市村正親が1月15日カムバック 『呪いの子』再登場
ベストカレンダー編集部
2025年12月1日 22:54
市村正親カムバック
開催日:1月15日
市村正親、ラストイヤーにカムバック——ダンブルドアと複数役で再登場
TBS赤坂ACTシアターで上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に、市村正親のカムバック出演が決定した。今回の出演は2026年1月から2月にかけてで、同氏はエイモス・ディゴリー、アルバス・ダンブルドア、セブルス・スネイプの三役を務める予定である。
市村は既に2025年7月17日から8月31日公演でも同役を演じており、今回のカムバック出演初日は2026年1月15日(木)12:15公演に設定されている。出演の期間は2026年1月15日から2月の予定とされており、詳細は公式サイトで確認するよう案内されている。
出戻り出演の詳細と市村のコメント
市村は過去の参加時について、初めての参加は大変な作業で不安があったと語っているが、観客に支えられて乗り切れたと振り返っている。今回のカムバックについては、ダンブルドアの哲学的な台詞が現代の観客に強く訴えかけると述べ、その役を再び演じられることを光栄に感じているとコメントしている。
市村の役柄は全体で6役に及ぶと公表されており、物語の中で駅のポーター、魔法学校の教師といった立ち位置から、主要人物の一人であるダンブルドアとスネイプまで演じ分ける構成になっている。共演者からは早く戻ってきてほしいとの声も上がっていると伝えられている。
作品の背景と舞台の見どころ
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリングがジョン・ティファニー、ジャック・ソーンとともに舞台用に書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズの8作目にあたる物語である。小説の最終巻から19年後を描き、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子アルバスの葛藤と冒険を中心に展開する。
2016年7月のロンドン初演以降、世界中で高い評価を受けており、多くの演劇賞を受賞している。国内では第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞および第48回菊田一夫演劇大賞を受賞している。また、日本での東京公演は2022年の開幕以降、総観客数130万人を突破し、通算1300回公演を達成している。
舞台美術・音楽・演出の特徴
本作の魅力は、一流スタッフによる技術と知恵を結集した舞台装置、衣裳、音楽、演出にある。物語を単に語るだけでなく、観客が「体感」できる演出が随所に施されており、原作ファンのみならず初めての観客にもアプローチする構成となっている。
舞台上では次々と繰り出される魔法描写が見どころとなっており、舞台美術と照明の組合せでハリー・ポッターの世界観を現実空間に立ち上げることが意図されている。音楽も独創的で、物語の緊張感や高揚感を支える重要な要素として位置づけられている。
公演スケジュール、チケット情報、問い合わせ
上演期間は現在上演中で、ロングランとして2026年12月27日(日)までの公演が予定されている。会場はTBS赤坂ACTシアターで、上演時間は3時間40分(休憩あり)と明記されている。主催はTBS、ホリプロ、ATG Entertainmentで、特別協賛は東海東京フィナンシャル・グループとなっている。
チケットは2026年4月公演分まで好評販売中と案内されており、購入には会員登録(無料)が必要な場合がある。取扱い窓口は下記の通りで、ほかにも各プレイガイドで取り扱いがある。
販売窓口・問い合わせ詳細
- TBSチケット: https://tickets.tbs.co.jp/harrypotteronstage/
- ホリプロステージ: https://horipro-stage.jp/stage/harrypotter/
チケットに関する問い合わせはホリプロチケットセンターで受け付けており、電話番号は03-3490-4949。受付時間は平日午前11時から午後6時までで、定休日は土・日・祝となっている。
公演の公式サイトでも出演時期や追加情報が順次更新されるため、最新情報は公式サイトの確認が必要である。公式サイトは https://www.harrypotter-stage.jp にて運用されている。
出演キャスト、スタッフ、あらすじと公演データ
本章ではキャストとスタッフの詳細、あらすじを整理して提示する。主要キャストには複数の当たり役が並び、シフト制での上演が行われる構成になっている。
あらすじは、ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後を舞台にしている。暗闇を思わせる不穏な事件が続き、魔法省職員となったハリーは三児の父親となっている。次男アルバスはホグワーツ入学を控え、英雄の息子としての宿命に反抗的な態度を見せる。ホグワーツ特急の車内で、アルバスはドラコ・マルフォイの息子スコーピウスと出会い、その出会いが物語の大きな転機となる。
主要出演キャスト(2026年4月公演まで)
下記は公表されている出演キャストの一覧である。各役は複数の俳優による交代制となっており、出演時期の詳細は公式サイトを参照する必要がある。
- ハリー・ポッター:平岡祐太/大貫勇輔/吉沢 悠
- ハーマイオニー・グレンジャー:酒井美紀/松井玲奈/奥村佳恵
- ロン・ウィーズリー:ひょっこりはん/上山竜治/関町知弘
- ドラコ・マルフォイ:内田朝陽/姜 暢雄/渡辺邦斗
- ジニー・ポッター:白羽ゆり/安藤 聖/吉井 怜
- アルバス・ポッター:福山康平/佐藤知恩/原嶋元久
- スコーピウス・マルフォイ:浅見和哉/久保和支/大久保 樹
- 嘆きのマートル:出口稚子
- ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:倉澤雅美
- デルフィー:乃村美絵/高山璃子/野邑光希
- 組分け帽子:尾尻征大
- エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ:市村正親/間宮啓行
- マクゴナガル校長:岡 まゆみ/白木美貴子
加えて、多数の俳優が出演するアンサンブルと共演者として以下の名前があげられている。舞台の厚みを支える顔ぶれが揃っている。
- 秋山和慶/浅野郁哉/チョウヨンホ/古沢朋恵/半澤友美/隼海 惺/肥田野好美/久道成光/星 郁也
- 石原健太郎/加茂享士/肥塚綾子/小結湊仁/黒田 陸/馬屋原涼子/森田万貴/小川 希/岡 直樹
- 織詠/大竹 尚/坂入美早/篠原正志/鈴木翔吾/田口 遼/髙橋英希/手打隆盛/上野聖太
- 薬丸夏子/横山千穂
また、ルード・バグマンの声として吉田鋼太郎がクレジットされている。スタッフには海外の制作パートナーとしてJohn Gore Organizationの関与があり、制作協力としてTOHOへの感謝が記されている。
公演データと制作体制
公演タイトルは『ハリー・ポッターと呪いの子』。会場はTBS赤坂ACTシアター、上演時間は3時間40分(休憩あり)。主催はTBS、ホリプロ、ATG Entertainment、特別協賛は東海東京フィナンシャル・グループとなっている。公演は上演中から2026年12月27日までのスケジュールが案内されている。
制作にあたっては、原作の世界観を舞台で体感させることを主題に、舞台美術、衣裳、音楽、演出の各分野で高い技術が投入されている。国内外の制作関係者と共同で運営されており、東京公演の累計観客数130万人、通算1300回公演の達成といった実績が示されている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 |
| 市村正親の役 | エイモス・ディゴリー/アルバス・ダンブルドア/セブルス・スネイプ(計6役のうちの3役) |
| カムバック出演期間 | 2026年1月15日(初日 12:15公演)〜2026年2月予定 |
| 過去の出演 | 2025年7月17日〜8月31日公演に出演済み |
| 会場 | TBS赤坂ACTシアター |
| 上演期間 | 上演中〜2026年12月27日(日) |
| 上演時間 | 3時間40分(休憩あり) |
| チケット販売 | 2026年4月公演分まで販売中。TBSチケット、ホリプロステージほか各プレイガイド |
| 問い合わせ | ホリプロチケットセンター 03-3490-4949(平日11:00〜18:00/土日祝休) |
| 公式サイト | https://www.harrypotter-stage.jp |
| 主催 | TBS、ホリプロ、ATG Entertainment |
| 特別協賛 | 東海東京フィナンシャル・グループ |
| 国内での実績 | 第30回読売演劇大賞選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞、東京公演総観客数130万人、通算1300回公演達成 |
以上が今回発表された舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に関する主要な情報の要約である。出演キャストや公演スケジュールは交代制や追加発表があるため、チケット購入や観劇の際は公式サイトや各プレイガイドの最新情報を確認することが推奨される。