12/26公開 ハンス・ジマーの劇場コンサート映画
ベストカレンダー編集部
2025年11月28日 17:59
ハンス・ジマー劇場公開
開催期間:12月26日〜1月9日
ハンス・ジマーの音楽世界が映画館に再び到来 — 限定公開の概要
映画音楽の巨匠ハンス・ジマー監修のコンサート映画『ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ』(THE WORLD OF HANS ZIMMER – A NEW DIMENSION)が、日本の劇場で限定公開されることが発表されました。カルチャヴィル合同会社の発表は、2025年11月28日15時00分付のプレスリリースにて行われています。
今回の劇場公開は、12月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷で特別先行公開、さらに1月9日(金)からTOHOシネマズ 梅田で期間限定公開となる日程が公表されています。上映素材は4K/5.1ch DCPで、上映時間は約140分(予定)です。
公開の背景と位置づけ
このコンサート映画は、2024年にイギリスなど13カ国を巡ったツアーのうち、ハンス・ジマーが特別出演したクラクフ公演を収録したものです。2025年に制作された本作は、同年の他のジマー関連作品とともに、映画館で音楽と映像を大画面で体験できる機会を提供します。
なお、このツアー自体はオーパス・クラシクの「年間最優秀賞ツアー賞」を受賞しており、オーパス・クラシクは2018年に創設されたドイツで権威あるクラシック音楽賞の一つです。日本でのツアー開催は未定のため、劇場上映が貴重な鑑賞機会となります。
収録内容と演奏陣 — 新アレンジで甦る名曲群
本作は単なるコンサートの再生ではなく、映像と音楽を組み合わせた作品として編集されています。ハンス・ジマーが直接ゲスト出演した公演を中心に、指揮のギャヴィン・グリーナウェイ、オデッサ・オーケストラ&フレンズ、ナイロビ室内合唱団、及び複数名のソリストが参加しています。
演奏陣とソリストは世界クラスの技術を誇り、楽曲に新たなアレンジを施すことで、映画と音楽が融合した壮大な物語体験を構築しています。作品は観客をハンス・ジマーの情感豊かな音楽世界へと誘導する作りです。
収録された主な楽曲(ベストセットリスト)
収録楽曲は幅が広く、映画史に残る名曲が多数登場します。以下の楽曲がセットリストとして本編で扱われます。
- 『ドライビング MISS デイジー』
- 『ザ・ロック』
- 『パール・ハーバー』
- 『ダークナイト』
- 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- 『グラディエーター』
- 『インターステラー』
- 『ワンダーウーマン』
- 『カンフー・パンダ』
- 『シャーロック・ホームズ』
- 『DUNE/デューン 砂の惑星』
- 『プリンス・オブ・エジプト』
- “Mother Africa”
- 『ライオン・キング』
- 『インセプション』
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
- 『マン・オブ・スティール』
これらの楽曲は映画ファンにとって馴染み深いラインナップであり、ジマーの多彩な作風とスケールをスクリーンで体感できる構成になっています。
制作スタッフと主要クレジット — 技術仕様と制作体制
本作は複数の国際的な制作会社によって制作され、監督、撮影、編集などの主要スタッフがクレジットされています。音楽はハンス・ジマー自身が担当し、音楽ミキシングにアラン・マイヤーソンとEva Reistadが名を連ねています。
上映素材や制作国など、技術面の情報も公開されています。以下に主要な制作情報を整理します。
- 作品名
- THE WORLD OF HANS ZIMMER – A NEW DIMENSION(邦題:ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ)
- 上映時間
- 約140分(予定)
- 制作年/制作国
- 2025年/ドイツ
- 製作会社
- Semmel Concerts, RCI Global, Tomek Productions, ZDF, SONY CLASSICAL, Kinescope Film
- 監督
- マティアス・グレヴィング
- 撮影監督
- クリストファー・シュテックレ
- 編集
- ハーゲン・シェーネ
- 音楽
- ハンス・ジマー
- 音楽ミキシング
- アラン・マイヤーソン, Eva Reistad
- 上映素材
- 4K / 5.1ch DCP
- 日本配給
- カルチャヴィル合同会社
企画・撮影・編集の各工程はコンサート映画特有のダイナミクスを映像化するために専門チームが配置され、会場全体を巻き込む演出意図が反映されています。
技術的には4Kと5.1chのDCPフォーマットでの上映が確保されており、劇場の音響・映像設備を通じて音楽を最大限に再現することが可能です。
指揮者ギャヴィン・グリーナウェイについて
指揮を務めたギャヴィン・グリーナウェイは、ハンス・ジマーの長年の芸術パートナーであり、『グラディエーター』や『パール・ハーバー』など複数のジマー作品で指揮経験があります。ドリームワークス作品やディズニー関連のショー音楽、ポール・マッカートニーのオラトリオでの指揮者としての経歴も持ちます。
加えて、バンクーバーオリンピックの開会式で彼の作品が使用されるなど、映画音楽のみならずイベント音楽の分野でも高い実績を有しています。本作における指揮は演奏のクオリティと構成力を支える重要な役割を果たしています。
上映情報・料金・関連リンク
日本での公開は以下の通りです。TOHOシネマズ 日比谷で12月26日(金)からの特別先行公開、TOHOシネマズ 梅田で1月9日(金)からの期間限定公開となります。上映期間は劇場での告知に従って行われます。
鑑賞料金は特別鑑賞料が設定されています。詳細は以下の通りです。
- 特別鑑賞料:一般 3,000円
- 学生・障がい者:2,500円
- 劇場のスクリーン・座席タイプによってはアップチャージが発生する場合あり
上映に関する最新情報やスケジュール、チケット販売などは日本公開情報ホームページで案内されています。配給元はカルチャヴィル合同会社です。
関連リンクは以下です。
配給・公開に関する注意事項
上映素材は4K / 5.1ch DCPで提供されるため、劇場側の設備により音響や映像の表現に差が出る可能性があります。劇場のスクリーンサイズや音響設備、座席タイプにより鑑賞環境が変わることを留意してください。
チケット料金は特別鑑賞料となっており、一部劇場や座席バックチャージが別途発生する場合があります。詳しくは各劇場の案内を確認してください。
作品と公開情報の整理
ここまでに紹介した作品の概要、上映情報、主要クレジットを表形式で整理します。本文で触れた各要素を一覧で確認できるようにまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名(英語) | THE WORLD OF HANS ZIMMER – A NEW DIMENSION |
| 邦題 | ワールド・オブ・ハンス・ジマー:新次元へ |
| 上映時間 | 約140分(予定) |
| 日本公開日 | TOHOシネマズ 日比谷:12/26(金)〜(特別先行公開) TOHOシネマズ 梅田:1/9(金)〜(期間限定公開) |
| 鑑賞料 | 一般 3,000円/学生・障がい者 2,500円(劇場によりアップチャージあり) |
| 制作年/制作国 | 2025年/ドイツ |
| 製作会社 | Semmel Concerts, RCI Global, Tomek Productions, ZDF, SONY CLASSICAL, Kinescope Film |
| 監督 | マティアス・グレヴィング |
| 撮影監督 | クリストファー・シュテックレ |
| 編集 | ハーゲン・シェーネ |
| 音楽 | ハンス・ジマー |
| 音楽ミキシング | アラン・マイヤーソン, Eva Reistad |
| 上映素材 | 4K / 5.1ch DCP |
| 日本配給 | カルチャヴィル合同会社 |
| 公式情報 | https://www.culture-ville.jp/twohz |
| 受賞 | オーパス・クラシク「年間最優秀賞ツアー賞」受賞(オーパス・クラシクは2018年創設のドイツのクラシック音楽賞) |
| 収録公演 | ハンス・ジマーが特別出演したクラクフ公演を収録 |
| 主な演奏陣 | ギャヴィン・グリーナウェイ(指揮)、オデッサ・オーケストラ&フレンズ、ナイロビ室内合唱団、リサ・ジェラード、レボ・エム、ルサンダ・パンフィリ、エリアーヌ・コレア、ペドロ・エウスターチェ等 |
上記は本作の主要な事実と公開情報を整理したものです。劇場での上映は期間限定となるため、上映スケジュールや料金などの最新情報は配給または劇場の案内を確認してください。
参考リンク: