12/9・12/18開催　外食業2号直前90分無料講座

外食業特定技能2号に合格するための無料『直前対策講座』とは

クックビズ株式会社のグループ会社であり、特定技能外国人の登録支援機関であるワールドインワーカー株式会社は、2026年1月実施予定の外食業特定技能2号試験を受検する予定の受検者を対象に、直前対策講座を無料で開講すると2025年11月28日10時に発表しました。本講座は、過去出題傾向を熟知した日本語教育の専門講師が担当する、90分の集中講座です。

外食業特定技能2号の合格率はおおむね約40％～60％とされ、合格には的確な対策が不可欠です（参照：一般社団法人外国人食品産業技能評価機構）。ワールドインワーカーは、受検者と企業の双方から寄せられている「合格につながる実践的な試験対策」の要望に応え、本講座を企画・提供することにしました。

なぜ今、直前対策講座が必要か

特定技能2号の取得は外国人材のキャリアアップ（店長クラスの職責）や企業の中核人材確保に直結します。その重要性ゆえに受検者数は増加していますが、受検側・企業側にはいくつかの課題が残っています。

ワールドインワーカーは以下の課題を踏まえ、短期集中で合格に直結する内容に集約した講座を提供します。企業が社員教育として利用しやすいように、全国からオンラインで参加可能な形式となっています。

現状の課題

・実務レベルで店長クラスに求められるスキルの不足

・特定技能2号試験の難易度の高さ

・体系的な対策講座の不足

講座の内容と実施概要 — 受講の枠組みを詳述

本直前対策講座は、出題頻出項目の整理、要点・解き方の解説、語学面のフォロー、つまずきやすい項目の補足を柱としたカリキュラムです。講義はOTAFF公式テキストをベースに、実際の出題傾向を踏まえて頻出項目を厳選して解説します。

講座の形式はオンライン（Zoom）で実施され、実施が近づき次第視聴用URLが送付されます。受講は企業経由の申し込みに限定されており、同一内容のためいずれか1回のみ受講可能です。

実施概要（詳細）

• 内容：試験頻出項目の整理、要点・解き方の解説、語学面のフォロー、つまずきやすい項目の補足
• 日程：①2025年12月9日（火）11:00〜12:30　②2025年12月18日（木）10:30〜12:00（同一内容のためいずれか1回のみ受講可）
• 対象：2026年1月度「外食業特定技能2号試験」受検予定者（企業経由の申込に限定）
• 形式：オンライン（Zoom）※実施日が近づき次第URLを送付
• 参加費：無料
• 申し込みURL：https://forms.gle/bL4r4gnYR79sBaSR8

企業単位での申し込みに限定することで、受検者の継続的な育成や社内教育と連動しやすい構成になっています。また、オンライン開催のため全国から参加が可能で、企業が教育の一環として社員に受講させることが容易にできます。

講義のポイント — 合格に直結する学習設計

講義は90分の集中型で、出題頻度の高い項目と受検者がつまずきやすいポイントに焦点を当てます。日本語教育の専門講師が担当し、語学面と実務理解の両面から解き方を示すことで、単なる知識詰め込みではない実践的な理解を狙います。

以下に講義の主要な特徴と期待される効果を整理します。受検直前の学習効率を高めるよう配慮された構成です。

1. 90分集中型の直前対策：OTAFF公式テキストを基に、出題頻度の高い項目やつまずきやすいポイントを厳選して解説します。短時間で合格に必要なポイントの把握と解答手順の習得を目指します。
2. 語学と実務理解の両面支援：外国人受検者が理解しにくい用語や文脈の補足を行い、問題の『解き方』そのものが理解できるよう指導します。日本語表現の微妙な差異や実務での状況設定を解説し、出題意図へ結びつけます。
3. 企業申込限定の無料オンライン講座：全国から参加可能で、企業が教育計画として組み込みやすい形式です。費用負担なく最新の出題傾向や解法を社員に提供できます。

講師は日本語教育の専門家であり、過去問題の傾向分析に基づいた指導が行われます。短時間で効率的に得点力を上げる工夫が随所に盛り込まれています。

ワールドインワーカーの役割と特定技能制度の整理

ワールドインワーカー株式会社は2023年にクックビズ株式会社のグループに加わり、特定技能外国人に特化した人材紹介と登録支援機関事業を展開しています。採用から定着までを支援する体制の一環として、今回のような試験対策講座の提供を行っています。

同社は特定技能1号の支援計画作成や生活・労働面でのサポートなどを企業に提供しており、安定的な人材供給と生産性向上の支援を目標に事業を展開しています。代表取締役社長は藪ノ 賢次、本社は東京都中央区です。詳細は公式サイトでも確認できます（参考：https://wiw.co.jp/）。

特定技能制度の概要

特定技能制度は人手不足が深刻な産業分野で即戦力となる外国人材を受け入れるための制度です。制度は2区分に分かれており、各区分の違いは在留年数や帯同の可否などにあります。

特定技能1号

入国可能な業種は14分野で、在留は最長5年です。対象分野には外食業、介護、ビルクリーニング業、素形材・産業機械製造業、電気・電子情報関連産業、建設業などがあります。

特定技能2号

1号より高度な技能を持つ人材が対象で、外食業など12分野で就労が可能です。在留期限の更新が可能で家族帯同が認められる点が特徴です。外食業の2号は求められるスキルレベルが高く、専門性が必要とされています。

外食業における特定技能2号は企業の中核となる人材育成に直結するため、取得のための支援体制整備が企業の人材戦略上で重要視されています。

講座情報の要点整理（表形式）

以下の表は本記事で紹介した講座の主要な情報を整理したものです。受講の検討や社内調整に活用できるよう、日程、対象、形式、申し込み先などを一目で確認できる形にまとめています。

この表は講座選定時や社内の教育計画立案時に参照しやすいよう情報を整理したものです。講座の申込は企業経由に限定されているため、受検予定者の在籍する企業側での手続きが必要になります。

以上がワールドインワーカーが発表した外食業特定技能2号試験向け直前対策講座の概要と要点です。講座の詳細確認や申し込みは上記の申し込みフォーム、あるいはワールドインワーカー公式サイト（https://wiw.co.jp/）で確認できます。