12/7開幕|ネルソン・ホー個展が京都node hotelで開催
ベストカレンダー編集部
2025年12月1日 21:21
ネルソン・ホー個展 心の灯り
開催期間:12月7日〜1月11日
子どもの目を通して描くクリスマス──ネルソン・ホー個展「心の灯りが続きますように」
2025年12月7日(日)から2026年1月11日(日)まで、京都のnode hotel 1階ギャラリースペースにて、ネルソン・ホー(Nelson Hor)の関西初個展『心の灯りが続きますように』が開催されます。展示は“子どもの目から見たクリスマス”をテーマにした2024年発表作を中心に構成され、2026年の年明けには本展のために書き下ろされた新作を数点、展示替えで紹介する予定です。
ネルソン・ホーは多摩美術大学で日本画を学び、岩絵具や和紙、陶芸、写真、インスタレーションなど多様なマテリアルを往還する作家です。本展では、絵本を通じて育まれた幼少期の記憶や期待感を起点に、LGBTQやメンタルヘルスといった現代社会の課題に寄り添う作品群が展示されます。作家の声として、幼い頃に繰り返し読んだ絵本がもたらした“雪のワンダーランド”の想像や、家族と過ごしたクリスマス・イブの記憶が作品の根底にあることが明記されています。
作品の主題と表現手法
本展の主題は「子どもの目から見たクリスマス」であり、〈期待感〉や〈純粋な幸福感〉を視覚化する試みが行われます。ネルソンはマテリアルに対する細やかなまなざしを持ち、和紙に岩絵具で描かれた繊細な絵画や陶芸、写真、インスタレーションを用いて、個人的な記憶と普遍的な感情を繋ぎます。
作品内には、幼少期のクィアとしての経験、宗教との葛藤、記憶と癒やしのプロセスといった主題が反映されています。これらは、東アジアの絵画・工芸技法を取り込みながら、現代的な表現によって再構成されています。展示では視覚的な詩情と素材の質感が重なり合う構成が想定されます。
会期・会場の詳細と来場にあたっての注意点
展覧会の会期は2025年12月7日(日)から2026年1月11日(日)までで、開場時間は11:00から17:00です。会期中は無休での開催となります。会場はnode hotelの1階ギャラリースペースで、所在地は京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461です。
入場料は無料です。なお、展示作品はすべて購入可能となっており、購入を希望する場合は会場での手続きについて確認が必要です。展覧会内容や運営に関しては事前に変更される可能性があるため、来場前に公式サイトで最新情報を確認することが案内されています。問い合わせ先は contact@kaichixart.com です。
展覧会初日の催し
12月7日(日)には初日プログラムとして、16:00から19:00にレセプションを開催予定です。作家のネルソン・ホーも在廊予定とされており、来場者は作家と直接作品や制作背景について会話する機会が得られる見込みです。
当日の具体的な進行や入場方法については、会場側の判断で変更される場合があるため、来場前にnode hotelの公式サイト(https://nodehotel.com/)で最新の案内を確認することが推奨されています。
展覧会関連の物販・コラボレーションと展示の購入可否
本展の開催を記念して、node hotel限定の展覧会オリジナルグッズが販売されます。グッズは展示空間に合わせたデザインや企画が想定されており、展覧会の鑑賞体験を拡張する要素として提供されます。
また、ギャラリーに併設されたnode hotel restaurantでは、展覧会に合わせた期間限定ドリンクが提供されます。展示鑑賞と合わせて食飲メニューを楽しめるように設計されていますが、メニューの詳細や提供時間については会場での案内に従う必要があります。
作品販売に関する情報
出品される作品は全て販売対象です。購入希望者は会場での相談や問い合わせ先(contact@kaichixart.com)を通して手続きを行うことになります。価格や販売条件、配送や受け渡しの方法についても、展示側と直接のやり取りを行う必要があります。
展覧会のオリジナルグッズやドリンクの在庫、販売スケジュールについては会期中変動する可能性があるため、特定のアイテムを目的に来場する場合は事前確認が望まれます。
ネルソン・ホーの略歴とnode hotel・主催者情報
ネルソン・ホーは1998年、マレーシア・ベナンに生まれ、現在は東京を拠点に制作しています。制作の主なテーマは、幼少期から現在に至るクィアとしての経験、宗教との葛藤、記憶と癒やしのプロセスです。和紙に岩絵具で描かれる繊細な絵画、陶芸、インスタレーション、写真を通じて、個人的な物語と普遍的な感情を静かに繋ぎ合わせる表現が特徴です。
本展は、node hotel を運営する株式会社CANATAが主催し、企画は株式会社Hatchが担当しています。node hotelは2019年に京都四条烏丸エリアで開業した施設で、アートコレクターの住まいのようなコンセプトを掲げ、25室の客室に国内外の作家作品を展示しています。館内にはピエール=マリ・ブリッソン、ティファニー・ブエル、田中健太郎、森山大道、石場文子といった作家の作品が配されています。
- 主催
- 株式会社CANATA
- 企画
- 株式会社Hatch
- 運営施設
- node hotel(京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461)
- 問い合わせ
- contact@kaichixart.com
本展はTRIADが保有する施設の一部での開催となります。TRIAD(株式会社TRIAD)は本社を東京都港区南青山2丁目26−1に置き、代表取締役は倉持正之、資本金は1億円です。TRIADの事業は不動産投資・管理・開発・リノベーションなどを含みます。関連するアライアンスパートナーにはCOZUCHI(https://cozuchi.com/ja/)やCOMMOSUS(https://commosus.jp/)が挙げられ、プロジェクト例としてVisional City Design Competition(https://www.vcdc.jp/)が記載されています。
展覧会情報の整理
以下の表は、本記事で扱った展覧会の主要項目を整理したものです。会期・会場・主催・入場料など、来場や問い合わせに必要な基本情報をまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | ネルソン・ホー 個展「心の灯りが続きますように」 |
| 会期 | 2025年12月7日(日)〜2026年1月11日(日) |
| 開場時間 | 11:00〜17:00(会期中無休) |
| 会場 | node hotel 1階ギャラリースペース(京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461) |
| 入場料 | 無料 |
| 主催・企画 | 主催:株式会社CANATA/企画:株式会社Hatch |
| 初日イベント | 12月7日(日)16:00〜19:00 レセプション(作家在廊予定) |
| グッズ・コラボ | node hotel限定の展覧会オリジナルグッズ販売、期間限定ドリンクをnode hotel restaurantで提供 |
| 作品販売 | 出品作品はすべて購入可能 |
| 問い合わせ | contact@kaichixart.com |
| 関連URL | https://nodehotel.com/(最新情報は公式サイトで確認) |
本稿はプレスリリースの内容に基づき、展覧会の主題、会期・会場、関連イベント、主催者情報、作品の販売可否、オリジナルグッズと飲食コラボレーション、ならびに主催・運営に関する組織情報を整理してお伝えしました。展覧会内容や開催スケジュールは事情により変更される場合があるため、来場前には公式サイトでの最新情報の確認が求められます。
参考リンク: