ギフト調査:直近1年で6割が贈答、ネット通販が最多

ギフト調査結果発表

開催期間:11月1日〜11月7日

ギフト調査結果発表
みんなどれくらいギフトを贈ってるの?
直近1年間で6割強がギフトを贈っており、特に女性や60〜70代で比率が高い。女性の約半数は年間4〜5回以上贈るなど、贈答頻度には年代差が明確に出ています。
ギフトってどこで買ってるの?ネットが主流なの?
購入チャネルではインターネットショップ/ネット通販が48.1%で最多。若年層ではデジタルギフト・eギフトの利用も高く、デパートや専門店も依然として一定の支持があります。

日常の贈り物は依然として身近に:調査の目的と実施概要

マーケットリサーチ会社のマイボイスコム株式会社が実施した『ギフト』に関するインターネット調査の結果を整理して伝える。調査は2025年11月1日から11月7日の期間に行われ、有効回答数は11,317名である。調査対象はマイボイスコムのアンケートモニターで、方法はインターネット調査(ネットリサーチ)である。

本調査は通算9回目の実施となり、ギフトやプチギフトを贈る機会、贈る相手、購入場所、選定時の重視点など、消費者の贈答行動に関する多面的な実態を把握することを目的としている。以下ではプレスリリースに記載された全ての主要データと回答者コメントを含めて具体的に報告する。

【ギフトに関する調査】直近1年間にギフトを贈った人は6割強。そのうち、「インターネットショップ、ネット通販」で購入した人が5割弱、「デパートの店頭」「専門店・小売店」が各3割弱 画像 2

調査実施の基本データ

調査期間、回答者数、調査方法の情報は以下の通りである。データ利用時は、引用元として必ず「マイボイスコム調べ」または「マイボイスコム(株)調べ」と表記する必要がある。

  • 調査時期:2025年11月1日~11月7日
  • 回答者数:11,317名
  • 調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 調査主体:マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)

調査レポートの詳細は、マイボイスコムの結果ページに掲載されている(https://myel.myvoice.jp/products/detail/32812)。引用・掲載時の表記ルールや問合せ先メールアドレス(myel@myvoice.co.jp)も同リリース内で示されている。

【ギフトに関する調査】直近1年間にギフトを贈った人は6割強。そのうち、「インターネットショップ、ネット通販」で購入した人が5割弱、「デパートの店頭」「専門店・小売店」が各3割弱 画像 3

誰がどのくらい贈っているか:贈答の頻度と機会

直近1年間にギフトを贈った人は6割強に上る。性別・年代別に差があり、女性の比率が高く、特に60~70代の女性では約8割と最も高い傾向が確認された。贈り物をした人のうち、年間で4~5回以上贈った人は女性では5割を超えている。

贈答の機会(複数回答)では、もっとも多いのが「誕生日」で54.7%であり、続いて「お中元・お歳暮」が38.9%、さらに「手土産・ご挨拶」「ちょっとしたお礼・お返し、プチギフト」が各3割前後となっている。年代や性別で傾向に差があり、若年層では誕生日が特に高く、女性10~30代では各8割弱に達する。

機会別の特徴

年代別の特徴としては、以下の傾向が示されている。読みやすく箇条で示す。

  • 若年層(特に女性10~30代):誕生日の比率が高く、手軽なプチギフトも多い。
  • 中高年・高年代層:お中元・お歳暮の比率が高い。地域別では東北・四国・九州でその傾向が強い。
  • 60~70代:贈答頻度が高く、年間を通じて贈る機会が多い。

調査結果の中で示された各種グラフやより詳しいデータは、リリースの「調査結果詳細」ページで確認できる。

誰に贈っているか/贈り物の内容と選定基準

直近1年間にギフトを贈った相手(複数回答)では、最も多いのが「友人・知人」で40.3%であり、続いて「自分の親」「自分の子ども」「その他の親族」が各3割前後という結果だった。年代・性別で相手の傾向が見られ、たとえば「孫」「その他の親族」は60~70代で比率が高くなっている。

ギフト選定時に重視される点(複数回答)は、トップが「相手の好みにあうか」で64.4%。次いで「もらった人が喜ぶか」「贈り物の内容が状況にふさわしいか」が各5割弱となった。若年女性では「既に持っているものと重複しないか」を気にする割合が高く、70代では「季節感」を重視する傾向が強い。

選定時の重視点(上位項目)

  1. 相手の好みにあうか:64.4%
  2. もらった人が喜ぶか:約50%前後
  3. 贈り物の内容が状況にふさわしいか:約50%前後

重複回避や季節感は年代差が明確で、性別・年代特性を反映した選び方が行われている点が示された。

購入場所と実際のギフト例:購入チャネルと回答者コメント

購入場所(複数回答)については、最も多かったのが「インターネットショップ、ネット通販」で48.1%であり、次に「デパートの店頭」「専門店・小売店」が各3割弱、「スーパーの店頭」「ショッピングセンター・モール」が各2割弱という結果であった。女性10~20代では「デジタルギフト・eギフトのサービス」の比率が高く、「インターネットショップ」に次いで2位となっている。

どのチャネルがどういった層で選ばれているかは年代・性別で差がある。ネット通販利用の高さやeギフト利用の広がりが若年層の特徴として浮かび上がる。実店舗(デパートや専門店)も引き続き重要な購入先となっている。

購入チャネルの主な傾向

  • インターネットショップ、ネット通販:48.1%(最も多い購入方法)
  • デパートの店頭/専門店・小売店:各3割弱
  • スーパーの店頭/ショッピングセンター・モール:各2割弱
  • デジタルギフト・eギフト:女性10・20代で上位に位置

以下に、回答者による具体的なプチギフト内容・場面のコメントを抜粋して掲載する。実際のエピソードは贈答の実務感覚や贈る動機の多様性を示している。

男性29歳
季節に合わせて自作のバスソルトをプレゼントした。
男性43歳
相手が欲しいと言っていたものを見つけて贈った。
男性56歳
感謝の気持ちとして綺麗な生花を購入してプレゼントした。
男性61歳
家庭菜園の余剰野菜(きゅうり、なす、ゴーヤ、トマト)を隣近所におすそ分けした。
女性34歳
職場でお菓子を貰う人に、自分のオススメのお菓子をお返しとして渡した。
女性38歳
観劇に行く際の手土産としてお菓子を持参した。
女性47歳
父がテレビで見たスイーツを探して贈った。
女性62歳
持病で美容院に行けない姉に髪を切ってくれたお礼として贈り物をした。

これらのコメントは全3,250件のプチギフトに関する回答の一部である。プチギフトの内容や場面は多様で、手作り・地元の産品・実用的なものまで幅広い選択が行われている。

調査の補足事項と企業情報、まとめ表

本調査はマイボイスコムが実施した自主調査である。掲載・引用の際には出典表記が必要であり、問い合わせ先としてマイボイスコムのMyEL担当メール(myel@myvoice.co.jp)が案内されている。企業概要としては、代表取締役 高井和久、設立1999年7月、資本金1億6,183万円(資本準備金含む)、所在地は東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階である。

以下に、本記事で提示した主要データを整理した表を示す。数値はプレスリリースに記載の値をそのまま掲載している。

項目 数値・内容
調査期間 2025年11月1日~11月7日
回答者数 11,317名
直近1年間にギフトを贈った人の割合 6割強
贈答の機会(上位) 誕生日:54.7%、お中元・お歳暮:38.9%、手土産・ご挨拶・プチギフト:各3割前後
贈った相手(上位) 友人・知人:40.3%、自分の親/自分の子ども/その他の親族:各3割前後
選定時の重視点(上位) 相手の好みにあうか:64.4%、もらった人が喜ぶか:約50%、状況にふさわしいか:約50%
購入場所(上位) インターネットショップ、ネット通販:48.1%、デパートの店頭/専門店・小売店:各3割弱、スーパー・モール:各2割弱
特記事項 女性10~20代でデジタルギフト・eギフトの利用比率が高い。年代差・性別差により贈答機会や選定基準に特徴あり。
リリース元/問合せ マイボイスコム株式会社(代表:高井和久)/myel@myvoice.co.jp/https://myel.myvoice.jp/products/detail/32812

今回の調査は、贈答行動が生活の中で広く行われていること、チャネルや選定基準に年代や性別で明確な差が見られること、そしてネット通販やデジタルギフトの利用が若年層で浸透していることを示している。調査の詳細や図表は公開ページで参照できるため、より細かな分析や引用を行う際は原資料を確認することが勧められる。

参考リンク: