渋谷で映画×広告の新DOOH『マチカドキネマ』開始

マチカドキネマ開始

開催日:11月28日

マチカドキネマ開始
マチカドキネマって何?
渋谷の縦型大型LED「渋谷メガウォール」でSAMANSAの8〜10分のショート映画を上映し、その前後や同時に動画・静止画広告を配信する新しいDOOHメディアです。Hakuhodo DY ONEのWISE Adsで配信を行います。
どこでいつ見られるの?
第一弾は京王エージェンシー所有のKEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール(道玄坂×文化村通り交差点、渋谷駅近接)で公開され、リリースは2025年11月28日です。

渋谷中心部で始まる新体験「マチカドキネマ」──縦型LEDビジョンを活用したDOOHの新潮流

株式会社Hakuhodo DY ONEは、株式会社京王エージェンシーおよびショート映画配信サービスを提供する株式会社SAMANSAと連携し、新しいデジタル屋外広告メディア「マチカドキネマ」の開発と提供を開始しました。プレスリリースは2025年11月28日15時03分に発表されています。

本取り組みは、京王エージェンシーが保有する渋谷エリア最大級の縦型LEDビジョン「KEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール」を第一弾の掲出面として活用します。渋谷駅近接の道玄坂と文化村通りの交差点に面したランドマーク的な立地を背景に、通行人の注視を促す新しい広告体験を目指すものです。

Hakuhodo DY ONE、京王エージェンシーと協業し、渋谷エリア最大級の縦型ビジョンで新広告メディア「マチカドキネマ」提供開始 画像 2

発表の要点と背景

プレス発表では、デジタル技術の進化に伴うDOOH(デジタルサイネージ)への期待、運用効率や効果測定によるROIの可視化、生活者のエンゲージメント創出といった観点から本サービスの意義が説明されています。渋谷メガウォールは多くの生活者にリーチできる点が強調されています。

また、Hakuhodo DY ONEは2025年1月より自社の広告配信サービス「WISE Ads」を活用して京王エージェンシーの独自広告配信プラットフォーム構築を支援しており、今回の「マチカドキネマ」はその延長線上にある新たなメディア商品として位置づけられます。参考として、2024年12月24日付のリリースも併記されています。

「マチカドキネマ」の構造と主な特長

「マチカドキネマ」は、SAMANSAが厳選したショート映画の上映を中心に据え、その前後または同時に広告(動画および静止画)を配信する形式を採ります。従来のDOOH広告とは異なり、映画というコンテンツ体験を通じて高い注視率と長時間の広告接触を実現することを目的としています。

上映されるコンテンツは8~10分程度のショート映画が中心で、SAMANSAが世界各国から選んだ良質な作品群から配信されます。配信作品数はアカデミー賞受賞作を含む500作品以上に及ぶ点がアピールされています。

具体的な機能と期待される効果

  • 革新的なDOOH広告:映画コンテンツ上映中に広告を配信することで、従来とは異なる屋外広告体験を提供する。
  • 高い注視率と長時間視聴:8~10分のショート映画により通行人の視線を引き込み、通常の屋外広告より長い接触時間が期待される。
  • 話題性のあるコンテンツ:SAMANSAが配信する500作品超(アカデミー賞受賞作を含む)で映画ファンも取り込むことが可能。
  • ランドマークとしての価値:渋谷メガウォールの立地を活かし、若年層を中心とした幅広い生活者にリーチできる。
掲出面
KEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール(道玄坂と文化村通りの交差点、渋谷駅近接)
コンテンツ長
ショート映画:概ね8~10分程度
配信コンテンツ量
SAMANSA厳選の500作品以上(世界各国、アカデミー賞受賞作を含む)
広告フォーマット
動画および静止画(映画の同時/前後での配信)
配信基盤
Hakuhodo DY ONEの広告配信サービス「WISE Ads」を活用

関係各社の役割と企業情報

本プロジェクトは3社の連携で進められています。Hakuhodo DY ONEが広告配信とプラットフォーム設計、京王エージェンシーが掲出面の提供と媒体管理、SAMANSAがショート映画コンテンツの提供を担います。各社の概要と連絡先は以下のとおりです。

Hakuhodo DY ONEはデジタルマーケティングに強みを持つ企業で、グループのデジタルコアとしての位置づけを目指しています。京王エージェンシーは媒体管理業務やサイン&スペースデザイン等を手がける総合広告代理業、SAMANSAは映画の企画・製作・配給および配信を行う企業です。

各社の主要情報(公表値)

株式会社Hakuhodo DY ONE
本社所在地:〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー
代表者:代表取締役会長 田中雄三、代表取締役社長 小坂洋人
株主:博報堂DYグループ100%
従業員数:3,172名(2025年4月1日時点)
創立:2024年4月1日
事業内容:デジタルマーケティング全般、企画・コンサルティング・代行・投資事業
広報お問い合わせ:E-mail info-pr@hakuhodody-one.co.jp
関連リンク:https://www.hakuhodody-one.co.jp/news/news-release_202511284959/
株式会社京王エージェンシー
本社所在地:〒163-0867 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル23階
代表者:代表取締役社長 中瀨真実
従業員数:244名(2025年3月現在、アルバイト含む)
創立:1986年12月
事業内容:総合広告代理業、サイン&スペースデザイン、媒体管理等
公式サイト:https://www.keio-ag.co.jp/
株式会社SAMANSA
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-14-13 岡崎ビル603
代表者:代表取締役 岩永祐一、遠山孝行
従業員数:26名
創立:2021年4月2日
事業内容:映画の企画・製作・配給・配信
公式サイト:https://about.samansa.com/

まとめと要点の整理

「マチカドキネマ」は、渋谷の縦型大型LEDビジョンを用いてショート映画と広告を組み合わせる新しいDOOHメディアです。Hakuhodo DY ONEの「WISE Ads」を軸とした配信基盤、京王エージェンシーの掲出面提供、SAMANSAの豊富なショートフィルムライブラリという3社連携により成立しています。

以下の表は、本記事で紹介した主要事項を整理したものです。

項目 内容
サービス名 マチカドキネマ
発表日 2025年11月28日 15時03分(プレスリリース)
提供開始/掲出面 KEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール(渋谷・道玄坂と文化村通りの交差点)
主要連携企業 Hakuhodo DY ONE / 京王エージェンシー / SAMANSA
コンテンツ SAMANSAが厳選したショート映画(8~10分程度、500作品以上、アカデミー賞受賞作含む)
広告フォーマット 映画上映の前後または同時に配信する動画・静止画広告
配信基盤 Hakuhodo DY ONEの「WISE Ads」
関連リリース WISE Adsに関する既報(2024年12月24日リリース)および本件リリースURL
広報問い合わせ 株式会社Hakuhodo DY ONE 広報 E-mail:info-pr@hakuhodody-one.co.jp

「マチカドキネマ」は、映画コンテンツとDOOH広告を組み合わせることで従来の屋外広告の役割を拡張し、渋谷という立地を活かした可視性と話題性の両立を図る試みであることが本稿の要点です。関連リンクとして、Hakuhodo DY ONEのニュースリリースページも公開されています。

参考リンク: