松井稼頭央氏のコメントは以下の通りです。これはリリースで示された原文を踏襲しています。
「以前からアジア甲子園の存在は知っていましたが、こうして実際に海外へ足を運び、力になれたことをとても嬉しく思います。目を輝かせて全力で取り組む姿に、僕自身も大きな刺激を受けましたし、野球の楽しさや “もっと上手くなりたい” という気持ちが、少しでも皆さんの中に残ってくれていたら嬉しいです。これまで東南アジアに来る機会はなかったですが、このプロジェクトを通じて他の国の子どもたちの姿も見てみたいと思うようになりました。また、食事会で出会った方々とお話をする時間がとても楽しく、別れが名残惜しく感じるほど、このプロジェクトの周りには本当に温かく魅力的な方々が集まっていることにも感銘を受けました。アジア各国の子どもたち、また野球に想いのある大人たちが、国境を越えて繋がりを持ち、互いに成長し合う——その中心にあるアジア甲子園は、本当に素晴らしい取り組みだと改めて感じています。これからも、この輪がもっと大きく広がっていくように、微力ながら力になりたいと思っています。」
また、協力・協賛企業であるPan Asia AdvisorsのDirector、岡村聡氏からは、松井氏の指導に対する感謝と、東南アジアでの野球普及に期待する旨のコメントが寄せられています。岡村氏は、参加した子どもたちが松井氏のプレーに期待して参加していた点や、バッティング指導が延長されたことに触れ、今回の取り組みが地域でのプレー人口増加に寄与することを期待していると述べています。
活動の位置づけと詳細情報の整理
NB.ACADEMYは日本の野球文化をアジアへ普及することを目的に設立され、今回のシンガポール教室は同法人が進める複数国での活動の一環です。これまでにシンガポールに加え、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムの計6か国でイベントを実施しており、地域に根差した普及活動を継続する方針を示しています。
プログラムは単なる技術習得の場に留まらず、未来の選手育成、指導者同士やスポンサー企業との協業、地域コミュニティとの連携強化を目的に設計されています。また、アジア甲子園大会への出場・参加に向けた準備やネットワーク構築にも直結する活動として位置付けられています。
会社概要と連絡先(リリースに基づく情報)
- 会社名
- 一般社団法人 NB. ACADEMY
- 所在地
- 東京都渋谷区神宮前4-24-3
- 代表者
- 代表理事 柴田 章吾
- 設立
- 2022年8月19日
- 会社HP
- https://nbacademy.jp/
本リリースは2025年11月26日 11時00分に発表されており、今回のシンガポール滞在は同年11月22日〜24日に実施されました。主催は一般社団法人NB.ACADEMY、協力/協賛はPan Asia Advisors PTE. LTDとなっています。
現地での写真・記録に関する補足
リリース内には複数の現地写真や懇親会の様子、運営メンバーと松井氏の集合写真などの記載があり、現地での交流の温度感や実施状況を視覚的に示す素材が用意されています。写真は「松井氏と運営メンバー」「Pan Asia Advisors岡村氏を含めた懇親会の様子」「現地在住者との懇親会の様子」といった形で整理されていました。
これらのビジュアル記録は、参加者の表情や練習の様子、懇親会での会話風景など、言葉だけでは伝わりにくい情報を補完する役割を果たしています。
要点の整理(表形式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年11月26日 11:00(一般社団法人NB.ACADEMYのリリース) |
| 訪問期間 | 2025年11月22日〜24日(中心イベント:11月23日) |
| イベント名称 | 松井稼頭央氏によるシンガポール野球教室 |
| 会場 | Jurong Softball Field |
| 参加者 | 現地の子どもたち(U8、U12、U18、シンガポール代表含む)、保護者、指導者、スポンサー関係者 等(約100名) |
| 主催 | 一般社団法人NB.ACADEMY(代表理事:柴田章吾) |
| 協力/協賛 | Pan Asia Advisors PTE. LTD(Director:岡村 聡 氏) |
| 主な内容 | 内野守備、バッティング、守備練習①・②、バッティング練習、質問タイム、懇親会 等 |
| 目的 | アジア地域の野球振興、アジア甲子園大会(2025年12月13日〜20日)への取り組み支援、選手育成及び国際交流 |
| 会社情報 | 一般社団法人 NB. ACADEMY|所在地:東京都渋谷区神宮前4-24-3|設立:2022年8月19日|HP:https://nbacademy.jp/ |
以上の表は今回のリリース内容を整理したもので、日程、会場、参加者、主催・協力体制、プログラム内容、そして目的までを網羅しています。本件は、アジア各国での野球普及活動の一端を示す事例であり、今後の大会や地域での取り組みに向けた基盤づくりとして位置付けられます。
参考リンク: