9/30開催|食品物流&3PL総合展2026、初開催で出展募集スタート

食品物流総合展2026

開催期間:9月30日〜10月2日

食品物流総合展2026
開催はいつどこでやるの?
会期は2026年9月30日〜10月2日、会場は東京ビッグサイト。開催時間は各日10:00〜17:00(予定)で、FOOD STYLE JAPANなどと同時開催、公式サイトで最新情報を確認できます。
どんな企業や人が行くべきなの?
食品メーカー、卸・商社、小売・外食、3PLや倉庫事業者、物流機器・ITベンダー、自治体や支援機関など、物流改善や調達・導入検討をする担当者に最適です。

食品物流の現場が直面する課題と「2024年問題」の影響

株式会社イノベントが2025年12月1日付で発表したプレスリリースによれば、食の産業に20年以上関わってきた同社の知見を背景に、食品物流分野で深刻化する課題に対応するための専門展示会が立ち上がります。本稿ではその背景にある主要な課題と、なぜ専門展が必要とされているのかを整理します。

日本の食品流通を取り巻く状況は複合的で、単一の対応策では解決が難しいとされています。とりわけ「2024年問題」以降、輸送力不足が顕在化しており、2030年には物流能力が34%減少する可能性が指摘されるなど、供給側のキャパシティとコスト構造が大きく変動しています。

「物流2024年問題」深刻化で高まるニーズに応える!食品物流&食品物流&3PL総合展 2026、初開催&出展者募集をスタート 画像 2

深刻化している具体的な項目

下記はプレスリリースに挙げられた、食品物流が直面する主な課題です。これらは鮮度・衛生管理だけでなく、サプライチェーン全体の構造変化を促す要因となっています。

  • 物流コスト・燃料費の高騰
  • ドライバー不足に代表される人材不足
  • 冷蔵・冷凍・常温をつなぐ高度なコールドチェーンの維持
  • 賞味・消費期限の管理に関わる業務負荷
  • 年末や繁忙期のキャパシティ不足
  • カーボンニュートラルへの対応

これらの課題に対して、プレスリリースは「省人化やAI・DX、共同配送、省エネ設備、災害対策など、構造的なテクノロジー導入が避けられない」と指摘しています。食品という特性上、単なる効率化だけでなく品質・安全性の確保を両立させる施策が求められます。

「物流2024年問題」深刻化で高まるニーズに応える!食品物流&食品物流&3PL総合展 2026、初開催&出展者募集をスタート 画像 3

「食品物流&3PL総合展 2026」開催の目的と開催概要

本展示会は、食品物流に特化した初の専門展として設計されています。主催は「食品物流&3PL総合展 実行委員会」で、運営には20年以上にわたり食品関連展示会を手がけてきた株式会社イノベントの知見が活かされます。公式サイトはhttps://foodlogi.jpです。

開催の主な目的は、食品物流の課題解決に資するテクノロジーやサービスを一堂に集め、業界横断的な知見と商談の場を作ることです。冷凍・冷蔵・常温をつなぐ仕組みづくり、3PLの持続可能な発展、現場に即した運用負荷の軽減などを主要テーマとしています。

名称
食品物流&3PL総合展 2026
会期
2026年9月30日(水)・10月1日(木)・10月2日(金) 10:00〜17:00(予定)
会場
東京ビッグサイト
同時開催展
FOOD STYLE JAPAN 2026<東京>/ラーメン産業展 in Japan
主催
食品物流&3PL総合展 実行委員会
公式HP
https://foodlogi.jp

企画に込められた意義

イノベントはFOOD STYLE JAPANでの20年以上の蓄積により、食の現場が抱える「食品物流が食産業のボトルネックである」という認識を得ました。全エリア累計で全国3,500社以上が参加するFOOD STYLE JAPANの経験を起点に、物流領域に特化した場を設けることで、現場で即導入可能なソリューションの接続と商談創出を狙います。

この展示会では、単独の製品展示にとどまらず、現場課題と導入効果をつなぐ事例や、複数企業が関与する共同配送やDXプロジェクトのスキーム提示などが想定されています。

出展・来場で得られるメリットと対象者の詳細

本展は食品物流に課題を抱える関係者が一堂に会するため、特化したターゲット層へ直接アプローチできます。FOOD STYLE JAPAN来場者との相乗効果により、新規商談や販路開拓の機会が拡大する点が大きな利点です。

出展企業は3PL、倉庫、配送、IT・自動化、梱包資材などをワンストップで訴求できます。来場者は物流インフラやサービス、技術を比較検討できるため、調達や業務改善、導入計画の前提資料を得やすくなります。

出展対象(主な例)

  • 物流事業(食品物流の基幹インフラ)
  • 物流拠点の計画・誘致、倉庫建設
  • 冷凍・冷蔵・常温設備、コールドチェーン関連
  • 衛生・品質管理、温度管理
  • 物流機器・コンベア・ラック・搬送ロボット
  • 梱包・包装・容器・資材
  • IT・DX・WMS・TMS・自動化システム
  • 省エネ/環境・サステナブルソリューション
  • 産業車両・輸送機器、輸出入・国際物流 等

来場対象(主な例)

  • 食品商社・食品問屋・食品卸
  • 食品・飲料メーカー、加工業
  • 外食・中食・小売・ホテル・給食
  • 生産者・生産団体(農業・畜産・水産)
  • 物流・倉庫・3PL事業者
  • 食品輸出入・貿易事業者
  • 行政・自治体・支援機関 等

出展を検討する企業に向けた初開催特典として、2026年1月30日(金)までに申し込みを行った企業には初開催割引が適用されます。詳細資料や出展検討の相談は事務局へ連絡するよう案内されています。

申し込み・問い合わせ先とまとめ表

本展示会の主催窓口は「食品物流&3PL総合展 2026 実行委員会(株式会社イノベント内)」です。出展や詳細な資料請求、会場案内などの問い合わせは下記の連絡先で受け付けています。

E-mail
foodlogi-expo@innovent.co.jp
TEL
03-6812-9423(平日 10:00〜17:30)

以下の表に、本記事で取り上げた開催要点を整理しています。展示会参加の検討や関係者間での情報共有にご活用ください。

項目 内容
発表 株式会社イノベント(東京都港区)によるプレスリリース(発表日:2025年12月1日 11:00)
展示会名 食品物流&3PL総合展 2026
会期 2026年9月30日(水)〜10月2日(金) 10:00〜17:00(予定)
会場 東京ビッグサイト
同時開催 FOOD STYLE JAPAN 2026<東京>、ラーメン産業展 in Japan
主催 食品物流&3PL総合展 実行委員会
公式サイト https://foodlogi.jp
出展対象 物流事業、倉庫建設、冷凍・冷蔵設備、温度管理、IT・DX、搬送ロボット、梱包資材、輸送機器、国際物流 等
来場対象 食品商社・卸・メーカー、外食・小売、給食、農畜水産の生産者、物流・倉庫・3PL事業者、行政 等
初開催特典 2026年1月30日(金)までの申し込みで初開催割引適用
問い合わせ E-mail: foodlogi-expo@innovent.co.jp / TEL: 03-6812-9423(平日10:00〜17:30)

本展示会は、食品物流の現場課題を可視化し、技術・設備・サービスをつなぐ場として設計されています。出展や来場にあたっては、公式サイトおよび問い合わせ先を通じて詳細情報を確認のうえ、各社の課題解決と導入検討に役立てることが想定されます。

参考リンク: