ロングモーン1968 56年 ブラックラベル復刻を予約販売
ベストカレンダー編集部
2025年11月28日 21:50
ロングモーン1968復刻
開催日:11月28日
伝説のブラックラベルを現代へ──ロングモーン 1968 56年が復刻ラベルで登場
株式会社ジャパンインポートシステムは、ゴードン&マクファイル社(GM社)の正規代理店として、コニサーズチョイスヘリテージ「ロングモーン 1968 56年」の予約販売を開始しました。プレスリリースは2025年11月28日 15時00分に発表されており、本リリースではシリーズ初期を飾った象徴的な「ブラックラベル」を復刻したデザインを採用しています。
本製品はファーストフィルシェリーバットで56年熟成されたシングルモルトで、世界限定200本の希少なボトリングです。ボトル名はLONGMORN 1968 56YO / GM Connoisseurs Choice HERITAGE、容量700ml、度数54.3%(カスクストレングス)と表記されています。
選定の経緯とGM社の歴史的背景
GM社は4世代にわたる家族経営のもと、スコットランド全土100を超える蒸留所の原酒を選定し、独自の樽で熟成してきました。その経験は「オーク×スピリッツ×時間」という組み合わせから、唯一無二のウイスキーを生み出す基盤となっています。
ジョージ・アーカートは1968年に「コニサーズチョイス」を創設し、蒸留所単位の個性に光を当てるというコンセプトを掲げました。ウイスキー評論家チャールズ・マクリーンがジョージを「シングルモルトの父」と称した背景には、このような先駆的な視点があります。プレスリリースには当時の写真に関する記述もあり、(左)ジョージ・アーカート、(右)ダイレクター・オブ・プレステージ スティーブン・ランキンとキャプションが添えられています。
ボトルの中身を読み解く — 製品仕様とテイスティング
本セクションでは製品の技術的な仕様と、テイスティングノートを詳述します。製品の構成要素、蒸留と瓶詰めの日付、熟成環境、そして香味の具体的な描写を明確に伝えます。
また、香味の記述はワインやウイスキーの専門表現を用いて具体性をもたせ、購入や試飲を検討する際の参考になるよう配慮しています。
製品仕様
以下に、プレスリリースに記載された製品情報を整理して列挙します。技術的な数値や製造に関わる日付は誤りのないよう記載しています。
製品名やサイズ、カスクタイプ、熟成年数、蒸留・瓶詰の日付、世界限定数といった購買決定に直結する情報を、分かりやすく提示します。
- 製品名:LONGMORN 1968 56YO / GM Connoisseurs Choice HERITAGE
- 容量:700ml
- 度数:54.3%(カスクストレングス)
- 蒸留:1968年12月10日
- 瓶詰:2025年11月3日
- 熟成年数:56年
- カスクタイプ:ファーストフィルシェリーバット
- 外観:非常に濃いマホガニー色
- 限定:世界200本限定
- 目安小売価格:1,980,000円(税込)
テイスティングノート
プレスリリースは香り、味わい、フィニッシュを順に記述しています。テイスティングノートをそのまま伝えつつ、個々の要素がどのように重なり合うかを解説します。
下記はプレスリリースの記述を忠実に再現した詳細なノートです。香味の変遷や印象的なニュアンスを段階的に示してあります。
- 香り
- 蜜ろうのポリッシュに始まり、甘いタンジェリン、ダークチェリー、煮込んだレーズンが広がる。赤リンゴ、糖蜜、アニシードを温かなスパイスが引き立てる。
- 味わい
- なめらかで甘いドライタバコのフレーバーが初めに現れる。続いてオレンジマーマレード、ダークチョコレート、焙煎コーヒー豆のほのかなニュアンスが追随する。くるみやドライイチジクがリコリスやこなれたオークへと遷移する。
- フィニッシュ
- フルで長い余韻。シガーボックスのニュアンスに、シトラスの下支えとペッパーが残る。
流通・予約方法と注意事項
本リリースによれば、一般のお客様はお近くの酒販店を通じて購入手続きが行われます。酒販店向けの新規取引希望や業務的な問い合わせは正規代理店であるジャパンインポートシステムが担当します。問い合わせ先はjis@jisys.co.jpです。
製品は限定本数であるため、予約販売の開始はこのリリースを受けて各取扱店で順次行われる見込みです。価格や仕様は予告なく変更となる場合がある旨の注意書きが明示されています。また、日本国内での飲酒は20歳以上に限る旨、節度ある飲酒を呼びかける表記が添えられています。
選定にまつわる補足情報
本ボトリングの決定には、特定のイベントが関わっています。グレンリベット85年の発売イベントでGM社のウイスキーを紹介する目的で本樽のサンプルが選ばれ、現地での反応が非常に好評だったことから急遽ボトリングが決定しました。
この経緯は製品の背景として重要であり、同社が長年蓄積してきたサンプルルームや樽選定のノウハウがあってこその判断であることが窺えます。ゴードン&マクファイルは130年以上、4世代にわたりシングルモルトの価値を追求してきた企業です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者 | 株式会社ジャパンインポートシステム(代表取締役:田中 克彦、所在地:東京都中央区) |
| 発表日時 | 2025年11月28日 15時00分 |
| 製品名 | LONGMORN 1968 56YO / GM Connoisseurs Choice HERITAGE |
| 蒸留日 | 1968年12月10日 |
| 瓶詰日 | 2025年11月3日 |
| 熟成年数 | 56年 |
| カスクタイプ | ファーストフィルシェリーバット |
| 容量・度数 | 700ml・54.3%(カスクストレングス) |
| 限定本数 | 世界200本限定 |
| 価格 | 1,980,000円(税込) |
| 問い合わせ(酒販店向け) | ジャパンインポートシステム:jis@jisys.co.jp |
| 備考 | 仕様・内容は予告なく変更となる場合あり。飲酒は20歳から。お酒は楽しく適量で。 |
上表は本リリースに含まれる主要な情報を整理したものです。本稿では製品の背景、選定経緯、技術的仕様、香味の特徴、流通と予約方法を網羅して伝えました。限定200本という希少性と、1968年というシリーズ誕生の年に蒸留されたロングモーンという巡り合わせが示す意味合いは、コニサーズチョイスヘリテージが持つ歴史的価値と連続性を強く感じさせます。