12/3開催 『ハッシュ!』特別上映と橋口×田辺トーク
ベストカレンダー編集部
2025年11月27日 19:38
ハッシュ!特別上映
開催日:12月3日
カンヌから東京へ──「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」開催直前のプレイベント
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO、理事長:松谷孝征、東京都中央区)は、世界の映画祭で注目された作品群を東京で紹介する長期企画「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」を、2025年12月12日(金)から12月25日(木)までヒューマントラストシネマ渋谷にて14日間開催します。本記事では、その開催を前に行われる記念プレイベントの詳細を整理して伝えます。
プレイベントは、東京日仏学院 エスパス・イマージュでの特別上映とスペシャルトークを中心に構成されます。上映作品は橋口亮輔監督の『ハッシュ!』(2001年)で、上映後には主演の田辺誠一と橋口監督の登壇によるトークイベントが予定されています。入場は無料ですが、事前申込みが必要です。
プレイベントの位置づけと開催趣旨
このプレイベントは、12月4日から開催される関連企画「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」へとつなぎ、12月12日からの本編開催へ向けた機運を高めることを目的としています。東京での集中上映やトークを通して、過去のカンヌ監督週間出品作を改めて紹介する狙いがあります。
主催はVIPO(映像産業振興機構)であり、広域な映画ファン層のみならず制作関係者、批評家らにも意義ある機会を提供する企画設計です。会場は公共性の高い東京日仏学院のエスパス・イマージュを使用します。
- 本編開催期間:2025年12月12日(金)〜12月25日(木)@ヒューマントラストシネマ渋谷
- プレイベント(上映+トーク):2025年12月3日(水)18:30 開映(東京日仏学院 エスパス・イマージュ)
- 関連企画「自由なる映画たち」:2025年12月4日(木)〜7日(日)および12月18日(木)@東京日仏学院
『ハッシュ!』特別上映の詳細とチケット情報
上映作品は橋口亮輔監督の『ハッシュ!』(英題:Hush!)。本作は2001年に公開され、第54回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品された作品です。作品は日本製作、上映時間は135分、制作クレジットは©2001 シグロとなっています。
上映当日は18:15に開場、18:30に開映、上映後にトークイベントを行います。会場は全席自由席でチケット番号順の入場です。上映開始から10分経過後の入場はご遠慮いただくため、時間に余裕を持って来場することが推奨されます。
上映・入場に関する注意事項
入場は事前受付制で、参加は無料です。申込みはPeatix(https://cannesdf20251203.peatix.com)にて行ってください。
座席は全席自由、チケット番号順に入場する方式となります。上映中のマナーや撮影・録音の禁止など、会場の指示に従う必要があります。
- 上映日時
- 2025年12月3日(水)18:30の回(開場18:15/上映後トーク)
- 会場
- 東京日仏学院 エスパス・イマージュ(東京都新宿区市谷船河原町15)
- 料金
- 無料(Peatixにて事前申し込みが必要)
- 申込先
- https://cannesdf20251203.peatix.com
- 公式情報
- https://www.cannes-df-in-tokio.com/
作品解説と登壇者プロフィール——橋口亮輔×田辺誠一の約25年ぶりの再会
『ハッシュ!』は、付き合い始めたばかりの同性カップル、直也と勝裕、そして人工授精で子どもを望む朝子という三者の関係を描く作品です。人間の孤独や共同性、家族の多様なあり方をテーマに据え、苦さの先にある希望や現実的な問題の克服を丁寧に描写しています。
本作は国内外で高い評価を受けたほか、近年は橋口監督作品のリバイバル上映が話題となるなか、特に重要視される傑作と位置づけられています。今回、主演の田辺誠一と橋口監督によるW登壇が決定しており、約25年ぶりに当時の制作背景・現在の視点が語られる機会となります。
橋口亮輔(監督)と田辺誠一(主演)——略歴と代表作
橋口亮輔は1993年に長編初監督作品として『二十才の微熱』(第6回PFFスカラシップ作品)を手がけ、劇場記録を更新するヒットを記録しました。続く『渚のシンドバッド』(1995年)はロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞し国際的な注目を集めました。『ハッシュ!』(2001年)は第54回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品されています。
田辺誠一は本作で主演を務め、作品の核心に触れる演技で評価を高めました。今回の登壇により、当時の演出やキャスティング、撮影現場でのエピソード、作品に込めた意図などが直接語られる予定です。
- 橋口亮輔(監督)
- 長編初監督『二十才の微熱』(1993/PFFスカラシップ)により注目。『渚のシンドバッド』(1995)でロッテルダム国際映画祭グランプリ受賞。
- 田辺誠一(主演)
- 俳優として多数の映画・舞台・ドラマに出演。本作では主要キャラクターの内面を掘り下げる演技を披露。
関連企画と会場情報、最後に要点の整理
プレイベントに続く関連企画「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」は、2025年12月4日(木)〜7日(日)および12月18日(木)に同じく東京日仏学院 エスパス・イマージュで開催されます。こちらは鑑賞料金が一律1,100円です。
「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」の本編は12月12日から25日までヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、フルラインナップや関連イベントの詳細は公式サイトで案内されています。主催は特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイベント名 | 「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」開催記念プレイベント 『ハッシュ!』特別上映&スペシャルトーク |
| 日時 | 2025年12月3日(水)18:30 開映(開場18:15/上映後トーク) |
| 会場 | 東京日仏学院 エスパス・イマージュ(東京都新宿区市谷船河原町15) |
| 上映作品 | 『ハッシュ!』(2001年/日本/135分/監督・脚本・原作:橋口亮輔/出演:田辺誠一・高橋和也・片岡礼子/©2001 シグロ) |
| 登壇者 | 橋口亮輔(監督)、田辺誠一(主演) |
| 料金 | 無料(要事前申込:Peatix https://cannesdf20251203.peatix.com) |
| 関連企画 | 「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」 2025年12月4日〜7日/12月18日(鑑賞料金:1,100円) |
| 主催 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
| 公式情報 | https://www.cannes-df-in-tokio.com/ |
以上がプレイベントおよび関連企画の主要情報の整理です。上映・入場方法や関連日程、登壇者情報、申込先などについては公式サイトとPeatixの案内に沿って確認してください。
参考リンク: