阪急三番街に登場　サンタの休息を描くツリー展示

サンタたちの“お休み”を描く、新作クリスマスツリー展示の趣旨

阪急三番街が2025年11月20日（木）から12月25日（木）までの期間限定で実施するクリスマスツリー装飾企画は、シリーズ第3弾として『SANTA’S WINTER HOLIDAY!!』を掲げます。本企画は、プレゼント配達を終えたサンタたちが仲間と集い、食事や演奏、ダンス、プレゼント交換を楽しむ“クリスマスパーティー”のひとときを、ツリー装飾と光・音楽の演出で表現するものです。

シリーズは継続した物語性を持つ展開を特色としており、過去2回はそれぞれ別の場面をテーマにしてきました。具体的には一昨年（第1弾）が「SANTA’S TOY FACTORY」でおもちゃ工場の制作風景を、昨年（第2弾）が「SANTA’S AIRPORT」で飛行機でプレゼントを届ける場面を描いています。本年はそれらの“任務完了後の休息”に焦点を当て、華やかで温かなパーティーの情景を通じて、来場者が物語の一端を感じ取れるよう構成されています。

演出コンセプトの具体像

会場ではサンタたちが食卓を囲むシーン、楽器を演奏するシーン、踊るシーンなどがオブジェやフィギュアで表現され、観覧者はツリーを中心にした空間演出を体験します。音楽と光が連動する演出は、来場時間ごとに短い劇的な場面転換を行い、物語の断片を明確に伝えます。

演出は視覚と聴覚の両面から鑑賞体験を作り込み、親子連れや友人同士での観賞に適した構成を採っています。ツリーの周辺には物語性を補強する小道具やコラージュ作品が配され、細部にわたる表現も見どころとなります。

• テーマ：サンタたちのパーティー（任務完了後の“お休み”）
• 表現手法：光と音楽による短時間の演出と、造形物・コラージュによる空間装飾
• 対象：ファミリー層・一般来場者

毎時繰り返される光と音の演出—実施時間と回数

ツリー演出は会場営業時間中に定期的に行われます。演出は1回あたり約2分間で構成され、音楽と照明が連動してツリー全体を彩る短いプログラムです。日中から夜間にかけて複数回実施することで、来場者の滞在時間に合わせた鑑賞機会を確保しています。

実施時間は10：00から22：00までで、各時間帯に4回の演出が行われます。具体的な時刻は以下の通りで、各回の演出は約2分間続きます。

1. 10:05／10:20／10:35／10:50（以降、11:05／11:20／11:35／11:50 … 22:00まで）
2. 1回あたりの演出時間：約2分間
3. 実施期間：2025年11月20日（木）～2025年12月25日（木）

上記スケジュールは会場運営により変更される場合があります。来場前には阪急三番街の公式サイトで最新情報の確認が推奨されます。

装飾監修者・あんどうえりこ氏の役割と表現技法

本年のツリー装飾はグラフィックアーティストのあんどうえりこ氏が監修しています。あんどう氏は2023年にボローニャ国際絵本原画展のファイナリストに選出された実績を持ち、豊かな物語性と独自の視覚表現で知られています。

作品制作においては、18～19世紀の古書を用いたコラージュ技法を取り入れ、ページの質感や古典的なモチーフを現代的な物語表現へと接続させる手法を用いています。今回の展示では装画・キービジュアル・空間装飾を中心に総合的なビジュアル監修を担当し、ツリー本体と周辺の演出が一体となった世界観を仕立てています。

氏名

あんどうえりこ（グラフィック）

出身／在住

仙台市出身／鎌倉市在住

学歴・所属

武蔵野美術大学卒業、TIS会員

受賞等

2023年 ボローニャ国際絵本原画展ファイナリスト

制作手法

18～19世紀の古書を用いたコラージュによる物語性のあるビジュアル制作。装画、キービジュアル、空間装飾を中心に活動。

本企画での担当

ツリー装飾監修、空間ビジュアルのディレクション、関連グラフィックの制作

開催概要・会場案内と注意事項

本展示は商業施設「阪急三番街」の北館地下2階に位置するUMEDA FOOD HALLにて開催されます。主催は阪急阪神ホールディングス株式会社で、発行元として同社名および所在地が明記されています。プレスリリースの発行は2025年12月1日 10時00分に行われました。

以下は開催の主要情報と連絡先、関連URLを含めた案内です。来場前に公式情報を確認することで、最新の運営状況や交通案内、混雑情報などを把握できます。

• イベント名：『SANTA’S WINTER HOLIDAY!!』（シリーズ第3弾）
• 開催期間：2025年11月20日（木）～2025年12月25日（木）
• 演出時間：10：00～22：00　毎時4回（各回約2分）
• 具体的な演出時刻：毎時5分・20分・35分・50分（例：10:05/10:20/10:35/10:50）
• 会場：阪急三番街 北館地下2階 UMEDA FOOD HALL（大阪梅田）
• 主催・発行元：阪急阪神ホールディングス株式会社
• 発行元所在地：大阪市北区芝田1-16-1
• 公式情報：イベント詳細ページ ／ 阪急三番街 公式サイト

注意事項として、イベント内容は予告なく変更となる場合があります。会場や日程、演出時間の詳細は阪急三番街公式サイトで事前にご確認ください。演出時は混雑が予想されるため、周囲の来場者の迷惑にならないよう配慮する必要があります。

見どころの解説と鑑賞時のポイント

本展示の見どころは大きく分けて三点あります。第一に、サンタたちの団らんを物語る細部表現です。テーブルに並ぶ料理や楽器、プレゼントの小物など、物語の文脈を補完する小道具が多数配置されています。第二に、あんどう氏による古書コラージュのテクスチャが、空間全体に古典的な暖かみを与えている点です。第三に、光と音楽が連動する短時間演出によって、観覧者が複数回訪れても異なる切り取り方で物語を体験できる設計です。

鑑賞時の具体的なポイントとしては、演出の切れ目で異なる情景が提示されるため、演出開始の直前にツリー周辺に居ると全体像を把握しやすくなります。また、あんどう氏のコラージュ作品は近距離での観賞でも細部の質感を楽しめるため、視線を落として隅々まで確認することを推奨します。

1. 演出時間の把握：毎時5分・20分・35分・50分の実施を目安に、余裕を持って来場する。
2. 視点の切り替え：全体の照明演出と近景の造形物、いずれも鑑賞価値があるため両方に注目する。
3. 作品解釈：サンタたちの動作や小道具からストーリーの前後関係を読み取る。

会場運営上の注意事項として、内容や演出時刻は予告なく変更されること、混雑時には観覧の制限や誘導が行われる可能性があることを繰り返してお伝えします。最新情報は公式サイトでご確認ください。

展示概要の整理表と締めのまとめ

以下の表は、本記事で記載した主な開催情報と要点をまとめたものです。各項目は公式発表に基づいて整理していますので、来場計画や報道時の参照にご活用ください。

本稿は阪急阪神ホールディングスの発表資料に基づき、『SANTA’S WINTER HOLIDAY!!』の内容を整理して解説しました。会期中は定期的に光と音楽の演出が行われ、あんどうえりこ氏のコラージュを含む装飾が会場全体の物語性を支えます。詳細や最新の運営情報は阪急三番街公式サイトをご確認ください。