MUGENFACTORYが最多6作品ノミネート タテ読みマンガ注目
ベストカレンダー編集部
2025年12月2日 10:56
最多6作品ノミネート
開催期間:12月1日〜12月22日
MUGENFACTORYが獲得した“国内制作スタジオ最多”のノミネート数──その意義と背景
株式会社MUGENUP(代表取締役:伊藤勝悟、本社:東京都新宿区)が運営する縦スクロールコミック制作スタジオMUGENFACTORYが、コミックナタリー主催の「タテ読みマンガアワード 2025」において、国内制作スタジオとして最多となる6作品のノミネートを獲得したことが発表されました。発表日時は2025年12月1日 18時10分です。
縦スクロール(タテ読み)マンガ、いわゆるwebtoon形式の作品制作に特化したスタジオが、同年のアワードで複数作品を同時にノミネートされたことは、スタジオの制作体制やクリエイターリソースの充実度を示す指標のひとつといえます。MUGENFACTORYは登録クリエイター約5万名、月間60話の制作体制を構築しており、今回のノミネートはその制作力と企画提案力が評価された形です。
ノミネートされた6作品の一覧と各作品の見どころ
MUGENFACTORYが関与したノミネート作品は以下の6作品です。それぞれの作品について、クレジット情報とあらすじをすべて掲載します。各作品は「詳細ページ」表記があるものの、本稿ではプレスリリースに記載された説明文を省略なく掲載します。
以下に示す6作品はいずれもMUGENFACTORYが制作に携わっている、ジャンルやテーマの幅が広いラインナップです。恋愛、タイムリープ、ファンタジー、復讐劇など物語性の高い作品が揃っています。
愛妻弁当は不倫に含まれますか?(MUGEN FACTORY / 猫野ゆきち / 白水汰一 / 堀越有紗)
クレジット:©MUGEN FACTORY/MUGENUP/weavin
あらすじ:友人の誘いで渋々参加した飲み会で現在の夫・数馬と出会い、20歳で結婚した主人公。――10年後、毎日愛妻弁当を作る生活の中で、SNSに映る友人たちの華やかな生活を見比べてしまい、ふとした日常にため息をつく。愛情をこめたメモを弁当に添える日々の中で、帰宅した夫の弁当箱の裏に別人の文字で書かれた付箋を発見する。夫の文字と明らかに異なるその文字は、平穏な日常を揺るがし、夫婦の信頼や主人公・鈴音の生き方に深く切り込んでいく。
運命の相手は上司だった(MUGEN FACTORY)
クレジット:©MUGEN FACTORY/MUGENUP/weavin
あらすじ:30歳手前でパワハラ職場を辞め、恋人にも裏切られた沙知は、残った有給休暇を利用して南国へ一人旅にでる。英語が苦手な沙知を助けた宮野と旅先でワンナイト・ラブを経験する。帰国後、転職先で思いがけず宮野と再会してしまうという展開が描かれる。偶然から始まる再会がどのように二人の関係に影響を与えていくのかが見どころである。
これは二度目で最後の初恋(佐倉華月 / sushima / MUGEN FACTORY)
クレジット:©MUGEN FACTORY/MUGENUP/weavin
あらすじ:周囲に流されがちで「うなずきちゃん」と呼ばれるほど流される性格のヒロイン、天宮琴音(32歳)。琴音は3年間付き合っていた彼氏と高校からの親友・佐々木愛梨(32歳)の浮気現場を目撃する。親友の裏切りと自分に降りかかった不幸が愛梨の仕業だったと知った琴音は絶望に打ちひしがれる。そこへ不意に車に轢かれて15年前の高校2年生、初恋の成瀬湊(17歳)の時代にタイムリープしてしまう。二度目の人生で琴音がどう初恋と向き合うかが主題となる。
再生魔法が効きすぎた! 人生やり直したら、王様になった元部下に溺愛されています(クレイン / MUGEN FACTORY)
クレジット:©Crane・MUGEN FACTORY/LINE Digital Frontier
あらすじ:産褥で母を失い13歳で伯爵家を飛び出した伯爵令嬢パトリシアは国軍に入隊し、実力主義の環境で成長する。年下の第三王子テオヴァルドが部下として配属され、上司として彼を鍛えるうちに信頼関係を築く。ある戦闘でパトリシアはテオヴァルドをかばって命を落とすが、目覚めると身体は子供の姿に戻っており、別人として新たな人生が始まる。元家族からの溺愛や、成長した部下が最恐の王となって執着するなど、二度目の人生で巻き起こる人間関係の変化が描かれる。
妻を引退します(赤石真菜 / MUGEN FACTORY / HykeComic)
クレジット:©HykeComic / AMUSE CREATIVE STUDIO
あらすじ:かつて天才子役として活躍した鮎川穂奈未(30)は現在は引退して1児の母として暮らしている。夫の勧めで娘を子役デビューさせるが、撮影中に娘がトラブルに遭う。その事故が夫の不倫や子役時代の因縁によって引き起こされたことを知った穂奈未は、スター女優へと返り咲くことを決意し、やがて芸能界全体を巻き込む復讐劇へと発展していくという物語である。
魔力9999万 全属性使いの大賢者(鏑木カヅキ / MUGEN FACTORY)
クレジット:©HykeComic / Straight Edge inc.
あらすじ:世界を救った最強の大賢者・一神湊は、過去に自殺を図った草薙皆人の身体に転生していた。50年後の日本で目覚めると、魔術が弱体化した平和な世界が広がっている。学生として学園に復帰した湊は、低レベルの魔術を誇る魔術貴族たちに出会い、自身の力を示す。さらに、かつて収まっていたはずの魔物の出現現象《災禍》の前兆が見られ、再び世界を救うために行動することになる。平凡な学生の中身が大賢者であるという設定を基に、新たなヒーロー譚が展開する。
タテ読みマンガアワードの運営概要とスケジュール、MUGENFACTORYおよびMUGENUPの組織情報
タテ読みマンガアワードはコミックナタリー主催の、縦スクロールのマンガを対象としたユーザー参加型のマンガ賞です。2025年度は「国内作品部門」と「海外作品部門」の2部門で実施されます。まずはユーザーからの推奨を受け付け、推薦数の多かった上位作品がノミネートとして選定されます。
スケジュールは以下のとおりです。ノミネート作品の発表と本投票は2025年12月1日(月)12:00から12月22日(月)12:00まで行われ、最終結果の発表は2026年2月に予定されています。特設サイトのURLは https://tateyomi-award.natalie.mu です。
投票と結果発表スケジュール
ノミネート作品発表&本投票実施:2025年12月1日(月)12:00〜12月22日(月)12:00
結果発表:2026年2月予定
MUGENFACTORYおよびMUGENUPの概要
MUGENFACTORYは株式会社MUGENUPが運営するwebtoonスタジオです。登録クリエイターは約5万名にのぼり、経験豊富なアートディレクター組織と合わせて、国内最大規模のwebtoonスタジオとして機能しています。
制作体制は月間60話の制作が可能な効率化されたフローを確立しており、オリジナル作品の制作やコンテンツ保有企業との協業、国内外での配信に向けた取り組みを進めています。MUGENFACTORYの公式URLは https://mugenfactory.jp/、X(旧Twitter)は https://twitter.com/mugenfactory です。
MUGENUPについての補足
株式会社MUGENUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:伊藤勝悟)は、世界中のクリエイターをシステムでつなぎ、2Dイラストや3DCG、映像など多岐にわたるクリエイティブを制作する企業です。制作管理ツール「Save Point」の開発・提供や、次代のクリエイター育成・オリジナルコンテンツの企画・製作にも取り組んでいます。公式サイトは https://mugenup.com/ です。
プレスリリース内で使用されている画像ファイルはダウンロード可能で、ビジネスカテゴリは「漫画・アニメ」「雑誌・本・出版物」、キーワードには「MUGENUP」「MUGEN FACTORY」「縦読み」「Webtoon」「漫画」が挙げられています。
今回のノミネート内容を整理する表とまとめ
ここまでに記載したノミネート作品の主要情報、クレジット、発表日と投票期間、MUGENFACTORYおよびMUGENUPの代表的なスペックを表にまとめます。表の後に要点を短く整理して締めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2025年12月1日 18時10分(プレスリリース発表) |
| ノミネート数(MUGENFACTORY) | 6作品(国内制作スタジオとして最多) |
| ノミネート作品(タイトル / クレジット) |
|
| タテ読みマンガアワード(運営・形式) | コミックナタリー主催、ユーザー推奨→ノミネート→ユーザー投票で各部門のランキングを決定(国内作品部門・海外作品部門) |
| 投票期間 | 2025年12月1日 12:00〜2025年12月22日 12:00 |
| 結果発表 | 2026年2月(予定) |
| MUGENFACTORY(制作スタジオ) | 運営:株式会社MUGENUP、登録クリエイター約5万名、月間制作能力60話、URL:https://mugenfactory.jp/、X:https://twitter.com/mugenfactory |
| MUGENUP(企業) | 本社:東京都新宿区、代表取締役:伊藤勝悟、事業:2D/3DCG/映像制作、制作管理ツール「Save Point」など、公式:https://mugenup.com/ |
今回の発表は、MUGENFACTORYが多様なジャンルで高い制作力を発揮していることを示すものであり、タテ読み形式の作品群がユーザーや業界の注目を集めている一例といえます。ノミネート作品は各々異なる読者層に向けた物語を備えており、投票期間中に多くの関心を集めることが期待されます。
なお、ノミネート作品の詳細や投票手続き、最終結果についてはタテ読みマンガアワードの特設サイト(https://tateyomi-award.natalie.mu)で確認できます。また、MUGENFACTORYおよびMUGENUPの公式情報は上記の各公式サイトで公開されています。