保険簿と連携する『保険簿connect』が提供開始

保険募集人と加入者をつなぐ新たな仕組み「保険簿connect」が正式提供開始

株式会社IB（代表取締役CEO: 井藤 健太、本社: 東京都世田谷区）は、保険募集人と顧客の継続的なコミュニケーションを支援する新サービス「保険簿connect」の正式提供を、2025年12月1日 11時50分に開始しました。サービス開始にあわせ、専用のサービスサイトも公開されています（https://hokenbo-connect.com/）。

同社は既に保険管理アプリ「保険簿」を開発・運営しており、その知見をもとに中立的な立場で保険加入者と業界をつなぐことを目的に「保険簿connect」を開発しました。募集人が顧客に対してアプリ利用を促すことで、顧客との接点を一元化し、デジタル上で継続的に関係を構築することを目指した顧客フォロー支援ツールです。

提供開始の日時と公開情報

提供開始は2025年12月1日です。発表時刻は11時50分にプレスリリースが公開されました。サービスに関する詳細情報は同日公開されたサービスサイトおよび各種問い合わせフォームで確認できます。

公開された主なリンクは以下の通りです。資料請求や導入に関する問い合わせも各リンクから可能です。

• 保険簿connect サービスサイト: https://hokenbo-connect.com/
• 資料請求: https://hokenbo.com/form-document-request
• お問い合わせ: https://hokenbo.com/form-IB-return

何を実現するツールか — 特長と設計思想

「保険簿connect」は従来の業務管理システムとは異なり、顧客接点の構築とアフターフォロー支援に特化したSaaS型ツールです。保険募集人が加入者に「保険簿」アプリの利用を促すことで、顧客との接点をデジタルで一元化し、日常のフォローや情報提供を効率化することを目的としています。

開発の出発点は「募集人と顧客双方にとって、ほしいコミュニケーションが増え、ほしくないコミュニケーションは減る」状態の実現です。中立的な第三者の立場を活用し、顧客の利便性を損なわずに募集人のフォロー業務を支える仕組みを目指しています。

主な機能と動作のイメージ

基本機能としては、加入者向けの「保険簿」アプリと連携し、アプリ内での通知配信や開封率の高い媒体を用いた情報伝達を可能にします。これにより、顧客側の見落としを抑えつつ、募集人側は顧客ごとに適切なタイミングで必要情報を届けられます。

設計面では、募集人が顧客に寄り添う時間を最大化するため、日々のルーチンや情報提供を自動化・半自動化する機能に重点を置いています。結果として、募集人は高付加価値な対面業務や相談業務に集中できるようになります。

追加リリース予定の機能

将来的には、個人・法人、生命保険・損害保険をまたいだ顧客の契約情報や加入状況をわかりやすく可視化する機能を追加リリース予定です。これにより、複数契約を持つ顧客の全体像を把握しやすくなり、顧客一人ひとりに応じたきめ細かなフォローが可能になります。

可視化のイメージには、以下のような要素が含まれます。

契約横断ビュー

個人・法人や生保・損保を横断した契約の一覧表示と状態把握。

加入状況の時系列

加入・解約・保全などの履歴を時系列で確認できる表示。

優先度表示

フォロー優先度や通知の推奨タイミングを示す指標。

導入コストと利用対象、期待される運用フロー

「保険簿connect」は導入のハードルを低くする価格設定が特徴です。料金は月額 1,500円/人（税別）、初期費用は50,000円となっています。比較的導入しやすい価格で、従来の業務管理システムでは実現しにくかった顧客フォローをサポートします。

対象は保険募集人および保険代理店で、生命保険・損害保険の分野を横断して利用が想定されています。SaaSとして提供されるため運用開始後は定期的なアップデートや追加機能の導入で機能拡張が可能です。

想定される基本的な運用フロー

導入から運用までの概略フローは次の通りです。各段階で募集人と顧客双方の負担を最小化する設計が取られています。

1. 初期導入（初期費用 50,000円）: アカウント設定と利用開始準備。
2. 顧客へのアプリ利用促進: 募集人が「保険簿」アプリの利用を促し、顧客が保険証券等をアップロード。
3. 日常フォロー: アプリ内通知や配信機能で顧客に必要情報を届ける（月額 1,500円/人（税別））。
4. 機能拡張・可視化: 追加リリースで契約情報の横断可視化などを利用。

これらにより募集人はルーチンワークを自動化し、顧客対応の質を高められることが期待されます。

保険簿アプリの連携と株式会社IBの位置づけ

「保険簿connect」は、株式会社IBが提供する無料の保険管理アプリ「保険簿」と連携します。保険簿アプリは、自分や家族の保険・共済の保険証券をアップロードすることで一括管理・共有ができる仕組みです。

保険簿アプリの主な機能には、契約内容の即時確認、保険会社の連絡先表示、事故・病気・ケガ等の事象を選択するだけで該当しうる保険をピックアップできる点が含まれます。これにより保険金請求の可能性がある契約を簡単に見つけるサポートが行えます。

株式会社IBのビジョンとミッション

株式会社IBは「保険の請求もれをなくす」をビジョンに掲げ、ミッションとして「人が人らしく生きる時間を、創り、守る」を定めるインシュアテック企業です。保険簿アプリや今回の保険簿connectを通じて、保険加入者が保険の価値をもれなく享受できる社会の実現を目指しています。

同社は中立的な立場で保険加入者と保険業界の間に立ち、請求できる保険に気づく仕組みを提供することを重視しています。今回のサービスは、その取り組みの延長線上に位置づけられます。

問い合わせ・資料請求の案内

サービスの詳細や導入については、サービスサイト（https://hokenbo-connect.com/）で確認できます。資料請求は https://hokenbo.com/form-document-request、お問い合わせは https://hokenbo.com/form-IB-return を利用してください。

発表文には、導入に関する具体的な連絡手段や資料請求の窓口が明示されており、検討段階の募集人や代理店が容易に情報を入手できる構成になっています。

要点の整理（本文の内容を一覧化）

以下の表は、本記事で取り上げた重要情報を整理したものです。導入を検討する際の基本的な項目と参照先をまとめています。

上記は発表資料に基づく要点の整理です。導入や詳細確認を希望する場合は、サービスサイトや資料請求フォームを参照のうえ、株式会社IBへお問い合わせください。