コードブルー、看護学生向けBLS受託サービス開始

BLS教育受託開始

開催日:11月30日

BLS教育受託開始
このサービスで学校のBLS教育はどう変わるの?
コードブルーが専門講師とQCPRマネキン等を持ち込み、厚労省ガイドライン準拠の実技に加えチーム蘇生やSBAR、QCPRフィードバックまで含む実践カリキュラムを提供し、卒業時の臨床で使えるスキルを確保します。
導入にかかる費用はどれくらい?
開始記念で講師料は期間限定で0円、動画教材付き。学校側の負担は現時点で移動費と資機材輸送費のみ。通常導入時の詳細費用や適用条件は公式ページで確認できます。

看護教育におけるBLSの現状と直面する課題

2025年11月30日18時31分、株式会社コードブルーは看護学校および医療系専門学校を対象とした「BLS教育受託サービス」を本格リリースしました。厚生労働省の「看護師等養成所指導ガイドライン」では、卒業までに習得すべき技術として「救命救急処置技術(BLS:一次救命処置)」が明記され、到達目標としては演習(Ⅰ)・実習(Ⅰ)に位置づけられ、卒業時までに実技として習得できる状態が求められています。

しかし、現場の教育には差が生じており、国が求める卒業要件と臨床現場で通用する「医療者としてのBLSスキル」との間にギャップがあります。コードブルーはこのギャップを埋める目的で、看護学生向けの実践的BLSカリキュラムを提供するサービスを開始しました。

看護学校のBLS教育を変える-コードブルーが提供する“看護学生向けBLS教育受託サービス”スタート- 画像 2

報告されている具体的な課題

教育現場で実際に挙げられている課題は複数あります。まず資機材不足により圧倒的な実技量を確保できない点、次に教員側の負担や最新ガイドラインへの対応が難しい点、さらに消防署など一般市民向け講習への依存によって医療者レベルの訓練が行われていない点が指摘されています。

加えてBLSに付随するアセスメント、チーム蘇生、SBAR報告などが教育から抜け落ちているケースもあり、これらは臨床での活用につながらない要因となっています。

資機材不足
QCPRマネキンやAEDトレーナー、BVMなどの十分な演習機器が揃っていない。
教員負担
指導・資料作成・資機材準備の負荷や、ガイドライン改訂への追随が困難。
講習の性質の違い
消防署等の市民向け講習では医療者としての高度な実技・判断力が得られない。

コードブルーが提供する実践的BLS教育の中身

コードブルーのBLS教育受託サービスは、厚労省の指導ガイドラインを完全に踏まえたうえで、臨床で必須とされる追加要素を組み込んだ実践的カリキュラムを学校に提供します。対象は看護学校および医療系専門学校で、学生が卒業時に臨床現場で活用できるスキルを身につけることを目的としています。

以下に示す構成要素はすべてプレスリリースで明記された通りで、カリキュラムは順に段階的に設計されます。将来的には100名規模まで対応予定です。

カリキュラムの構成と教育手法

コードブルーのカリキュラムは厚労省指導ガイドライン準拠のうえで、医療者用BLSとして演習・実習レベルの到達目標をすべて網羅します。卒業要件としての標準化を保証する設計になっています。

さらに臨床で通用する実践レベルへ拡張し、呼吸・循環のフィジカルアセスメント、急変徴候の早期認知、チーム蘇生におけるリーダーシップや役割分担、SBARによる報告、QCPRを使用したフィードバック学習、BVMによる人工呼吸やAEDの実技反復などを含みます。これは厚労省基準だけでは補えない部分を埋め、実際の臨床力に直結する内容です。

  1. 厚労省指導ガイドライン準拠の教育で標準化を保証
  2. フィジカルアセスメントや早期認知など臨床対応力を強化
  3. チーム蘇生やSBAR報告まで含む実践的学習
  4. QCPRによるデータフィードバックを活用した反復学習

講師と資機材体制

講師陣は診療看護師(NP)、蘇生教育インストラクター、急性期経験のある看護師など、看護教育と急性期医療に精通した専門家で構成されます。看護学としてのBLSを教えられるスキルを持つ講師が担当し、教育の質を担保します。

資機材はコードブルーがすべて持ち込みます。具体的にはQCPRマネキン、AEDトレーナー、BVMなどを現場へ持参し、演習時間の最大化を図ります。このため学生40名規模でも十分な実技量を確保できる構成です。

  • QCPRマネキンによる定量評価とフィードバック
  • AEDトレーナーでの実技反復
  • BVMによる人工呼吸操作の演習

導入校が得られるメリットと期間限定キャンペーン

この受託サービスを導入することで、看護大学や専門学校は国の到達目標に準拠した標準化されたBLS教育を実施できます。臨床実習前や就職前における現場力の向上が期待でき、教員の指導負担や資機材準備の工数も大幅に軽減されます。

また、ガイドライン更新への対応はコードブルー側で行うため、常に最新の内容で教育提供が可能です。資機材の購入が不要で、補助金や経常費予算での実施が見込める点も学校側のメリットです。

学校側に提供される主なメリット

具体的な利点としては、以下が挙げられます。教育の標準化、臨床力の向上、教員の負担軽減、資機材不要、ガイドライン更新対応、補助金利用の可能性などです。これらはプレスリリースに明記された内容であり、学校運営面での効率化に寄与します。

コードブルーはNCLSやACLSの運営経験を背景に、二次救命処置を含めた臨床力を身につける教育の提供をミッションの一つとしています。基礎教育段階から体系的に底上げすることが必要であり、本サービスはその取り組みの一環です。

期間限定キャンペーンの詳細

サービス開始を記念して、期間限定で講師料が無料になるキャンペーンを実施しています。講師料は0円で、動画教材も付属する旨が明記されています。学校側が負担する費用は移動費および資機材輸送費のみとなります。

キャンペーン適用や具体的な導入条件、実施可能規模などの問い合わせは公式ページで受け付けています。サービスの性質上、教育対象は看護学校および医療系専門学校です。

サービスの要点まとめと基本情報

ここまで述べてきた内容を整理すると、本サービスは厚労省基準に準拠しつつ、臨床で求められる実践要素を加えた看護学生向けBLS教育を受託するもので、専門講師と資機材を持ち込むことによって実技量を最大化する点が特徴です。

下表にプレスリリースの主要項目を整理して示します。表はサービスの概要、対象、主な提供内容、キャンペーン情報、会社情報などを網羅しています。

項目 内容
プレスリリース日時 2025年11月30日 18時31分
サービス名 看護学生向けBLS教育受託サービス
提供会社 株式会社コードブルー
代表者 MANAMI DAIGO
所在地 千葉県
対象 看護学校、医療系専門学校
カリキュラムの特徴 厚労省指導ガイドライン準拠、呼吸・循環のアセスメント、チーム蘇生、SBAR、QCPRによるフィードバックなど
講師 診療看護師(NP)、蘇生教育インストラクター、急性期経験看護師
資機材 QCPRマネキン、AEDトレーナー、BVM等を持ち込み
対応規模 現時点で学生40名規模に十分対応、将来的に100名規模まで対応予定
キャンペーン 期間限定で講師料無料(講師料0円)、動画教材付き。学校側負担は移動費・資機材輸送費のみ
導入メリット 到達目標の標準化、臨床力向上、教員負担軽減、ガイドライン更新への対応、資機材購入不要
関連サービス・実績 NCLSやACLSの運営経験に基づく教育提供
公式ページ https://codeblue.co.jp/academy/
会社URL https://codeblue.co.jp
カテゴリ 医療・病院、就職・転職・人材派遣・アルバイト
キーワード BLS、ACLS、救命講習、看護学生、看護師
プレスリリース素材 画像ファイルのダウンロードが可能(プレスリリース素材として提供)

以上が今回のプレスリリースに含まれる主要事項の整理です。サービス導入に関する詳細や問い合わせ、実施条件の確認は公式ページをご参照ください。プレスリリース内では関連リンクとして同じく公式アカデミーのURLが案内されています。

参考リンク: